藍青

〜晴れ時々日記〜 SHOがつづる短歌、旅行などなどの日記です。
香川県に住んでいるバイク好きです。愛車ヤマハYZF-R6の話も、書いていきます。
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ダンディズムについて
先の記事の続きである。

私が格好いいと思う人は、他人に評価されない自分自身の価値基準を持って
いる人、そしてその前提として自分の弱さに目を背けない人である。自分の
弱さに背を向けたまま自分の価値基準だけ持っている人をオタクというのだ。

オレはこんなにすごいんだぞ、ハンパじゃないんだぞ、なめんなよ。バイク
雑誌の読者ミーティングなどを読んでいると、そんな声が至るところから
聞こえてくる。見ていて切ない。本人は格好つけて言っているのだろうけれど
全然格好良くない。他人の評価に左右されない自分の価値基準を持って
いる人は、格好つける必要がない。そういう人こそ見ていて格好いい。

それでも自分の中にある弱さやおびえから逃れることはできない。自分の
弱さは究極的には自分で解決するしかない。自分の弱さに背を向けて表面的に
人とつるんでも、なめんなよ、と突っ張っても自分の中にあるおびえから
逃げることはできない。自分の中の不安は、自分の心と向き合うことに
よってしか究極的には解決できない。そういう人なりたいと思うのだ。

ひとりの素晴らしさを、どうして誰も言わないのだろう。私は孤独が好きな
わけではない。寂しさはとても辛くて、時として自分を破壊しそうになる。
でも私は自分の心を自分で支えられる人になりたい。自分と向き合わないと
究極的には自分の心を支えられるようにはならない。孤独は苦痛である。
でも、私は孤独と向き合うことによってしか得られない何かが欲しい。
それを得た人こそが本当に格好いい人だと私は思う。

人との出会いの数が旅の素晴らしさだなんて誰が言い出したのだろう。
バイク雑誌を読んでも旅行番組を見ても、旅は人との出会いばっかりだ。
あるいはインスタントに出会う自分ばっかり。どれだけ深く自分の内面を
見つめるかが旅の価値ではないのか。そのためには時として他人の存在を
排除することが必要だ。景色に深く向き合い、心の底から深く揺り動かさ
れることによって得られる慰安は、ひとりで行動する時に最大になる。
私がJR全線完乗を目指していた時、他人と乗った路線については路線の
印象が薄くなることが多かった。一緒に行動しても路線の印象が薄く
ならない人もまれにいて、そういう人こそが私の同行者にふさわしい。

バイクの定員は1人かせいぜい2人だ。バイクは、窓の開く鈍行列車の
良さと経済性と、道路さえあればどこでも行ける機動性の良さを兼ね備えた、
優れた“旅の道具”である。何よりも、バイクの旅は孤独なのが良い。
雨や疲労で泣きたくなる時もあるし、私は決して運転が好きなわけじゃない
けれど、バイクのスロットルを開けて交通量の少ない道を走るひとときは
実に心休まるのである。新緑に目を奪われ、標高とともに刻々変わる空気の
匂いや温度に気づき、季節を肌で感じることができる。バイクに乗っていて
得られるものは、窓の開く鈍行列車で得られるそれと同質のものだ。
| SHO | バイク日本一周 | 15:22 | comments(0) | - |
山際淳司『山男たちの死に方』
久しぶりに山際淳司の『山男たちの死に方』を読んでいる。高専時代に
重大な影響を受けた本で、山男たちの生と死を巡るドキュメントである。

日本一周、世界一周と続く人生の中で、いったい何が欲しいんだろう。
今の人生はとても自由だ。目的を持って、それに向かって邁進することは
本当に楽しい。人生を賭けて何かに挑戦することは真に価値のあること
だと思う。日本一周して何が得られる?思い出と満足感だけだろう。それでも
人生を賭けてやろうと思うのは、人生を賭けて何かに挑戦することでしか
得られない独特の感覚が欲しいからだ。そういう感覚が30年の私の人生を
突き動かして生きてきたのだ。

