藍青

〜晴れ時々日記〜 SHOがつづる短歌、旅行などなどの日記です。
香川県に住んでいるバイク好きです。愛車ヤマハYZF-R6の話も、書いていきます。
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ダイヤ改正前夜
明日はJRのダイヤ改正日です。
今晩限りで寝台特急『さくら(東京−長崎)』と『あさかぜ(東京−下関)』が
廃止になります。どちらもブルートレインの中では一二を争う長い歴史を誇る
名門列車。これが廃止になる時代なのか・・・と驚嘆を禁じ得ません。

もっとも、いわゆる寝台特急に使われている車両は『サンライズ瀬戸・出雲』に
使われている寝台電車と『カシオペア』に使われている客車、そして臨時の
『北斗星』に使われている「夢空間」と呼ばれる3両の豪華客車を除けば
最も新しい車両で1978年製。製造から既に27年が経過しています。国鉄からJRに
なってもうすぐ19年が経過しますが、JRになって数年内に積極的な個室化が
進められた以外に何の策もなく、PRすら行われないでただ安楽死を待つばかりの
状況になっていた、と言われても仕方がない状況です。『さくら』『あさかぜ』
ともに廃止になってしまうのは、これが時代の流れなのか・・・と思いつつも
寂しいです。

夜行列車衰退の傾向は今に始まったことではなく、1980年頃には当時の国鉄の
幹部が「夜行列車廃止論」をぶち上げた事があります。その国鉄幹部がJR東日本の
社長、そして会長になって、JR東日本管内の夜行列車が1993年12月改正で大削減
されたことはまだ記憶に新しいです。

夜行列車に私はだいぶお世話になってきました。でも、現実には夜行列車を
利用したくても時間帯が悪い、設備のわりに値段が高すぎる、そもそも夜行列車が
走っていない、等々の理由で使えません。夜行列車があれば、もっと時間を有効に
使えるのに・・・といつも思います。

民間企業として、いかにして利益を出すかに腐心しているのは、そうなのか
なぁと思うところですが、JRになって19年も、何も手を入れないで夜行列車を
放っておいて、利用率が悪いから廃止と言うのは納得がいきません。他の交通機関には
真似のできない夜行列車ならではの良さもたくさんあるのに。いわゆる鉄道マニアが
JRの舵取りをしていいかどうかはさておいて、出てくる新車を見るたびに首脳陣は
鉄道が本当に好きなのか?と言う疑問すら抱かざるを得ない鉄道会社すらあります。

貧乏人は鉄道を使うな、あるいは立ちっぱなしで我慢しろ、鉄道を使いたければ
お金をもっと落とせ、と言うだけではお客は納得しないでしょう。口ではそう
言っていなくても、鉄道会社の振る舞いを見ていると雄弁にそう言っている
鉄道会社はたくさんあります。夜行列車廃止の傾向と、そして近年の施策の
数々を見ていると、なぜ鉄道が自家用車に勝てないのか、特に若者の鉄道離れを
食い止めることができないのか、根本的な理由に気づかざるを得ないのです。
それは「お客様本位の商売をしていない」と言うことです。

鉄道関連のムックはたくさん出版されています。たくさん出版されていると言う
ことは、買う人がそれだけいると言うことでしょう。鉄道の潜在的な需要は
まだまだ衰えてはいないと言うことだと思います。そして、それらの本がうたって
いるのは、「より速く旅行する」と言うこととは反対の旅だと言うことも指摘される
べきでしょう。時間をゆったりと、贅沢に使って旅をする。そのことが鉄道の
大きな魅力なのだと鉄道会社は気づくべき時期に来ているのではないでしょうか。
| SHO | 旅行 | 23:29 | comments(1) | trackbacks(1) |
天河神社のこと
天河神社って知っていますか?正式名称を天河大弁財天社と言うのですが、
奈良県天川村にある、古くからのお社です。

ここは「呼ばれないと行けない」場所だと言われています。そして、行く時には
何らかの意図と言うか、目的、あるいは役目と言ってもいいのですが、何か
呼ばれる理由がなければ呼ばれない。逆に呼ばれた時は、どんなに困難そうに
見えても行くことができてしまう、そんなお社です。

