藍青

〜晴れ時々日記〜 SHOがつづる短歌、旅行などなどの日記です。
香川県に住んでいるバイク好きです。愛車ヤマハYZF-R6の話も、書いていきます。
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やっぱ結論はこれ…かな?バイク選びについて。
結論を引き延ばしているのを楽しんでいた1ヶ月間だったけれど、日本一周に使うバイク選びに
ついて、既に結論を出している自分を発見した。結論はこれ。

1日300km、90日にも及ぶ長距離旅行には、それ相応の長距離運転に適したスポーツツアラーが必要。
その観点から、250ccバイクの購入と二輪免許の取得は不可欠。バイクの第一希望はホンダ・ゼルビス。

CRM50での日本一周から250ccの、しかもオフロード車じゃないスポーツツアラーへの車種転換を
考えたのは、そもそもCRM50の開発コンセプトは明らかにバイク日本一周のためのものではない、
と今まで数回のツーリングで痛感したから。一言で言えば、CRM50はエンデューロレース用のバイクで
あって、動力性能はいいバイクだけれど長距離を乗るのがすごく疲れるバイク。給油回数の多さも
さることながら、手が血行不良を起こすほどの振動の多さや風圧抵抗の大きさは予想以上のものだった。

日本一周に出かけるなら、長時間の乗車が苦痛にならないバイクがどうしても必要だという
結論に達したのだ。それは主に快適性と安全性の点から。長距離運転が苦になるバイクでは
乗っていても楽しくないし、長距離運転が疲れるバイクでは、長期間の旅行になればなるほど
事故の可能性も高まる。だから長距離走行の快適性を重視したスポーツツアラーが適している
という結論に達したのだ。250ccのカウル付きにこだわる理由は、風圧抵抗の軽減を期待するから。
日本国内を走るだけならオフロードバイクにこだわる必要はなく(秘湯へ行くなら別ですが…)、
オンロード車でも快適性と経済性を両立させるとカウル付きの250ccという結論が出る。

日本一周に使うバイクに具体的に求められる条件としては、直進安定性と取りまわしの良さ、振動の
少なさ、航続距離の長さ、乗車中に受ける風圧抵抗の少なさ、ポジションの快適さ、積載性の良さ、
ヘッドライトの照度の高さ、そして何より信頼性の高さなどが挙げられるだろう。インターネットの
インプレッションを読む限りでは、ホンダ・ゼルビスが一番それらを兼ね備えている。それに雑誌や
ムックに掲載されたいろんな写真を見ていて、やっぱり一番カッコいいバイクだと思うからでもある。

結論を出さない選択を今までしていたけれど、結論を早く出すならその方がいいに決まっている。
自分で腑に落ちるというか、選択理由も日本一周に使用するバイクに求められる条件として妥当だと
思うし、結論が出ればなるべく早く行動を起こしたい。やっぱり、二輪免許は前倒しして今年取る
かもしれない。CRM50は次のバイクまでのつなぎになってしまったけれど、最長でも2シーズン、
もしかすると買って半年で乗り換えるかもしれない。でも、CRMを買って無駄かというと、そんなことは
全然ない。私は買って良かったと心から思っている。私は50ccのオフ車にどうしても一度は乗りたかった
わけだし、CRM50を手に入れたことで日本一周は初めて明確にイメージができるようになったのだ。
| SHO | バイク日本一周 | 19:08 | comments(4) | - |
バイクの話・続き
昨日の話題の続きである。
CRM50に気に入って乗っているのにこんなことを書くのもなんだけど、昨日の日記で書いた4車種のうち、
特に「カッコいい!」と思っているのはホンダ・ゼルビス。次点がカワサキ・ZZ-R250かな。なぜオフ車が
次点以下になっているかというと、CRMで高速走行をすると(原付なのに?と言われそうですが、私の
CRM50は6速に放り込めば80〜85km/h出ます。っていうか先日出しました)風圧で疲れるからで、
カウル付きの方が長距離乗るのは楽そうだな…と思うから。カウル付きの250ccバイクで、カリカリに
攻めるわけではないスポーツツアラーが欲しいと思ったら、この2車種以外に選択肢がほとんどないのだ。

それにしても、写真を見て「カッコいい〜!」と思うのと、インプレッションを総合すると断然ゼルビスが
一番いい。日本一周に使われたことのあるバイクであるのも納得。でも、4車種の中で一番手に入れにくい
車種であることも事実。なんでも超不人気車種らしいけど、インプレッションを読む限りでは、ユーザーの
評判はとてもいいバイク。そういえば、私が大好きな歌手の相馬裕子の愛車がゼルビスじゃなかったっけ。

そういえば、今のバイクも買う直前までヤマハ・DT50と迷っていて、むしろDT50の方が圧倒的優勢だった。
のだけれど、買う前日にたまたまインターネットのインプレッションを読んでCRMに鞍替えしたのだった。
私が半年くらい狙いをつけていたDT50が、私がショップに電話をかけたら売れてしまっていて、私が
電話する数日前に、同じショップにCRM50が入ったのだった。CRM50が中古車として売り出された3日後に
私が買ったのだったから、バイクを中古車で買うのはタイミングも大きくものを言うようだ。

CRMはエンジンの振動がものすごくて右手がすぐ痛くなるし、ヘッドライトが暗すぎて夜間に雨と濃霧で
視界の悪い環境で走行するのは非常に怖いバイクだし、50ccにしては燃費が異常に悪くて満タンでも
100kmしか走行できないけれど、基本的には大好き。パワーがあり余っていて、鳥居峠を信州側から
登っても45km/hから50km/hで走れるし、雪が少々残っている道でもちゃんとグリップしてくれるし、
エンジンブレーキがきちんと効いてくれるので峠の下りが楽だし、6速でフルにスロットルを開ければ
80km/h以上出るので、草津から上田まで60km弱を1時間半足らずで走ってしまうし(これは速すぎ)、
基本的な性能はとてもいいバイクで、2ストの50ccゆえにどうしようもない部分を除けば満足している。

50ccのくせに21〜23km/Lしか走らない(最新型の250ccバイクよりも、燃費がはるかに悪い!)ので、
CRM50で北海道を走ったら常に燃料の残量を気にしないといけないけれど、CRMで日本一周という
のも選択肢から外したわけではまだなく(現在はまだ50cc以下しか乗れない)、これから2年かけて
ゆっくり結論を出して行こうと思う。二輪の免許を取った時点で、乗り換えるか否か結論を出すだろう。

こんなことを書いていたら、早く二輪の免許が欲しくなってきた。来月はまだ無理だけど、再来月なら
自動車学校の授業料をなんとか捻出できそうだ。日本一周をやるなら、その前になるべく早く二輪の
免許を取って日本一周で使うバイクをなるべく早く買って慣れろって言うしなぁ。ゼルビスは中古で
相場が20万円を切っているしなぁ…。別にCRMが嫌なわけでは全くないけれど、原付で日本一周は
やっぱりきついかも、という結論に傾きかけている今、それならなるべく早く二輪の免許とバイクを、
というのは正しい。免許費用とバイクの購入費用は日本一周の別費用として計上している。
| SHO | バイク日本一周 | 10:15 | comments(2) | - |
どんなバイクが欲しい?
一昨日、上田のハローワークに行ってきたついでに、0円マップ北海道を買ってきた。
いいなぁ、北海道。私も北海道は自転車で一周している。昨年も稚内まで行ってきた
けれど、とても楽しかったのを思い出す。

現在計画中の日本一周では、自転車と合わせての日本一周完了後に北上して渡道する計画に
なっている。前回は行けなかった狩勝峠、三国峠、美幌峠などの峠や、北海道南西岸などに
行ってみたい。もちろん、前回も行ったけど知床横断道路や利尻・礼文島などにも。