日本一周はごく個人的な挑戦であり、冒険である。今さら日本一周したから
と言って何の地位も名誉もないだろう。しかし、日本一周とは少なくとも
私自身にとっては何十年かの人生を全力で生きた証であり、心の中で生涯
輝き続ける勲章になるだろう。だから常に新しい挑戦を続けることが生涯
必要なのだ。たとえ旅のフィールドでなくても。

私が感じている「飢え」は、きっとたくさんの人が感じているものだと思う。
その飢えをどのフィールドに持って行けば満たされるのか、その違いだけ
だと思う。旅とは私にとっては自己表現の一手段であり、画家がキャンパスに
絵を描くように私は旅するのである。見知らぬ世界と出会うために。

バイク雑誌や歌集を読んでいて、享楽的な、あるいはオタク的なものが
多く見られることは残念である。そういうものを認め、評価する人が多い
ということだと思うけれど、私は読んで満たされないのだ。それらは精神の
ボンボンやエクレアであって、精神の食事にはならないのだ。

自由とは、何ごとかに向かって邁進しようとするその時間のなかにある

と言ったのはアメリカの社会学者、エーリッヒ・フロムだけど、その言葉に
私は真実味を感じる。今、毎日本当に自由を感じているからだ。

二輪の免許を取ったら、次は何に挑戦しよう。それはとても大事だ。何かに
向かって常に挑戦し続けなければ。挑戦し続けることが何より大事なのだ。
今、短期的に最大の課題は、次の挑戦目標をどうするか、ということだ。

それにしても、なぜバイク雑誌はコミュニケーションばっかり求めるの
だろう。私にはそれが不満でならない。バイクも旅も、本質的には孤独な
ものなのに。私も決して孤独に強い方ではないけれど、何かを求めての旅が
人目につくところに発表されず、ただ享楽的な旅や、真面目を装って内実は
ただはしゃぎ回っている旅ばかりが紹介されていることに違和感を感じる。

日本一周のような冒険は本物の危険もあるけれど、本物の危険があるか
どうかは大きな問題ではない。自分にとって冒険かどうかが問題なのだ。
私も私なりの細さのタイトロープを渡っているのだ。
| SHO | バイク日本一周 | 04:52 | comments(0) | - |
ワールドカップに思う
ワールドカップについて今まで一言も書かなかったのは、興味がないので
仕事中だったクロアチア戦以外見ていない、ってこともあるけれど、日本
国内の盛り上がり方が嫌いだったからでもある。

キリンの淡麗生のコマーシャルで、「日本代表、勝てますかねぇ」という
問いかけに「勝つに決まってんでしょう!」とサポーターの格好をした
サッカー評論家が答えるものがあったけれど、彼は日本代表を応援したい
んじゃなくて、サッカーをネタにただ騒ぎたいだけじゃないのか。私には
終戦直前でも「大日本帝国は勝つに決まってんでしょう!」と叫んでいた
人と同じ愚かしさを感じる。勝負事はやるまで分からないのに、と思うと
マスコミと同じノリで応援する気にはなれなかった。

来週、まとめて休みを取ることにした。第二段階は1日3時間の教習を受け
られるので、3連休で一気に教習を終了させる。できれば一気に卒検まで。
まさか6月中に免許を取るとは思わなかったけれど、最近、時間が加速して
いるというか、予想よりもはるかに早く夢が実現しつつあることに驚きを
禁じ得ない。免許を取ったら、7月からまた別の資格に挑戦しようかな。
| SHO | 雑談 | 03:26 | comments(0) | - |
難題発生
職場の上司というか先輩が、本業が忙しくなるので今週末で辞めることに
なった。当分はひとりで仕事をすることになるし、新しい人が入っても
私が指導役になるので当分は今までのように休めない。あと最低4日は
通わないと教習が終らない。困った…!