私も2年半ほど前に行ったことがあります。私は典型的な「呼ばれた」パターンで、
夜中に突然天河神社のことを考え始めて、インターネットのホームページを
見たら(日付が変わっていたので)明日が観月祭であることを発見しました。
「行けるかなぁ」とお金を数えて見ると、ギリギリ行けそうな感じ。ただし
旅行中の食費は一日1000円弱と言うすごいプランになりましたが。「マジ!?
本当に行くの?」と思って大学生協にその日の晩の「ムーンライトながら」の
指定席を取りに行ったら、その日の晩の指定が取れてしまいました。

その日は3連休が始まる金曜日。普通なら「ムーンライトながら」の指定が取れる
ような日じゃないはずで、乗ったら指定席はもちろん売り切れ。たぶんキャンセルが
出た瞬間に拾ったんじゃないかと思います。

そんなこんなで天河に行って、丸24時間滞在しました。宿に泊まるお金はない
ので寝袋を持っていって、その日の晩は神社の境内で寝袋を敷いて寝ました。

翌朝、屋台のおばちゃんがなぜか車を貸してくれて、車で御手洗渓谷と、清浄大橋から
女人結界門をくぐって山上ヶ岳の中腹まで行って来ました。バスの時間の関係で
中腹でその時は折り返したのですが、女人結界門をくぐった瞬間から変わる
「空気感」が、まるで楔のように心に刺さって抜けませんでした。結局、このルートは
昨年の7月に山上ヶ岳から下りてくるルートとして踏破することになります。

今思っても、なぜ呼ばれたのだろう、と不思議でなりません。「呼ばれた」としか
言いようのない感覚で、引きずられるように天河に向かったのを覚えています。

でも、その旅こそが私にとって「次の旅」の幕開けだったのです。あの時、
もし天河神社に呼ばれていなかったら、おそらく私は修験道にも興味を持って
いないし、山上ヶ岳に登拝することもなかったはずです。そして吉野山との
つながりもなかったはず。今にいたる流れの原点が、天川村と、そして天河神社に
あるのです。

あと3日で吉野に向けてスタートしますが、書いている今もすごく緊張します。
吉野大峯と天河郷は、私にとって特別な意味と重さを持つ土地。安易な気持ちと
言うか物見遊山のつもりでは行けない土地なのです。呼ばれなければ決して
行けない土地でもあります。特に天河は、別格の地です。
| SHO | 修験道 | 23:23 | comments(4) | trackbacks(0) |
草津のお湯で人口集中について考える
今日は皮膚の調子が悪く、温泉につかると激痛が・・・。
身体から膿の臭いがする、と言うのも実に久しぶりです。

こんな日は誰かと風呂に入って楽しむ気分にはなれなくて、最近よく行く
「煮川の湯」へ。ここは3人くらい入るといっぱいになるので、ほとんど
混まないお湯なのです。いつも人がたくさん入っている「白旗の湯」とは
大違いです。

と言うわけで「煮川の湯」に行くと誰もいません。やったー、と風呂に入ると、
脱衣所の扉が開いて人が・・・。瞬く間に増えて、狭い狭い「煮川の湯」に、
なんと8人も人が入ることになりました。そのうち6人はひとつのグループ。
そもそも「煮川の湯」みたいに狭いところに6人で押し掛けると言う神経が
分かりません。普通の神経なら「煮川の湯」に入るのはやめておく人数です。
しかも、話を横で聞いていると、どうも「煮川の湯」が初めてではないらしい。
明らかに確信犯です。

ただでさえ今日は皮膚をお湯につけると痛くて仕方ないのでストレスがたまって
いるのに、どうなっているんだ!と言うところですが、無神経集団が上がった後も
3〜4人のグループが次々にやってくると言う異常事態。ため息をつきながら、
「バランス」について考えていました。

私は東京が嫌いなわけでは別にありませんが、自分が住みたいとは思わないので
出ていこうとしています。過度の人口集中と、それに伴う移動機関の環境は、
私のような地方出身者から見れば「異常」としか言いようのないもの。首都圏の
通勤電車の混雑の異常ぶりは、もはや「犯罪」あるいは「人権侵害」の域に
達していると思いますが、現実にはそれでも東京への人口集中は止むことなく
続いています。