250ccに乗り換えるとしたら、何に乗りたい?ってこともよく考えている。CRM50は気に入って
乗っているのだけれど、やっぱり日本一周するなら250ccクラスが欲しいよなぁ…ってことも思う。
今のところ、いいなぁと思っているのはヤマハ・セロー、ホンダ・XR230、カワサキ・ZZ-R250、
そしてホンダ・ゼルビスなど。前二者はオフロード車で後二者はオンロード車だけど、どんな
バイクが好みのタイプなのか(実用性ってよりも、上に挙げた4車種はみんな「好みのタイプ」の
バイクです)分かる人は分かると思う。

でも、とりあえずは今のバイクでしっかり乗ってから。もし買い換えるなら来年免許を取った
直後に乗り換えかな。まだまだ1年半近く先の話だ。

今日からGWが始まって、昨日から5月中旬まで14連勤である。昨日は仕事中眠くて眠くて…。
今朝、帰ってから寝たら夕方の5時過ぎまでぐっすり寝た。こんなに昼間寝たのは久しぶり。
一昨日の休みは、1日では疲れが取れなかったらしい。たしかに、このところ休日になると
出かけてばっかりで、家でゆっくりしたことがないからなぁ…。たまには家でゆっくりしないと、
身体の芯からくたびれているようだ。でも、これからまだ13連勤だ…。
| SHO | バイク日本一周 | 19:25 | comments(0) | - |
気づいたこと・いくつか
最近、気づいたことがある。
ずっと、日本一周が終わったら何を「許可」しようとしているのかと考えていたのだけれど、
ひとつはおそらく結婚に関わることだろう。日本一周が終わったらギアチェンジして別種の
夢にもチャレンジしたい、というのは、具体的なものは他にもあるかもしれないけれど、
ひとつはおそらく、日本一周が終わったら私は結婚したいし、自分に「結婚してもいい」と
許可を出せる、ということだ。新しい家族を作る、ということにも当然チャレンジしたい。
なぜ日本一周が青春時代の総決算なのかと考えると、独身時代の最後を締める大チャレンジで、
従来の旅というか人生を締めくくる旅だからだ。だから、今回はあまり旅先でロングステイを
する気が起きない(実際にやってみると違うかもしれないけれど)のだ。

そして、私のライフワークに関わるキーワードのひとつが「旅に出る」ことだということに
気づいた。考えてみると私はそういう生き方をものすごく実践していて、引っ越しの回数は
30年間に16回だか17回もしている。平均すれば2年に1回の割合で引っ越しを経験しているのだ。
山村雅康さんがその著書『人口減少時代の豊かな暮らしと仕事の場』の中で、田舎暮らしを
していて気づいたことのひとつに「いつも彷徨していたい」ということが書かれてあったの
だけれど、私はいつも旅に出ることを考えていて、でもそれはフーテンの寅さんをやりたいと
いうことではないのだ。地に足をつけた上で、時々は大きな旅をしたいのである。

日本一周が終わっても何年かに一回は大きな旅をしたい。大きな旅というのは私にとってハレの場で
あって、修行の場でもある。私が修験道に惹かれる理由のひとつは、修験道の修行のスタイルがまさに
そういうものだからだ。「山の行より里の行」と言いながらも、時々は山に入らないと山伏ではない。
「奥駈病」というものがあるけれど、いつも奥駈のことを考えて生活を管理している山伏のように、
常に旅を意識しながら地に足をつけて生活したいのだ。旅は旅だけれど、あくまでも旅でしかない。

まだ自分の中ではよく受け止められていないのだけれど、何日か前に夕方起きたら、「人生は
起こったことをそのまま受け止めればいい」という言葉が降ってきた。何のことやら分からない
のだけれど、そうやって言葉が降ってくることが最近すごく多い。だいたいそういう時は
ものすごく寝汗をかいて、でもひとつひとつ言葉が降ってくるたびに、すごく人生が楽になって
行く気がする。言葉が降ってくるたびに、心の底でなんだか安心するというか、深く納得すると
いうか、腑に落ちるというか。「あぁ、そうなのか」とすごく納得していく自分がいる。

スサノオノミコトを信仰しなさい、という天河神社のおみくじの指示は、全くその通りだろう。
今、私の左腕にはいつもスサノオノミコトの日本総本宮、日御碕神社の勾玉と五色の猫目石の
瑠璃の念珠が巻かれている。奇しくも、長野県移住を考える前に真剣に考えていた移住先は
島根県だった。偶然だけれど、偶然にしては出来すぎた展開に何かがあると納得せざるを得ない。

日本一周をして出会うのは誰だろう。きっと自分自身なのだ。行動することで自分の内側と
対峙して、外の猥雑な何かと戦うのではなく内なる自分自身の執着心と戦うことが私にとっての
旅であり、それはすなわち修行なのだ。そして引き裂かれた自我を再統合するのが私にとっての
バイク日本一周の最大の目的なのだ。そして修行だから、無計画な旅は許されないのである。
| SHO | バイク日本一周 | 19:33 | comments(0) | - |
日本一周・費用など
バイクで日本一周するとしたら、どれくらいお金がかかるんだろう。

平均的に走行距離20000km、燃費20km/L、ガソリン135円/L、日数90日として計算すると、必要な
ガソリンは1000Lであり、費用にすると13万5000円。食費、雑費が3000円/日として27万円、
宿泊は平均して3日に1日、1泊2食で6000円かかるとして18万円。これで合計58万5000円であり、
バイクの航走費用を加えて70万円くらいだろうか。

さらに別費用として二輪免許の取得費用と、より大型の250ccクラスにもし乗り換えるなら、
その費用もかかる。保険も最高額の保障のものに変えるつもりだから、余計にお金がかかる。
それだけなら1年貯金すれば行ける計算になるけれど、日本一周が終わってすぐに仕事がある
とは限らない。何ヶ月かは生活を支えられるお金も貯めないといけないから、そう考えると
やはり総費用200万以上はかかると考えて妥当だろう。だいたい身体だってあと1年でちゃんと治ると
いう保証もない。2年でも保証はないけれど、1年よりも身体が治る確率は相当上がるはずだ。

どうするかはまだ分からないけれど、とりあえず二輪の免許は来年取るつもり。今年はお金の
余裕がないし、今のバイクで1年乗ればだいぶバイクのことも分かるだろうし。それでも二輪の
免許を取るつもりなのは、バイクの乗り方をちゃんと習った方がいいと思うから。自転車の
日本一周の時にいろいろあって、道路交通法や保険のシステムを知らなくて困った経験からだ。
たとえ自転車の日本一周でも、最低でも原付の免許は持っておかないと、と思ったのだ。
免許上許される排気量の関係で止むを得ず50ccで日本一周するのと、中免を持っているけれど
選択して50ccで日本一周するのとでは余裕がだいぶ違う。

とりあえず、5月や6月のうちに欲しいのはこんなもの。
・フェリー・旅客船ガイド(バイクの航走料金と、時刻や就航曜日を調べるため)
・プロテクター入りのライディングジャケット
・プロテクター入りのライディンググローブ
・バイク用のレインウェア(現在は自転車用を使用)

今日、友人にメールを書きながら「日本一周が終わったら、人生のいろんなことを許可してもいい」
って思っている自分に気がついた。この2年間は日本一周とIターンに集中するつもりなのでそれは
間違いじゃないんだけど、そんなストイックに考えないで人生を楽しんだら?ってことも思う。
この日本一周は人生を一時停止させて自分と対決するためのものじゃなくて、人生と同時進行で
自分の人生と調和するための日本一周なのだから。例えば日本一周の準備中に彼女ができたって
いいわけだし(でも、結婚は資金的に差し支えるから困るなぁ…)、5年後の自分はまだ想像できない
けれど、今よりももっと幸せを日々感じて生きられたらいいと思う。