困っていたら助け船を出してくれて、来週はまだ残ってやるから教習を
どんどん入れてしまえ、と言ってくれた。でもお金がない!教習代とバイク
用品で今月はただでさえ大赤字なのだ。でも、月末の給料日までの生活が
ものすごく苦しくなるけれど、こうなったら交通費を捻出してあと一週間を
乗り切るしかない!早く免許が欲しければ、いや早く免許を取らないと
とんでもないことになりそうだ。こうなったらやるしかないのである。
| SHO | バイク日本一周 | 02:20 | comments(0) | - |
第二段階突入
6月7日から始まった二輪教習も、昨日の2時間目から第二段階に突入した。
最短時間で第一段階を突破したものの、昨日は仕事明けに仮眠したら寝坊して
自走で前橋まで向かわざるを得なくなり、草津から前橋まで1時間50分で
走破してギリギリで教習に間に合った。完全に車と同じペース。一般道なら
車とほとんど変わらない走行性能のCRMだからだけど、雨が降ったら断念
するところだった。危ない橋は2度渡ると危ないから、今後は気をつけよう。

それにしても昨日は目覚ましをかけていたのに、止めてまた寝てしまった。
最近は残業が多くて昨日も朝まで12時間も働いていたので、バイク運転前に
仮眠を取ってから出発する、という判断は合っていたはずなのだが…。
何もなくて良かったけど、事故っていたら何を言ってもダメな状況だった。
それに昨日の1時間目はおまけでみきわめに合格させてもらったもので、
ミス連発で正直こりゃダメだと思っていたのだ。

ともあれ、これで最速なら7月中旬にも第二段階のみきわめ突破が見えて
きた。夏休みシーズン前に卒検に合格すれば、もうこっちのものである。

昨日の1時間目は総復習で、2時間目は一本橋とスラローム。最初は7秒
ギリギリで通過していた一本橋も今は8秒6。スラロームは比較的得意。
S字、8の字とも、私はリアブレーキをもっと使うように言われた。実は
リアブレーキのペダル位置が全然合っていなくて、教習で使うCB400の
ブレーキはとても踏みにくい。足先をCRMよりかなり意識的に踏み込まないと、
ブレーキがかかってくれないのだ。シフトペダルとブレーキペダルの調整は、
CRMからアネーロに乗り換える時にも要注意である。

教習が終わってから、郵便局でお金を下ろして散髪してから帰ろうとして
前橋駅北口の交番で前橋中央郵便局の場所を尋ねたら、よく調べもしないで
全然違う県庁方面に案内された!あのバカ警察官!県庁で改めて場所を
訊いて向かったものの、中央前橋駅の先で道に迷い、最後は中央前橋駅で
尋ねてやっと分かった。どうしてあんな不便なところに中央郵便局がある
んだろう…。前橋駅から10分くらいで行けるのに40分もかかった。結局は
散髪にも行けず…。レッドバロンにも行くつもりだったのに行けなかった。

先週、帰省して父と話をした時に「バイクの免許は取らないの?」と
訊かれたので「いや、実は…」と現在教習中であることを話したら母から
即刻「バイクの免許を取るのを止めるように。車に乗りなさい」と手紙が
来た。もう30歳になる息子に「バイクの免許を取るのを止めろ」なんて、
何をバカなことを言っているのか。過干渉にもホドがあるので当然無視。
当分は、もう実家にも帰らないし帰れまい。親子喧嘩するために実家に
帰るなんてまっぴらである。

それにしても30歳になってバイクの免許に反対されるとは…。高校生じゃ
ないんだから、って思うけど、反対されるってよりも嫉妬されてる感が強い。
母親の嫉妬が子供達の人生をどれだけ狂わせ、子供が思いきり自分の人生を
歩むことを妨害してきたことか。元々母は行動的な性格で、早くに父と
結婚したことで青春時代の夢を実現できなかったのだろう、ってことは感じる。
でも、だからと言って子供に嫉妬しても仕方ないじゃないか。