これは、どこかでバランス感覚が崩れているのではないでしょうか?街そのものが
持っている人口のキャパシティを超える人口が現実に集まり、その事を異常だと
気づかない神経が、どこかバランスを崩していると言っているのです。

もちろん現実には気づいている人もたくさんいると思いますし、通勤電車に
ストレスを感じながら生活している人もたくさんいるでしょう。でも、現実には
東京近郊で暮らすことを選んでいる。私のように東京脱出を現実に考えている人も
少なからずいると思いますが、実数として東京に留まる人数よりははるかに少ない。

東京以外に生活の場はないのでしょうか?あるいは東京に留まり続ける理由って
なんでしょうか?その事について、意識的に明確に答えられる人はいいんです。
でも、ただなんとなく東京に出てきて、なんとなく毎日通勤電車に詰め込まれて、
それがもし不満なら、そのまま東京で生きていていいのか?と言うことを思うのです。
もし本気で不満ならば、生きる場を変えることもひとつの選択肢として考えて
いいのではないでしょうか?

私自身について言えば、相当な不満を持ちながらも「煮川の湯」あるいは
「白旗の湯」に入り続けなければならない理由があります。湯治のために
草津に来ていて、症状の関係で私が入れるお湯はこの2つしかないからです。
正確に言えば水で薄めたお湯ならば私でも入れますが、それでは湯治の意味が
ありません。

草津に長期で湯治に来ている、と言うことについて、「いいね、恵まれているね」
あるいは「温泉に長期なんて、いいなぁ」と言う人も多くいます。

長期で湯治ができることは、たしかに恵まれており、幸せなことです。
でも、身体さえ万全であれば、誰が草津のお湯に長期で入るものか、と言うのが
湯治者の本音です。呑気に草津の共同浴場を比べ湯しながら入れる一般の
観光客が、私から見ればどれほど羨ましいことか。毎日毎日、痛みあるいは
絶え間ないかゆさに耐え、今現在そして将来の不安に耐えながら毎日を暮らして
いるのが湯治者の現実なのです。「治療と分かっていなければ、誰が入るものか」
と思うほど、草津のお湯は湯治者にとって痛いのです。

話がそれましたので戻します。
草津の共同浴場は、「大瀧の湯」「西の河原露天風呂」と言う有料施設を除けば
ほとんどが地元客のために作られており、一度に数人しか入れません。湯畑の
横にある「白旗の湯」だけはキャパシティが多いですが、あくまでも例外的な
ものです。

そこへ5人を超える人数で押し掛ければ、混み合って当たり前。たしかに観光客向けに
各共同浴場の場所を記したパンフレットが配られていますが、自分たちの人数で
入れる風呂かどうかは、脱衣所から中をのぞけば分かるでしょう?分散して
別々のお湯に入るなり、何か工夫をしないといけない。そこへそのままの人数で
入ろうとすることが異常であり、バランス感覚の欠如だと言うのです。

バランス感覚とは違いますが、風呂上がりに、身体を拭かないで脱衣所に行く人が
多いのも目につきます。そんなことをしたら脱衣所の床がベタベタになるでしょう?
今日も注意したのですが、けっこういい年したおじさんでも忘れていることが
多い。「あぁ、そうかそうか」と拭いて下さるのはいいのですが、言われないと
気づかないのかなぁ?「脱衣所の床がベタベタになるので」と言うと納得して
拭いて下さる方がほとんどですが、おじさんに「身体を拭いてから上がって
くれませんか」と言ったら「なんで?」と言われたことすらあります。そんなの、
小学生の時に親から習わなかった?と耳を疑うのですが、現実には知らない人が
圧倒的に多いですね。地元の人はさすがにそんな人はいませんが。

この人たち、自分の家では風呂から上がるときに身体を拭かないの?と思いますが、
実際には身体を拭く人の方が珍しいのでしょうか?もしそうだとしても、やっぱり
おかしいと思います。