そのためには、この2年間の日々を楽しんで生きようと思う。楽しんで生きなければ、ではないのだ。
今は、制限事項はあるけれど自分の人生を自分で楽しみながら創っているのだから。

朝、箒で玄関を掃いて水撒きをしながら(いかにも老舗の和風旅館らしいでしょ?)、
毎日そんなことを考えている。仕事中に日本一周のことを考えられる貴重な時間だ。
| SHO | バイク日本一周 | 18:34 | comments(3) | - |
北壁
日本一周までの2年間のことを考えていた。日本一周までの準備作業や
その実行は、外の猥雑な誰かと戦う作業じゃない。内なる自分と対峙して
自分の弱さや甘えや葛藤と向き合い、それと受け入れていく作業なのだ。
日本一周をしたからと言って、何か偉いわけじゃない。

誰の心の中にも「北壁」があるだろう。私の尊敬する登山家、長谷川恒男が
アルプス三大北壁に挑んだように、歌人の本多稜がユーラシアを横断し、
モンブランに登ったように、今給黎教子がヨット「海連」で無寄港世界一周に
挑んだように、そして未完に終わったけれど歌人の安藤美保が藤原良経を
追い求めたように、私の多くの友人がそれぞれのフィールドでそれぞれの
「北壁」を登っているように、私も日本一周に挑むだけだ。

みんなそれぞれの形と場所で「行動する青春」を送っているのだ。小池光が
本多稜の歌集『蒼の重力』の栞文に書いていたように「貴重も貴重、
ここには輝く青春の姿がある」なんて言わせない。

| SHO | バイク日本一周 | 05:27 | comments(0) | - |
気づいたこと
今、仕事をしながら気づいたことがある。
日本一周が終わったら、若者を支援する仕事をしたい、というのがひとつ。
そして、人の支援をするためには自分が自分の冒険をして青春時代を完結
させる必要があって、日本一周は青春時代の最後を飾るイニシエーション
だというのがもうひとつだ。

日本一周が終わったからと言って何か偉くなるわけじゃないし、だから
自慢するようなものでは全くない。ただ自分の中で誇りに思うだけだ。

日本一周が終わったら、次の目標へシフトチェンジして行きたいと思う。
自分が自己実現する時代から他人の自己実現を支援する時代へ。それが
青春時代から大人になるということだと思う。それは何もカウンセラーに
なるということに職業を限定するわけじゃなくて、もっと広い意味で
自分の青春時代の旅が終わったら、今度は後に続く世代を支援する生き方を
したいということだ。それが大人の責務だと思うし、そのためには私が
自分の青春時代をちゃんと完結させる必要がある。だから日本一周は
私の青春の総決算として実行しなければいけない。

どんな職業に就くかが問題じゃなくて、どんな生き方をするかが問題だ。
ライフワークとは職業のことを指しているのではなく、生き方なのだ。

| SHO | バイク日本一周 | 01:44 | comments(0) | - |
尻込み
バイクで日本一周する!と宣言してから、逆に尻込みするような気持ちが強くなってきた。
「あんなこと言うんじゃなかった…」とか、「どうしよう。言ってしまった…」とか、
だんだん本当に怖くなってきて、腰が引けてきて逃げ出したいような気持ちさえある。今の
草津での生活は、そこそこの安定と満足はある。それを2年後に捨てます!と宣言したわけ
だから、正直のところ怖ろしくて仕方がない。せっかく、やっと生活が安定したのに…。

あぁ、これが本気で踏み出すということなのだ、と思う。それでもやらなければいけないのだ。
いや、やりたいからやるんだけれど、こういう魂の葛藤というか、内なる自分と対峙する作業と
いうか、ものすごく怖ろしい気持ちがある一方で、この旅行を自分の青春の総決算にしたいのだ、
という気持ちにも気づいた。そう、私が青春時代に遣り残している最大のクリアしなければ
いけない課題が、バイク日本一周なのだ。なぜやらなければならないかと言うと、これは
青春時代に私が「遣り残していること」だからなのだ。

人は、やるべき時に、やるべきことをやらなければならない、と思う。そうしなければ自分の
青春時代にケリをつけられない。大人になる上で、どうしても踏まなければならないステップを
踏まないで大人になってしまったら、大人になりきれないままに大人になってしまう。それが
私にとってはバイクの日本一周なのだ。「人は、出会うべき時に、出会うべき場所で、出会うべき
人と出会わなければいけない」とも言うけれど、青春時代にやらなければならないことは、
やっぱり青春時代にやらなければいけない。そうでないと人生に悔いを残すことになる。

来年、二輪の免許を取ろうと思う。今年は佐渡ツーリングと神岡鉄道乗車が控えており、資金を
貯めることを考えるとそれほどの余裕がないのだけれど、来年は二輪の免許にも挑戦しよう。
友人たちには意外な顔をされるのだけれど、私はまだ二輪の免許を持っていない。「まだ免許を
持ってないの!?」って言われてしまうのだけれど、二輪の免許を持っていれば、CRM50よりも
大型のバイクを買ったことと思う。

CRM50は今のところとてもいいバイクで気に入って乗っているのだけれど、旅行の計画を立てる時に
「50cc」であることが障害になることが意外に多い。フェリーに乗る時に航送運賃が安いという
メリットがある反面で、速度制限を大幅に受けることや高速道路に乗れないというデメリットも
あることを強く感じる。もしかすると50ccで行くかもしれないし、日本一周挑戦の前に二輪の免許を
取れば、より大型のバイクに乗り換えるかもしれない。

日本一周の残区間が始まるのは、草津からだと福井県の敦賀になる。それとは別に自転車日本一周では
全面的に鉄道を活用した能登半島も走りたいのだが、これらは原付だと行くだけで大変なのだ。
高速に乗れれば3泊の休みで能登半島一周ができるのに…と思うけれど、原付の速度と航続距離では
無理である。佐渡島一周でやっとというのが、現実的な原付の壁なのである。

そういいながら、現在の私の計画はこんなもの。
バイク日本一周で海岸線に出るのは新潟県の直江津。直江津から柏崎の間は、自転車日本一周の時に
交通事故で自転車が破損して走れなかった区間。ここはできれば日本一周の前に走っておきたい。

そして直江津から日本海岸沿いに能登半島(これも別ツーリングにできれば事前にやりたい)、
越前海岸と南下して、敦賀からいよいよ日本一周の未踏破区間に入る。山陰海岸を西下して
下関から九州へ。西九州を回って自転車日本一周の中断地点である鹿児島県指宿へ。指宿から
フェリーで大根占に渡って佐多岬へ。佐多岬から一度鹿児島に戻ってフェリーで南西諸島を
回り、再び鹿児島に戻って都井岬、そして宮崎から北上して小倉へ。小倉からフェリーで松山に
渡り、四国南側を走って高松へ。高松からフェリーで神戸に行くかもしれないし、あるいは徳島から
フェリーで和歌山へ行くかもしれないけれど、和歌山から紀ノ川を遡って吉野、そして天河へ。
再び和歌山に引き返して紀伊半島を一周、紀伊勝浦から那智大社、新宮からは熊野本宮大社にも
ぜひ立ち寄りたい。そして三重県鳥羽からフェリーで伊良湖岬へ渡り、遠州灘、御前崎、
伊豆半島を回って三浦半島の久里浜で、自転車と合わせての日本一周がひとまず完了する。