私の事故歴とその原因を見る限り、私には車よりもバイクの方が合って
いると思う。空間の把握能力に劣る私の場合、道路上における車体の占有
面積が少ない方が事故を起こしにくいから。車での事故は全て15km/h
以下で起こしている、という事実が証明するのは、自慢にならないが私は
空間の把握能力に劣ると言うことだ。

それと、原付と中型二輪を比較しても中型の方が長距離を乗るならはるかに
合理的であり、疲れにくいはず。疲れにくいとは事故を起こしにくいと
いうことだ。雨の夜、原付で往復200km近い道を走る方が、中型で同じことを
するよりはるかに危険なことは容易に想像がつくだろう。四輪よりも二輪の
方が私には合っていると思うし、二輪に乗るなら四輪のおまけでなく二輪の
免許を取って、二輪車の扱い方について教習を受けるべきだと考えたのだ。
| SHO | バイク日本一周 | 13:31 | comments(4) | - |
二輪教習中
二輪教習も8時間が過ぎたので、ここで振り返ってみたい。

教習は1日2時間ずつ。初日はスタンドのかけ方、外し方、乗車前の点検から
始まってバイクの押し方と乗車の仕方、そして私は既にマニュアル車に
乗っているのでそのままコースへ。普通ならリターン式変速機の使い方を
習うのだが、私は知ってるので省略。倒れたバイクの起こし方は、クランクや
スラロームで倒した時に実地で習った。1時間目で運転操作を習ってコースを
走り、2時間目は左折までで初日は終了。

2日目は1時間目は基本コースを習ってから右折。右左折は2速で停まらずに

曲がる方法と停車して1速から半クラッチを使う方法の2種類。原付時代は
2台とも2サイクルエンジン車に乗ってきた私にとってHONDA CB400は
初の4スト車で、シフトアップのタイミングが全く違うので戸惑っている。
特に現在のCRM50は高回転まで引っ張ってからシフトアップするので今も
まだシフトアップが遅いと言われてしまう。2スト車と4スト車では運転
感覚は全く別物のようだ。4スト車のシフトアップは自動車のそれに近い。

2日目の2時間目は一本橋までで終了。3日目は1時間目はクランクとS字で
2時間目はシュミレータで雨天、鉄板、未舗装路、飛び出しでの急制動を
体験。特筆すべきは飛び出しで、普通なら空走時間が0.9秒から1秒かかる
ところが私は0.59秒。同じシチュエーションで交通事故を起こしたことで
反応時間が速くなっているのだろう。

4日目の1時間目でスラロームと8の字を習う。これは比較的得意。さすが
草津周辺で乗っているだけのことはある。苦手の一本橋とクランクも少し
ずつこなせるようになってきた。2時間目はAT車教習で、クランクで
パイロンをひっかけた以外は楽勝。skywaveは運転しやすいと感じた。

現在はここまで。次の時間で第1段階のみきわめになるかもしれないという。
ここまでは最速で通過した。できれば7月中に免許を取りたい。頑張るぞ!

もしかすると、日本一周に出る前に大型二輪まで取るかもしれない。別に
大型車で日本一周するわけじゃないけれど、取りたいな、と思い始めている。
| SHO | バイク日本一周 | 10:28 | comments(0) | - |
星島洋二『青春夢航海』
父が還暦を迎えるので帰省した。

そのついでに、星島洋二の『青春夢航海』を持って帰った。今救黎教子の
ヨット世界一周のドキュメントで、これで高専時代の私に決定的な影響を
与えた3冊の本が全て草津に揃った。他の2冊は賀曾利隆『50ccバイク
日本一周2万キロ』と山際淳司の『山男たちの死に方』である。

『青春夢航海』を読んでいるうちに、高専時代の熱い思いがふつふつと
蘇ってきた。バイク日本一周は、今や手に届くところにある。あの頃は
まだ自転車で高専のあった山口から実家のあった東京まで帰ることを夢見て
いたんだっけ。10年あまりかけて、私のマシンは確実に進化した。

今回の帰省を利用して、バイク用品をいくつか買った。上野にある光輪
という店で、レインウェアとレイングローブと、そしてバイク用ブーツを
買った。これでニープロテクターを買えば一通りのバイク用ウェアが揃う。
レインウェアのおまけでヒップバックもついてきて、嬉しい。電車で草津に
帰る格好は上から下までバイクウェアで、とても鉄道ファンには見えない。

先週から自動車学校での教習が始まった。既に8時間が経過していて、
早ければ来週にも第1段階のみきわめを迎える。二輪免許を7月中には
取ってしまいたい。
| SHO | バイク日本一周 | 20:50 | comments(0) | - |
夢を30個挙げたら
先日の記事で書いた夢の話の続きである。

先日挙げた夢の中身が旅行で行きたい場所と旅先でしたいことばっかりで、
どんな仕事をしたいのかが全く入ってないことが気になっていた。

ネガティブな話をすると、自転車日本一周の時に見たたくさんの旅人に
私はすごく違和感を持っていた。バイクは好きだけどバイクオタクは好き
じゃない、あるいは鉄道は好きだけど鉄道オタクは好きじゃない。そして
旅することは好きだけど私は四六時中旅ばっかりしている人種も好きでは
ない。バックパッカーと称して(私自身もそのひとりですが)人生を夢も
目的もなくフラフラ漂流する人を見るとどうかと思うし、実際、私だって
一歩間違えればそうなる可能性がある。

ところが、山根一眞の『「ギャル」の構造』を読んでうなってしまった。
私自身が、1991年刊行のこの本に書かれている「ギャル」そのものの
行動原理で生きているのだ。「ギャルの労働意識」ではこう書かれている。

人生の三分の二を会社へ売り渡すような生き方を嫌い、自分や家庭中心の
生き方を選ぶギャルにとって、仕事は人生をよりよくするための「手段」
に過ぎない。要は、効率よく金が稼げるのであれば、仕事の内容は問わない
のである。

この本を読んで気づいたことだけど、私の人生を無意識に貫く行動原理は
「人生の第一義は旅であって、それを妨害するものは、たとえいかなる
ものであろうと排除する」

なのだ!それが高専時代や大学時代の運動部だろうと
一部上場企業の年収七百万の仕事であろうと、私にとって旅する人生を
妨害すると判断されたが最後、私はそれらの一切を実力で排除するのだ。
私が仕事先に求める最大条件のひとつは「定時で帰れること」と「有給を
消化できること」そして「大旅行に備えた貯金ができること」である。
今の職場は有給消化以外の条件を満たしており、
有給取得は難しいものの毎月の休日は消化枠いっぱいまで使わせてもらって
いる。草津にいる限り有給取得は難しい。

私にとってキャリア育成が重要なのは、旅から帰ってから次の旅の準備を
容易ならしめるためである。プロフェッショナルになって会社のために
残業も休日出勤もするなんて発想や忠誠心はないし、プロフェッショナルに
なることが残業や休日出勤を意味するのならプロフェッショナルになど
なりたくない。旅に出る人生の障害になるだけである。

| SHO | バイク日本一周 | 08:38 | comments(0) | - |
夢を三つ、即座に言えますか?
夢を三つ、即座に言えますか?

ってことが書いてあった本を読む。夢を三つ?楽勝で5秒以内に言えるよ。

バイクで日本一周すること
幸せな結婚をすること
(交通手段は問わないけど)世界一周をすること
東アフリカのサバンナを車で走ること
コートジボウァールのアビジャンの砂浜を車で走ること
カティサーク・トールシップ・レイスィーズに出場すること
帆船で大西洋を横断すること
船とバスと鉄道でユーラシア大陸を横断すること
アメリカ大陸を鉄道で横断すること
オーストラリア大陸横断特急「インディアン・パシフィック」に乗ること
同じく、縦断特急「ザ・ガン」に乗ってエアーズ・ロックを見に行くこと
アイスランドの首都・レイキャビックに行くこと
エンヤの故郷・アイルランドのグィドゥの浜辺で「on your shore」を聞くこと
スウェーデンの首都・ストックホルムでABBAグッズを買いまくること
イギリスの農村地帯でeverything but the girlの「worldwide」を聞くこと
パキスタンでガッシャブルム己を見にトレッキングしたい