久里浜からは再び房総半島に入るかもしれないけれど、ショートカットして一気に水戸へ
北上するかもしれない。いずれにしても北上して、自転車日本一周では内陸を通ったために
行かなかった三陸海岸を走破、下北半島に入って大間からフェリーで函館に渡り、北海道を
一周して再び青森へ。竜飛岬に行ってから日本海岸を南下、直江津で日本一周が完了する。

それとは別に、草津あるいは上田から内陸を縦断して敦賀に向かい、最後も青森から内陸部を
縦断して草津あるいは上田に帰ってくるプランもあって、地図をめくると楽しみは尽きない。

もう私に残された若さの時間は決して多くない。日本一周への挑戦は、自分の中に少しずつ
忍び寄ってくる「老い」との時間の戦いでもあるのだ。精神的には若いつもりでいても、
身体はいつしか衰えてくる。青春時代にやっておくべきことは、青春時代にやっておかないと
いけない。日本一周に取り組むこれからの2年間は、きっと人生の中で貴重な体験になるだろう。

これから2年という時間を、最大限に楽しんで生きようと思う。
| SHO | バイク日本一周 | 16:41 | comments(0) | - |
自分への許可ということ
さっきの記事を書いていて、いや昨日気づいたことがある。

それは「なぜ、私には彼女ができていないのか?」って疑問。
気づいたのは「自分で、自分自身に対して、彼女を作っていいという許可をしていないから」。
そう、そうなのだ。

別に出会いがないわけでは今も昔も全くないし、むしろ魅力的な女性との出会いは多いはず
なのに(つまり、私が「いいな」と思う女性が、私の回りにはかなり多いってことです)
どうして彼女がいないのか?という疑問が、思いも寄らぬ方向から解けてきた。

気づいたきっかけになったのは、自分の中の優先順位がどうなっているかに気づいたから。
現段階では

第一位 バイク日本一周
第二位 上田への移住と仕事探し
第三位 幸せな結婚

って優先順位になっていて、つまり恋愛関係は現時点では第三位の優先度なのである。これらの
順位はそのまま先に実現すべき優先順位になっていて、時間的にもおそらくこの順になるだろう。
同時に全て実現してしまう可能性もないわけではないけれど。

でも、冷静に考えてみると特に「第一位」は「第三位」のためにはものすごく重要な条件で、
時系列がこの順なのはまさしくそうだろうなぁ、と思う。バイク日本一周という冒険は、
内なる敵と対峙して夢を実現していく、という作業の体験であって、思春期から青年期の男の子が
結婚前に通過するべきイニシエーション(通過儀礼)だと自分で思うから。私は、過去に挑戦した
ことはあるけれど、まだ人生におけるこのステージをクリアしていないのだ。だから30歳に
なった今、私は一刻も早く人生において現在通過すべきイニシエーションをクリアしたいのだ。

私の最大の親友が結婚することになった(実は口止めされていたのだけれど、もういいよね?)。
彼に現在の彼女ができたのは、まさしく彼が最大の宿願としていた挑戦を完了させた直後で、つまり
そういうタイミングで人は出会うように出来ているのだろうと思う。つまり、彼は無意識か意識的に
かは分からないけれど、自分自身に対して彼女を作る許可をその段階でしたのだと思う。そして、
彼は人生の次のステージに進むために宿願の完了を必要として、最後は猛スパートをかけたのだ。

私は彼の宿願の始動と達成の瞬間に立ち会っているのだが(だから我々は最大の親友なのだ)、
私も早く今のステージをクリアしたい。そして、そのための2年間の挑戦がこれから始まるのだ。
| SHO | 晩婚 | 18:38 | comments(0) | - |
バイク日本一周
つい最近だけど、「2年後に、やる!」と決めたことがある。

ひとつは、バイクで日本一周すること。
もうひとつは、長野県上田市に移住すること。

このふたつは、タイミングとしてリンクさせようかな、と思っている。なぜなら、私が
バイクの日本一周に予定している期間はおよそ3ヶ月。予算は、前後の引っ越しやらなんだ
かんだの予算を全て込みで200万円以上。これだけの休みをまとめて取るには会社を休職するか、
もしかすると辞めなければならない。最もリスクが少ないのはタイミングをまとめることだと
私は考えたのだ。そして、資金面ではあと2年という時間がどうしても必要なのだ。

そして、いつまでもぐずぐずしていてはいけない、ということもある。私だって結婚はしたいし、
そのためには納得できる仕事をしていたい。早く結婚もしたいし、納得できる仕事を、
もっと長いスパンで見て人生の中で続けていきたい仕事を、早く探さなければいけない時期に
来ている。そのためには、どうしても越えなければならない(精神的な意味での)ハードルを
早く越えたいのだ。私にとってバイク日本一周はJR20000km全線完乗にも劣らない最大の宿願で、
湯治期間にどんどん増えた私の本はバイクの旅行雑誌と、そして日本の地方地図だったのだ。

ただし闇雲にやってはダメで、だからこそ2年という準備期間が必要なのだ。ビジョンをもっと
磨くことが必要だとも思うし、資金的にも、そして日本一周を通じて自分自身を達成させたい
ような、そんなテーマを2年のうちに磨きだしたいと思っている。ただし延長は最大3年まで、と
決めている。予定では2年後、最長でも3年後までにはバイクの日本一周をする!と決めて数日、
人生の見えるものは大きく変わったように思う。人生には、本気で望む夢が必要なのだ。

数日前から何人かの人にはメールでその旨を伝えていたのだけれど、昨日、大学短歌会の
友人が草津を来訪した時に、初めてバイク日本一周の構想を直接会って話した。メールで
誰かに伝えるよりも、実際に人に会ったときに言う方が何倍も勇気の要ることで、胸が震える
ような感じがした。人に話すにつれて、だんだんワクワクするよりは恐ろしく、怖くなってきた。
それは私が本気で手に入れることを望んでいる(そして潜在意識ではそれを自分が手に入れる
能力があると知っている)証拠なのだそうだ。怖くなってきた、というのは「これだけみんなに
宣言して、実現しなかったら、もし失敗したらどうしよう」と怖れる気持ちなのだ。

そして、友人がバイク日本一周の構想を全く笑わずに真剣に聞いてくれたことも嬉しかった。
彼女は全く文系の女の子で、おそらくバイクには全く無知だと思うし、でも途方もないことを
この人は言っている、とはおそらく思われなかったと思う。普通に話を聞かれてしまって
こちらが少し拍子抜けしたくらい。もしかすると、彼女の回りには独自の夢を持っている人が
吸い寄せられているので、彼女は人の独自の夢を聞くのに慣れているのかもしれない。

でも、こちらが本気だということも伝わったと思うし、それを真剣に聞いて受け止めてくれた
友人に深く感謝したい。声に出して人に直接構想を伝えることが、どれだけ大事なことで、
とても勇気の出ることか。短歌関係者に短歌とは全く関係のない人生のビジョンの話をする、
というのはとても勇気の要ることなのだ。

30代になっても10代からの夢を追いかけるのか、という心の声もある。いつまでも夢を
見ているんじゃないよ、という心の声もある。でも、夢は実現できる時に実現しなければ
一生実現しないとも思うのだ。人生の次のステージに進むために、どうしてもこれは越えたい、
越えなければいけないミッションなのだと自分では思う。それは短歌的にどうとかは全く
関係がない。たとえ短歌と全く関係のない人生でも、私にとってバイク日本一周はやらなければ
ならないことだ。本気で手に入れたいと思うのなら行動しなきゃいけない。アピールして
行動しなければ夢は決して手に入らない。

今までの2年間は私にとって人生の正念場というか最大のピンチを迎えていた時期で、とても
短歌や夢を語るどころじゃない2年間だった。その嵐がひとまず過ぎ去って生活が安定した今、
今なら改めて人生最大の冒険のひとつに挑戦できる時期に来たと思うのだ。