…最初の二つ以外は、全て世界一周でやりたいことばっかりだ。つまり、
日本一周終了後の次の目標は世界一周に変わるということだ。交通手段は
バイクとは限らないけれど。

思い出した。私は社会人としては破格の長期休暇が欲しくて船乗りになり、
それが達せられないから船乗りを辞めたのだ。その後の人生が狂ったのは
自分が人生で何をやりたいのかを見失ったからだ。でも、今の私の人生は
再び自らあるべきと定める方向へ動きつつある。

人生は自由でいい。そう強く思うようになった。これらの夢は無理だろうか?
そんなことはない。私が自ら無理だと言わない限りは大丈夫だ。いくつに
なっても私は夢を追い掛けていたいし、そういう生き方が私の理想なのだ。

人生において、夢を追い掛けること、そしてその夢を実現することほど
楽しいことはない。

夢を追い掛け続けて、その先にはどんな人生が待っているのだろう。
旅を続けることでどんな人生になるのだろう。私が選んだ宗教は修験道の
形を取っているけれど、その実態は超(スーパー)宗教に近い。そして、
なぜ修験道でなければならないのか、その理由は私の理想とする生き方の
中にある。修験道は旅の宗教だからだ。

私がこれらの夢を通して究極的に成し得たいことは何だろう?どのような
自分に私はなりたいのだろう?私は今、オン・ザ・ロードの中にいる。
| SHO | バイク日本一周 | 14:39 | comments(0) | - |
ビジョンと計画
バイク日本一周の計画を打ち明け、実行に移してから2ヶ月弱になる。
今年の全収入(手取りじゃなくて額面収入)の約3分の1が日本一周の準備に
消える予定で、年末からはいよいよ日本一周とその終了後に備えた貯金生活に
入る。まさに人生の全てを賭けてその下準備をしているが、2ヶ月前には
まさか自分が本当に二輪免許を取得するとは思わなかった。原付を買って、
まさか半年もたたずにバイクの免許を取りに行くとも、バイクを1シーズンが
過ぎる前に250ccに乗り換えるとも思わなかった。当初は、二輪免許は
来年取るつもりだったのだ。

日本一周に向けて進んで行くプロセスは実にワクワクする。私はゼロからの
スタートなので原付購入から始まり、予算を計算して資金計画を立て、
車種を選び、ウェアを購入し、自動車学校を選んでバイクの免許を取り、
バイクを購入し、そして貯金して…、と徒手空拳だったのが少しずつ形に
なってきた。その過程は本当に楽しくて、自分が今生きている実感がある。

楽しい、ワクワクする、1日に何時間そのことを考えても飽きないし
疲れない、ということはとても大事だ。日本一周の構想を実現に移してから
人生は大きく変わったし、それでもなお私の中には自分の中の現実を
「変えたくない」思いも根強くあるらしい。現実が変わることによって
未知の人生に飛び込むことに対して、身のすくむような恐怖感があるのだ。
そういう自分に対して「それでいい」とも思う。そして、自分の人生が
変わっていくことを自分に許可しよう、受け入れよう(とても怖いけど)
と思っている。何が怖いのかというと、自分の予測のつかない方向へ、
自分の手の届かないところへ人生が行ってしまうのが怖くて、自分の人生の
手を引っ張って手元に引き戻したい気持ちになるのだ。

自分の人生を手元に引っ張って引き戻しても、あるいは自分を信じて未知の
世界に踏み出すのもどっちでもいい。どちらを選ぶかは選択の問題だ。
ただ、私は未知の世界に一歩踏み出してから加速度的に変わって行く自分の
人生が今のところ楽しいし、自分の人生がどんどん変わって行くことを
自分に許可しよう、受け入れようと思っている。