そして日本一周の準備と同時進行で、長野県上田市への移住計画も改めて取りかかることにした。
今月末には上田のハローワークに行ってくることになっていて、既にアポイントを取った。
Iターンするのに最も大事なことのひとつは「本気になること!」。本気になり過ぎて執着して
しまってはいけないけれど、そしてIターンへ取り組む時間そのものを楽しむ姿勢だろうか。
Iターンの準備期間は、多くの場合は数年かかる長丁場だ。真剣になり過ぎたら身が持たない。

大学を辞めるかどうか、迷いに迷った最後の最後に指導教官に相談した時、「西村君は、いつも
『決断しない』『結論を今出さないで引き延ばす』という選択をしている」と言われた。それが
ずっと頭の中に引っかかっている。

なぜ結論を引き延ばすようになったかと言うと、早急に決断して手痛い思いをしたことが
同時期にいくつかあって、トラウマになっているから。決断すべき時に決断できなくなったと
言うよりも、とりあえず結論を出さない選択をするようになったのだ。

でも、もう人生の決断を引き延ばすべき時期じゃないのだ。私は新しい人生を決断すべき
時期に来ている。それは幸せな仕事を見つけたい(今の仕事が不幸ってわけじゃないけど)、
幸せな結婚をしたい、そして夢を実現したい、ということでもあって、そして幸せな結婚を
したかったら、自分の納得できる人生を送っていたい、ということでもあるのだ。

最近、原作を久々に読んで感動した漫画に松本零士の『銀河鉄道999』がある。『宇宙戦艦ヤマト』
『機動戦士ガンダム』とならんで、『銀河鉄道999』は私を語るに切っても切れない関係のある
漫画でありアニメである。そしてシリーズ最終作『さよなら銀河鉄道999』の中に、私にとって
忘れられない言葉がある。主人公の星野鉄郎が、最後には地球に生きて帰って機械化人から
地球を取り戻すんだ、と言ったのを機械化人ウェイトレスのメタルメナが「そんなの、無理よ」と
なじった時に、後ろからメーテルが言った言葉だ。うろ覚えだけれど、こんなことを言ったのだ。

あなた、おいくつ?
鉄郎は若いわ。若者はね。負けることは考えないものよ。たとえ一度や二度負けたとしたって、
最後には勝つと信じて何度でも挑戦していく。それが本当の若者というものよ。
昔はそういう若者がたくさんいたわ…。

| SHO | バイク日本一周 | 16:24 | comments(2) | - |
黒が象徴するもの
バイクウェアとスキーウェアの話だけど、先に書いた記事のように私の場合はどちらも上から
下まで真っ黒である。必ずしもバイク用の服ではないものを着ていたり、スキーウェアではない
ものを着ていたりするのだけれど、いずれにしても黒。私の職場のバーテンには不良兄ちゃんが
そのまま40歳になったような人がいるのだけれど、彼のバイクも普段の服装もバイクウェアも黒。
でも私の黒と彼の黒とは何かが違うように思う。

その同僚のバイクはアメリカンバイクで、ハーレーではないけれどハーレー風に改造している。
普段の服装もかなりのおしゃれさんで、みんなアメリカ風の不良兄ちゃん風のもの。聴いている
音楽もヘビメタ。草津に同化することを頑なに拒んでいるかのようにも見える。黒瀬珂瀾を
もっとヘビメタ風にアレンジした感じ、と言えば短歌関係者には想像つくだろうか。

で、彼と私と共通しているなと感じるのは、基本的には10代の少年が憧れから逃れられないまま
そのまま大人になっているのだ。大人になれない大人だと言うのも感じる。私は30歳になっても
乗っているバイクは50ccオフロード車だし、彼はハーレー風のアメリカン。方向性は違うけれど、
彼のバイクからは彼がおそらく歩みたかっただろう空気が濃厚に伝わってくるし、私のバイクも
日本一周などの長旅を経験した人が見ればそれと分かる持ち主のオーラが漂っていることだろう。
今はまだ漂っていなくても、これからおそらく漂うようになるだろう。

彼は大人になりきれていない大人だと先に書いた。そして、それは私も同じだと。だから私は
彼の生き様に共感と違和感を抱きながらも、彼の生き様を責める気にはとてもなれない。お互いの
共通項を象徴しているのが黒であり、抱く憧れの違いを象徴しているのが原付オフロードと
アメリカンと言うバイクの車種の違いだと言えなくもない。

私には、彼の生き様に限らず、草津に働く多くの人に自分に共通したものを感じるし、本当はそれが
いいことだとは思っていない。私は彼らに共感はするけれど、同類の人間だと認めることを拒否して
いるようにも感じる。けれど、おそらく間違いなく彼らの多くには私と共通するある匂いがあるのだ。
それは「大人になれない大人」と言うことだろうか。もっとはっきり言えば「家庭を持てない大人」
だと言うことである。私は自分の中にそういう匂いがあることを認めざるを得ないし、そういう人が
自分の現在の周囲の環境に非常に多いことも認めざるを得ない。

この土地に住む大人には、宙ぶらりんの人がすごく多いのだ。そしてある年齢に達しても結婚しないで
そのまま独身で通してしまう(本意か不本意かはともかく)人もすごく多い。それは草津と言う
湯治場が醸しだす独特の雰囲気に吸い寄せられたものかもしれない。自分の中にもその空気があるのが
分かっているから余計にイライラしてしまう。この町に働く多くの人が抱える問題と同じ問題を私も
抱えているのだ。草津という町と、そこに働く人の多くが抱える構造的問題は、私自身が抱える
内面の問題でもあるのだ。

この町で働いていて、私が誰にも訊ねない、そして誰にも訊ねられたくない質問がひとつある。それは

「どうして草津に来たのか」

と言う質問だ。私の場合は湯治でこの町に住むことになったのだし、草津以外の土地に住むことは
現状の体調では社会人として生活できないからなのだけれど、それだけではない、説明しがたい
気持ちが私の中にはあるのだ。そして、それは草津に働く多くの人が内面に抱えているものでも
たぶんあるだろう。それが「宙ぶらりん」と言う言葉で象徴されるものであるように思う。

「辿りつくべき地平がないから、社会の中に自分の居場所がないから草津に住んだ」

そういう人を引き寄せるところがこの町にはある。私はそのことを激しく嫌悪しつつも、自分も
またそうであることを認めずにはいられない。大人になれていない大人はどの町にもいるだろう。
しかし、この町に住んでいると、大人になれない大人があまりにも多いように見えて仕方がない。
「大人になれない」と言う言い方は適切ではないかもしれない。もっと積極的に「大人になる
ことを拒否した大人」が非常に多いのだ。そしてもちろん、私もまたそのひとりなのだ。

結婚していないことは罪だろうか。あるいは子供を作っていないことは罪なのだろうか。ミクロな
生物としての本能で言えば、おそらく罪であることは違いないのだ。しかし、もっとマクロな視点で
地球全体から見れば、癌細胞のごとく増える人間であるよりは、そうでない人間でない人間であることは
むしろ正常な生物としての反応であるようにも見える。少子化が現実の問題として語られるように
なっているけれど、少子化が絶対に悪いことだとは私は思わない。おそらく良いも悪いもないのだ。
ある意味で極めて正常な、マクロな生物としての地球が生存維持のためにアプリケーションソフトを
自動起動させた状態なのである。

大人になれない大人とは、自分の運命に対する自分の責任を回避し続けている大人のことだ。
なぜ私の目には、草津の町とそこに働く大人の多くが大人としての責任を回避し続けているかのように
見えるのだろう。それは私自身がその大人たちそのものであることを感知しているからだ。そして
同時に私自身が本当の意味で大人になるチャンスに今立っているということでもあるのだろう。

私は今、自分自身の傷ついた魂のことについて語っている。私自身のセルフイメージがとても低い
ことも私は認めざるを得ない。そして、そこから脱出するチャンスに今立っていることも。私の中には
自分自身と他者に対する激しい怒りが隠されている。それは、時として非常に強い攻撃性を伴って
私の外側に出てくる。ほとんど外に出てくることはないけれど、見る人が見れば私の中にある強い
攻撃性に気づくことはあるだろう。でも、それを他人が解決してくれることを望んでいるうちは
きっと解決できないのだ。
| SHO | 雑談 | 16:29 | comments(0) | - |
書写終了
先日来取り組んでいた、梶原さい子『ざらめ』の書写が昨日で終了、昨日の夜からは早坂類の
第一歌集『風の吹く日にベランダにいる』の書写に取り組んでいる。早坂類のこの歌集は
とても自由な感じのする歌集で、私が短歌同人誌『かばん』所属時代の初期に、私の歌を
見た東直子さんに「西村さんの歌って、早坂類さんの歌みたいですね」と言われたことがある。

私の歌は『かばん』に入った後からおかしくなって、今なお直っていない。おかしくなった、
と言うのは歌が変になったと言うことではなく、自分の好きな自分の歌ではなくなった、と
言うことだ。自分の好きな自分の歌ではなくなったってことは、やっぱり歌が変になった、
と言うことかもしれない。とにかく自分の歌からすごく窮屈な感じがしていて、『かばん』に
入る前後あたりの伸びやかな自由な感じがなくなった感じがずっとしている。

それで、以前の歌の歌い方を忘れてしまったので、どんなものだったか思い出すために早坂類の
歌集を書写しようと思ったのだ。私の中では今「オリジナルの状態を思い出す」と言うことが
すごく大きなテーマになっていて、小学生に上がる前のもっと子供時代に、僕は何をいつもして
いたんだっけ、何がいつも楽しかったんだっけ、いつもしていたことは何だったっけ、と、自分が
もともとオリジナルとして持っていたものが何だったのかを思い出そうとしている。子供の頃の
私が好きだったものって、いったいなんだったのだろう。今の私は思い出していないのだ。

『風の吹く日にベランダにいる』の頃の早坂類の歌はとても自由で、私にとってはとても自由で
懐かしいな感じがする。私にとって『心の花』に所属していることはとても大事なことだけれど、
もっと前に『かばん』に所属していたことが、ものすごく大きな意味を持っている。私の歌が
曲がってしまったのは、『かばん』に入った頃から人に媚びる歌を詠むようになったからなのだ
けれど、その前に詠んでいた歌はどんなものだったのだろう。今から『かばん』に戻るつもりは
ないのだけれど、『かばん』入会前後の頃までの歌を取り戻したいと思っている。
| SHO | 短歌 | 14:19 | comments(0) | - |
雨…。
今日は昼に起きて、長野原まで免許の書き換えに行って、六合村にある温泉施設にでも
入ってこようかと思っていた。バイクも金曜日に給油して以来乗っていないし、来週の
草津志賀高原ルート開通までにバイクに慣れておかないといけないのだが…。

私のスキーウェアとバイクウェアは一部共通で、どちらも着ると全身真っ黒になるのだけれど、
やれやれと着こんで寮の玄関に下りたら…なんと雨だった。ちょうど板前の親方とも一緒になって、

「このバイクかい?」
「はい。そうです」
「今日はこれからずっと雨だよ。」
「えーっ、そうなんですか?」

って会話をしていたのだけれど、雨では仕方がない。まだ慣れていないのに雨の日なんて
バイクに乗りたくない。だいたい長野原なんていつでも行けるし(でも、なるべく早く行った方が
いいのだけれど…)、あえなく今日は撃沈となった。仕方ないからいつもの共同浴場にでも行こうか。

ところで、なぜ私が天気を確認しないでバイクに乗ろうとしたかと言うと、いつも昼間に寝ている
関係で、私の部屋は昼なお暗い部屋なのだ。カーテンを開けて出かけようと思っていなかったし、
窓から雨音も特にしなかったし、朝、帰宅してから寝る前にインターネットを開くときに天気を
確認していなかったのだ。そういえば、今日は珍しく職場で朝のニュースも見ていない。昨日の
阪神の試合結果と金本選手の904試合フルイニング出場達成はスポーツニュースを見て知ってるけど。

遅れましたが、金本選手、本当におめでとうございます。節目の試合を勝利で飾れて本当に良かった。

ところで、今月の給料の残金が本当に少ないことに気づいた。バイクを買ったからなのだけど、
たぶんそれだけじゃない。先月末から今月にかけて、無計画に本を買いすぎたのだ。バイクと
一緒にツーリングに使うサドルバックも買ったのだけれど、思わず買ったのを後悔したくらい。

来週の休みは連休を取っていて、開通初日の草津志賀高原ルートを走るつもりでいたのだけれど、
野沢温泉でライダーハウスに泊まる計画だったのを、飯山線のどこかの駅で駅ネすることに
変更しなきゃいけないかも。それくらい今月はお金がない。でもバイクの燃料代は出さなきゃ
いけないし、バイクの慣熟走行をすればそれだけ燃料代はかかるし…。仕方がない。

そして、困ったことに今週は木曜日以外は雨の予報。木曜日が今週は休みなので友達と出かける
予定になっているのだけれど、この日しかバイクの慣熟走行ができないのならキャンセルして
出かけなければいけないかも。いずれにしても、今月は超緊縮財政とバイクの慣熟走行で
板ばさみの一ヶ月になりそうだ。

あぁ〜、それにしても頼むから4月20日と21日は草津で雨が降りませんように…!!!
草津で雨、ってことは、今の気温だと渋峠は雪になる可能性が非常に高いのだ。いくらなんでも、
道路凍結ではバイクの通行を諦めざるを得ない。その前に、道路自体が通行止めになってしまう。
毎年そんな日が開通後に何日かあって、昨年はたしか4月23日がそうだった。4月20日も午後から
通行止めになったんじゃなかったろうか。いずれにしても、ここはGWまで雪の降る土地なのだ。
最後の最後は覚悟を決めて運を天に任すしかない。ここは北海道なみの気候なのだ。シーズン最後の
雪が降るのが遅い、と言う点では、北海道以上に寒い土地かもしれない。
| SHO | 雑談 | 14:14 | comments(0) | - |
バイク納車
木曜日に、バイクを納車した。
富岡から自走で持って帰ってきたのだが、夜の10時に長野原の手前の須賀尾峠の上りでエンスト。
何回もキックしてようやくエンジンがかかったかと思ったらまたストップ。ようやくスタートして
長野原に着いたまではいいのだが、長野原から草津道路の旧道を白砂川沿いに4速35km/hで走って
いたら突然エンストした。今度はどうやってもエンジンがかからず、タンクをリザーブに切り替えて
最後は押しがけして草津まで帰ってきた。人気のない山の中で夜中の11時にエンストした時には、
真剣にこれは野宿しなければいけないかと青ざめた。

翌日になると、もうウンともスンとも言わなくなったのでガソリンスタンドまで押していって
給油ついでに見てもらったところ、なんとガス欠だった。5.2Lのタンク容量のところに、
なんと5.05Lも入ってしまった。最後はリザーブタンクで帰ってきたらしい。