自分の現実は自分が作り出している、ということを知ることが自分の人生に
責任を持つことだ。例えばパートナーがいなくて寂しい、と言っている
自分自身にしても、誰かと良い雰囲気になりかけると、その人を遠ざけて
しまうような言葉を言ったりあんまり連絡を取りたくなくなってしまったり
する自分がいる。特に今は夢に向けて突き進んでいる最中で、いい雰囲気に
なってもお付き合いに踏み出すのを躊躇して踏み出さないことを選ぶ自分が
いる。今の自分にはバイク日本一周こそが人生の最優先計画だからで、
これは誰にも邪魔されたくない人生の最優先だからだ。バイク日本一周は、
この数年の人生の全力を賭けるに値する大チャレンジなのである。

映画「地球交響曲第四番」で、ハワイの航海者ナイノア・トンプソンが
古代の航海術を学ぶシーンがある。星も見えない暗闇の中で目的地の方角を
間違えずに航海する術を学ぶ時「お前には水平線の向こうの目的地が
見えるか?」と訊かれるのだ。はっきりビジョンが見えて初めて「見えます!」
と答えることができる。まだ私の目的地は水平線のはるか下にあるけれど、
今の私には直江津駅前に青いカワサキ・アネーロでゴールする自分の
ビジョンが、その表情やガッツポーズの細部まではっきり見えている。

| SHO | バイク日本一周 | 14:55 | comments(0) | - |
教習所入校
久々の更新である。

一昨日は休みで、バイクで中之条まで行ってから電車に乗り換えて高崎、
群馬総社、新前橋と回ってきた。草津から中之条に向かう途中の暮坂峠は
見事な新緑で、今年何十回目かの「群馬に移り住んで良かったなぁ〜」と
思う。日常に自然がある生活は毎日感動の連続だ。中之条では次の電車まで
1時間あるので中之条町の歴史民俗資料館に行ってきた。前から気になって
いた資料館なのだけど面白くて、気がついたら電車の時間が迫っていて
最後は駆け足で回るハメになってしまった。

さて、高崎ではドライバースタンドというバイク用品店へ。教習が始まる
のでライダージャケットを買いに行くのが目的。市内でも高崎駅から2km
くらい離れているので市内巡回バスを使うのだが、1時間半に1本くらいしか
走っていないのでとても不便。40分くらい待つので歩いて行こうとしたら
炎天下であえなく断念。木陰で時間をつぶして巡回バスを待った。

ようやく来たバスに乗って店に着くと意外に品揃いが良くない。それでも
何着か試着して、結局はelfというメーカーの、一部がメッシュになった
3シーズン用モデルを買った。もう嬉しくて仕方ない。フルメッシュの
ジャケットと迷ったのだけど、そちらはデザインが何だかくすんでいて
オシャレじゃなかったのだ。色は黒・青に銀のストライプ。でも後で着て
帰ったらけっこう風通しが良くて、草津は標高が高いこともあり夜中に
走っていると寒かった。やっぱりフルメッシュにしなくて正解だったかも。

持ち時間の1時間はあっと言う間に過ぎて、また巡回バスで高崎へ。時間が
30分余ったので喫茶店でクレープを食べて時間をつぶし、電車で群馬総社に
移動してさらに15分待ち。今日は移動効率が本当に悪い。

ようやく来た送迎バスで教習所に着いて、入校手続きを終えて適性検査。
その後の教習はキャンセル待ちが取れずに残念。悔しいので新前橋まで
送ってもらって、閉店前で悪いとは思ったがレッドバロン前橋店へ行く。
本当は高崎の帰りに、教習所へ行く前に寄りたかったのだが、時間が
足りなくて行けなかったのだ。

ここでKLE250アネーロを検索してもらったところ、全国で34台の在庫が
あるとのこと。希望色のブルーのアネーロは在庫が19台。価格帯もだいたい
市場価格と変わらなくて予想の範囲内。良かった!これで買えそうだ!