バイク屋にも電話して相談したのだが、須賀尾峠でエンストしたのはエンジンを低回転で何十キロも
回し続けたかららしい。音が「ウォォォーン!」と甲高くなるので4速で走っていたのだが、35km/hなら
3速で十分らしい。CRM50のエンジンはかなりタフで、エンジンを思い切りぶん回した方がエンジンに
とってはいいのだそうだ。白砂川から草津への急勾配は3速でエンジンをぶん回して帰ってきたのだが、
須賀尾峠までの区間はエンジンを低回転で回しすぎたらしい。たしかに、3速だと途中からドンと
加速が急に良くなったっけ。これがパワーレンジってヤツなのだろう。

金曜日の夜からみぞれの予報だったので、木曜日のうちに急遽納車したのだが、午後遅くなってから
出かけたので当然夜間走行になった。富岡から交通量のやや多い道路を抜けて、榛名町に入った
ところで町の食堂に入って夕食をとったのだが、夕食が終わって再びバイクにまたがろうかと
言うときに、すごく淋しさが、そして「今、生きているんだなぁ」と言う実感みたいなものが
ふつふつと湧き上がってきた。

真っ暗な山の中の夜道を、たった一人で50ccバイクに乗って走る。バイクに乗っている時間は
とても孤独で、50ccバイクで人気のない夜の山道をたどるのは心細くさえある。でも、高専時代から
繰り返し繰り返し読んでいる、賀曽利隆の「50ccバイク日本一周二万キロ」の世界に自分も仲間入り
したんだなぁ、と思うととても嬉しくなった。

バイクに乗っている時間はとても孤独だ。暗闇に目を凝らしつつ、前照灯の照射範囲を注視する。
どんなに目を凝らしても、前照灯の照射範囲より先のものは見ることができない。それでも
前照灯の先の暗闇に目を凝らしつつ先へ先へと進むのだ。まるで人生そのものじゃないか。

なぜ私は車よりもバイクが好きなのだろう。今の季節は寒いし、道路凍結の恐れがあれば危険で
すらある。風圧が常に身体に当たるので身体も疲れるし、雨が降ればものすごく辛い。でも、
バイクの旅はとても孤独で、バイクに乗っていると怖さとともに孤独でいられる。バイクの旅は
とても怖くて淋しくて孤独だけれど、でも「生きている」と言う感じがする。

木曜日は強風でスキー場の白根火山ロープウェイが動かなかったので、金曜日に友人とスキーに
行ってきた。この2ヶ月ほど休みのたびにどこか出かけたりばっかりで、スキーに行くことは
できなかった。前夜の気温がかなり下がったせいか、4月上旬にも関わらず雪質は上々だった。
それでも殺生河原に近い場所では昼過ぎには雪が緩んでしまっていた。4時間ほどスキーを堪能した。
スキーも最高に楽しい。バイク旅もそうだけれど、スキーには「なぜ」がないのが良い。「なぜ」
なんて考えている暇があったら障害物にぶつかってしまうので、とにかく目の前に集中して滑る。
スキーを滑っている瞬間に、世の中の他の全てのものは全く関係がない。スキーは私を全ての
しがらみから自由にさせてくれるのだ。

あぁ、そう言えばバイクもそうかもしれない。バイクを操縦しているときに世の中の全てのことは
関係ない。そんなことを考えていたら、あっと言う間に事故ってしまう。だからバイクに乗って
いる間は運転に集中するしかない。

私は自由でいたいのだろう。でも、自由になると孤独であることと同じなのだろうか。そうではない
実例も知っているので、おそらくそうではないのだろう。でも、私にとって一緒にいる方がもっと
自分の人生が自由だと感じることのできるパートナーっていったい誰なのだろう。一緒にいることで
一人でいるよりも自分の人生を自由に感じることのできる相手が、最もふさわしい相手なのだと思う。

自由でいるとは、一生独身でいることでも無職でいることでもない、ってことは思う。そして、自転車
日本一周をしている間、ずっと感じていたことは「ここは自分の居場所じゃない」ってことだった。
私は自由であるはずの旅の中ですら自分の居場所はここだと感じられなかったのだ。

いつまでも旅人をやっていることが自分が自由でいられる最善の手段ではない。でも、今の私は
どうやったらひとりでいるよりも自由になれるのか、その方法が…本当は分かっている気がする。
| SHO | バイク日本一周 | 08:51 | comments(0) | - |
ナンバープレート取得
今日は原付のナンバープレートを取得してきた。任意保険、自賠責保険ともに既に有効なので、
これでバイクショップに行ってナンバープレートを取り付ければ運転できる。受け取りは
金曜日の予定。明日は雨の予報だけれど、どうか金曜日が雨じゃありませんように。

そういえば、初めてバイクでツーリングに行ったときも雨だった。初ツーリングは忘れも
しない蔵王山麓の青根温泉。半混浴の風呂に満足して帰ろうとしたら、U字ロックをかけた
ままエンジンをスタートさせてタイヤのバルブが吹っ飛び、夜の7時に遠刈田温泉まで
原付を押して下りたっけ。ガソリンスタンドももう閉まっていて、手持ちのお金もなかったので
その日の晩は温泉の吹き出ている排水溝の上で寝たことを今も思い出す。4月初めで
蔵王山麓はとにかく寒かった。遠刈田温泉の共同浴場が朝の5時半に開くので、それを
待って風呂に飛び込んだこともあったっけ。青根温泉に入っている間に雨が上がったのが
本当にラッキーだった。ともあれ、今度はそういう事態にならないことを祈りたい。

先週、新雪が降ったかと思ったら今週はどうやら雨の予報。これでだいぶ雪が溶けてしまうのかな。
私がバイクを買ったショップは富岡にあって、そこから草津までは約60km。原付なら2時間半から
3時間と見込んでいるけれど、なにしろ標高差が1000mあるのでどうなるかは分からない。

ギア付きのバイクで標高差1000mの距離を走るのは初めて。以前の原付スクーターで
磐梯吾妻スカイラインなんかは走ったことがあるけれど、たしかエンジン全開でも
時速15km/hくらいで登った記憶がある。現在の居住地は日本有数のドライビングルート
(本当かな〜?)と言われる草津志賀高原ルート。草津からでも峠までの標高差は1000mある。
だいたい草津までやってくるのに、ほとんどの場所からは標高差1000mをクリアしなければ
ならない。こういう環境は、日本国内でもかなり特殊な部類に入ると思う。
| SHO | バイク日本一周 | 18:31 | comments(0) | - |
バイク雑誌を読みながら
バイク購入の話の続きである。
バイクを購入したのはいいけれど、今の仕事を続けている限り、休職しない限りは北海道に
行けそうにない。日本一周の続きにも、行けそうにない。まぁ、就職して初めてそれは
分かったことだけれど、とりあえず今年のツーリングの最終目標は佐渡島一周ツーリングだろう。
その程度なら、今の職場の休みの取り方でも出かけられる。

あぁ、それにしても北海道、行きたいなぁ。昨年の夏に鉄道で稚内まで行ってきたけれど、
あの旅は面白かった。5日間の連続休暇を取る、と言うことができない現状ではどうしようも
ないのだけれど、なんとか自分に実力をつけて、自分の生きたいように生きたい。

バイク雑誌を読みながら、「どうしようかなぁ」と考えるのは楽しい。北海道も毎年行きたい
くらいなのだけれど、田舎暮らしだと休日の少ない仕事が多い、と言うのも残念ながら事実。
その辺は、どれを取ってどれを捨てるかと言う取捨選択の問題になってくる。自分の希望が
ただ「働いて自分の生計を自分で立てられたらいい」と言う段階からひとつ上がっている。
それはとても幸せなことで、でも、これからどうしよう?と相変わらず立ちすくんでもいる。

今日は朝、家に帰ってきたらバタッと寝てしまい、起きたら昼の1時半だった。本当だったら
朝のうちに風呂に入りたかったのに〜。今日は土曜日だから風呂が混むんだよなぁ。