レッドバロンの利点その他も説明してもらって、乗り出しの見積もりまで
出してもらう。本体価格が20万円として、各種保険や整備価格も含めて
乗り出し価格は約34万円。当初予定価格より10万円近く高いけれど、
内容に納得しているし保険も最高額だし、何よりこれだけ必要です!と
最初から分かっているので気が楽だ。

CRMの下取りも、買った店ではなくレッドバロンにするかも。なぜなら
先月の下旬になってから私が任意保険に加入していなかったことが判明した
からで、それも保険証書が来ないことを何度も何度も電話で問い合わせたのに
「保険証書が1ヶ月くらい届かないことはありますよ〜」とか言っていたのだ。
挙げ句の果てに「保険会社に確認してみます」と言った翌日に電話が来て
「お調べしたところ、にしむらさんは任意保険に加入されてませんねぇ〜」と
言われたのだ!しかも何度も「こちらでちゃんと加入手続きを取って
ますから大丈夫です」と言った社長ではなく事務のおばさんからの電話で。
「加入していません、じゃないでしょう!」と電話口で怒鳴ってしまった。

こういう時は社長がお詫びの電話を入れるのが当然でしょう?こちらは
バイクの購入当初から任意保険の話をしていたんだし。保険証書が来ない
来ないと、この1ヶ月半の間に何度も電話したんだし。でも私が購入時に
払った「保険代」は自賠責であって任意保険じゃないそうだ。初めて自分の
お金で任意保険に入ったものだから、保険のシステムが分からなくて
バイク屋任せにした私が甘かった。それにしても購入してから1ヶ月半も
任意保険に加入していなかったなんて考えただけでゾッとする。何事も
起こらなくて本当にラッキーだった。何事か起こってもバイク屋が責任を
取って代わりに支払ってくれるわけではないのだから無責任極まりない。
今思い出しても本当に腹が立つ。自分のミスでお客を重大な危険にさらした
という自覚がなさすぎるのだ。

それともうひとつ、私がアネーロの仕入れをオーダーした時に、バイク屋の
社長に「まだ自動車学校に通ってないのに…まだ先のことでしょう」と
言われたことも怒りの一員。アネーロは希少車種で、goo bikeでも全国で
40台も出回っていないのだ。しかも希望色があるからなかなか手に入り
にくいのだ。そういうバイクだからこそ早めに仕入れをオーダーしたのだ。
私が免許を取ってから考える?認識が甘すぎるとしか言えない。

レッドバロンでは、日本一周に使う予定の車であること、オンロード主体
だけれど時にはオフロードにも入りたいこと、騒音と振動の問題で単気筒は
避けたことなどを話した。「ゼルビスとかは考えました?」と訊かれた。
ゼルビスも最終候補まで残ったバイクなのだ。やっぱり考えることは同じ
なのだと嬉しくなった。でも私のコンセプトを総合すると、全てを満たす
バイクはアネーロ以外に考えられないという。「にしむらさんにアネーロを
選んだ人は、すごいですね〜」と言われた。そりゃあそうだろう。日本一周に
出るバイク乗りはたくさんいても、長距離走行のプロ中のプロにバイクを
選んでもらった人はそういないだろう。現在大型のバイクに乗っている人で
かつてアネーロに乗っていた人はけっこういて、「あれはいいバイク
だったね〜」と言われることが多いらしい。「みんな知らないですけど、
アネーロは良いバイクですよ〜」とも言っていた。

アネーロ250は先週まであったけど他店で売れてしまったとのことで、
お店にあったアネーロ400に触らせてもらう。初めてアネーロの実車に
触って感激。250はこれより一回り小さいとのことだが、リアシートが
平らで荷物を積み易そう。これで日本一周に行くのだと、感激と共に実感が
湧き上がってきた。

閉店時間を1時間近くオーバーして説明を受けて、もう大満足で新前橋から
吾妻線の終電に乗って帰ってきた。中之条でバイクに乗り換えて、草津に
着いたら夜の11時半になっていた。
| SHO | バイク日本一周 | 16:18 | comments(2) | - |