僕は今、いい方向に向かっているんだろうか。これからの自分の方向性を決めない、と言う
ことを今までは決めていたわけだけれど、それじゃいけない、と思う。まだバイクで再び
日本一周に出るべき時期ではない、と言う気がする。今はキャリアを築くべき時期だからだ。
じゃあ、キャリアをここで築くって、どういうことだろう?僕には何ができるんだろう?
考えれば考えるほどに答えが出てこない。なんだかイライラしてくる。

そうやって悩んだり考えたりしている自分が、ずっと嫌だった。昨日、そのことを考えていたら
「真面目だから」と言う、先日ある人に言われた言葉が浮かんできた。その言葉には本当に
救われている。そう、性格が真面目だから悩むんだ。それは決して悪いことではないのだ。

損や得とかいうレベルだけではなく、自分が共感し、やってみてもいい、買ってもいい、
力をかしてもいい、これならやりがいや生きがいを感じるっていう、「なにか」


BAR ANGEROSESの最新記事に書いてあったこの言葉を考えている。この記事にはたまたま
ホンダの記事が出てくるのだけれど、私が買ったバイクはたまたまホンダのオフロードバイクだ。

日本一周は「逃げたい」んだろうか?そうだとしても別にいいのだが、私は組織に所属しても
しなくても生きていける人を見て「いいなぁ、カッコいいなぁ」と思う。今の私の職場の先輩、
と言うか直接の上司に当たる人がそうなのだけれど、彼は私と組んでやっている夜警の仕事は
副業で、実はちゃんと本業を持っていて今もその仕事をしているらしい。でも、私の職場での
仕事もものすごくできる人で、誰からも一目を置かれている。

3ヶ月もコンビを組んでいれば多少のアラは見えてくるけれど、それはさておきトータルで見れば
本当にすごい人で、私は彼を心底尊敬している。本当に優しい人とは彼のような人を言うのであって、
私は自分がこの仕事に就いて不慣れだった頃に、彼からしてもらったことを一生忘れちゃいけない。

あぁそうなのだな、と気づいたことだけど、私は人に優しくすることが好きなのだ。別にそれは
誰から頼まれたとかそんなことじゃなくて、自分が人に優しくするのが好きだから今の仕事は
決して不向きな仕事ではないのだろう。ただし、完全に「この仕事だ!」と思うかと言えば
まだそうは思っていないのだけれど。でも、不向きでないのなら今の仕事をまずはちゃんと
こなせるようになることだと思う。

私が買ったCRM50と言うバイクは、見た目はかなり不恰好なバイクである。写真で見たときに、
お世辞にも格好いいとは思わなかった。格好だけなら、最後までどちらにしようか迷った
ヤマハのDT50の方がずっといい。

ただ、実車に乗ってアクセルを開けたときに、ジワッと優しく加速してくれるバイクだな、
と思った。インプレッションを読んでいる限り、実は相当加速のいいバイクらしいのだけれど、
低速でじっくり走ろうと思えばいくらでも低速で走れる。アクセルを開けた瞬間にドカーン!と
加速するバイクは暴力的で、私は好きじゃない。そして、そういう生き方もまた私は好きじゃないのだ。

以前乗っていたヤマハのアプリオと言うスクーターは加速のいいバイクで、私は先輩から
譲り受けた2日目に交差点で急加速して自損事故を起こしたことがある。使い方に慣れた
それ以後は事故を起こさなくなったけれど、一気に加速していくのは私には怖かった。
結局、その愛車は仙台から千葉の実家まで自走で持って帰る途中で事故に遭って廃車になって
しまったのだけれど、その頃からホンダのスーパーカブの加速の悪さと言うか優しい加速に
惹かれるものがあったことも事実で、今回、ホンダ車を選んだ理由の大きな伏線になっている。

実際に乗ってみて、とにかく優しいバイク(乗りこなすのは、決して易しくはないかもしれない
けれど)だと感じたのが、このバイクが気に入った理由かな。その頃には、50ccとしてはクラス
最大の出力を持っているとか、2ストロークサイクルエンジンなので燃費は4ストの車種ほど良くは
ないとか、格好が不恰好だとか、そういうことはどうでも良くなっていた。惚れた時なんて、
そんなものかもしれない。50ccだけれど本格的なオフロードバイクなので、どんなダートにも
入れるし、車体も頑丈に出来ている。

先に引用した記事には、こんなことも書いてある。

わたしたちが魅力を感じ、インスパイアされ、
憧れたり、好きになったり、共感するのは、
その人や、そのモノに流れているスピリットである、
生き方や、あり方なようです。

わたしたちがこころ動かされるのは、なにをやっているかではなく、
どうあるか、どう生きているかという、生き方やあり方なようです。


私は自然の中をゆっくり生きたいし、そうやって生きて行きたい。だから草津と言う環境を
選んだのだし、そういう走り方に適したバイクを選んだつもりだ。だから中免を取ったら
欲しいバイクはヤマハ・セローだ。インプレッションを読んでいる限り、ホンダのXR230も
いいなぁと思っている。たぶん、その選択基準に照らして今回のホンダ・CRM50と言う選択は
間違っていないだろうと思う。

日本一周などの長距離ツーリングをしたい!と思う私のスピリットは何なのだろう。先の記事には
こんなことも書いてある。

スピリットとは、ノウハウや行動のことではなく、
そこに流れている、守られるべき精神と言えるようです。


見知らぬ世界を知りたい、自分の今いる世界とは、全然違う世界ってものを体感したい、って
ことかな?そして、「自分は今、生きている!」ってことを実感したいってことだとも思う。
そういう実感がないと、生きていて私は寂しいのだ。そして、もちろん「しがらみから逃れて
生きたい」ってこともあると思う。しがらみから逃れるためには、じゃあ何が必要なんだろう?
どんな自分になることが必要なのだろう?

今の仕事に就いてから、他人を批判することは明らかに減ったように思う。だから、たぶん
今の仕事は決して自分に合っていないわけではないのだろう。自分の望む生き方を見つける
方向に歩み始めているってことは思う。まだヨチヨチ歩きだけれどね。自分の周囲の人間を
尊敬し、敬意を持って彼らに接することができる自分を見ていると、そう思う。

でも、まだまだ僕は自分のやりたいことが見つかっていないことや、どんな人生を生きたいのかを
完全に見つけてはいない自分、そして明らかに休暇や給料面、自分で感じる仕事に対するステータス
などで人や社会の基準より劣っているじゃないかって感じる自分を責めている。もっとお金が
欲しいなぁ、もっと休暇が欲しいなぁ、もっと言えば、休暇なんていらないくらいに熱中できる
生き方がしたいなぁ、ってことはすごく思うことで、日本一周まで行くと、さすがにこれは
「休暇」のレベルではないのだ。

もっと幸せになりたい。そのために欠けているものなんて何にもない気がするのだけれど、
自分の魂の望んでいるレベルの仕事、望んでいるレベルの生き方って、いったい何なのだろう。
| SHO | バイク日本一周 | 15:05 | comments(0) | - |
バイク購入
日付が変わってもう一昨日のことだけど、原付を購入した。原付と言っても
ギア付きの本格的なもの。HONDAのCRM50と言うオフロードバイクで、
おそらく草津町ナンバーのCRM50は他にいないので、見掛けたら十中八九は
私のバイクだ。来週納車の予定。

今月の20日に草津志賀高原ルートが開通するので、それまでに慣らし運転を
終えることを考えて今の購入となった。草津志賀高原ルートのお膝元に
住んで、ビーナスラインも原付で行ける距離にあって、四万・沢渡温泉や
尻焼温泉も近くて、行きたいところがたくさんある。これから楽しみだ。

| SHO | バイク日本一周 | 02:37 | comments(0) | - |