だいぶ話が飛びましたが、バランス感覚の問題は、当人が気づかないと分からない
のかもしれない。今日は激痛で風呂の中でうめいていたので余計にそう感じたの
かもしれませんが、多すぎる人数と言うのは、その人の存在だけで強いストレス源に
なることを感じたのでした。
| SHO | Iターン | 23:41 | comments(2) | trackbacks(0) |
やっと提出
今日は『心の花』の歌稿締め切り日。今日までなので、仕方なく速達で出しました。
編集部の人、ごめんなさい〜。

今月は歌を詠んでいるので出すことにしたのですが、今回は5月号用のはず。
前回出したのはたぶん昨年8月号の若手特集号だと思うので、9ヶ月ぶりの
詠草提出と言うことになります。ずいぶん長い間休詠していました。

今月に入ってぼちぼちと詠んでいた歌をさて出そうとしたのですが、どうしても
納得の行くものがなく、そのうちに歌がスラスラッと出来てしまったので、
10分か15分で詠んだ一連の8首を出すことにしました。そちらの方が、ずっと
書きためていた歌よりもいい、と自分の中では思うからですが、10分や15分で
8首詠めるってのは、私の大きな強みであり弱みでもあります。

単発で詠んだ歌よりも連作で詠んだ歌の方がいい、と私は言われます。自分でも
そう思うのですが、連作を詠む時って、どうやっているかなぁ?気がついたら
8首すらすらと詠めていて、それを詠み終わった後で細かい言葉の調整(これは
絶対に必要です)を行って終わり、と言うパターンの方が、うまく行くケースが
多いのです。穂村弘さんの『短歌という爆弾』で私が紹介された「かばん」の
15周年朗読コンサートの時も、「前日の夜まで考えていたのですが、詠めなかった
ので今詠みます」と8首即詠をやったものでした。あれと同じで、そのメカニズムは
今もって本人もよく分かりません。

強いて言えば、私の中の意識の蓋が開く時に自分でも納得のいく歌が詠めることが
多いのです。私の中の意識の蓋は、自在に開けられるようになればいいのですが、
自分ではコントロールできたためしがありません。理性的に詠んだ歌は、私の場合は
やっぱりつまらない。自分でもつまらないと思います。

「理性的に詠んだ歌はつまらない」と言うのは、歌が本来は本能的に詠むもの、
理性はそれを補完するものだと言うことが大きいのではないでしょうか。
他の人にとって歌が本来どう詠むべきものと定義されているかどうか、と言うことは
関係ないですよ。私にとってはそうなんです。

「面白い歌は面白いのであって、本能で詠もうと理性的に詠もうと関係ない」
と言ってしまえばそれまでですが、歌のタネというか勘所と言うか、ここで感動
させようとしているな、と言うのが透けて見える歌はやっぱりいやらしい。
日本語として詠んで、頭の中にイメージの構築できないような歌もやっぱり
私はつまらない。イメージだけで成り立っている歌も、もちろんいい歌はたくさん
あるけれど、そればかりだと地に足が着いていない感じがして気持ち悪い。

歌人の吉浦玲子さんのブログ「湖蓮日日」に「歌人への5つの質問・短歌が
できるとき」と言うものがあります。URLは下記の通りですので、興味のある方は
ぜひ読んでみて下さい。なかなか面白いです。

http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2800700

何らかの形で頭が空っぽになると言うか、異界の何かとつながると言うか
(これは言い過ぎかな)そういう状態の時に私は歌が詠めるんですが、その状態と
言うのはうまく言葉では表せません。いつも呼び込めればいいと思いますが、
本気で呼び込むためには、息を整えたりしてちゃんと「気」の準備をすることが
必要なようです。

それにしても、細かい歌の断片をかき集めて詠む、と言う人のなんと多いことか。
そういうことをやった歌に納得した歌があまりない私としては、よく分からない
話です。でも、緻密な歌を詠むのにはそちらの方が良さそうな気もするし・・・。
頭の中で31文字単位で歌が浮かぶ、と言うのは本当に私の大きな強みであり
大きな弱みです。

買い物に行って帰ってきたのが夕方の6時。ちょっと眠くなって寝たら、起きたら
夜の11時でびっくり。これから晩ご飯なのに、風呂もこれから行くのに・・・。
こんな生活じゃあ、朝が起きられないじゃないですか。困ったものです。

気がついたら、吉野に行くまであと一週間しかありません。そろそろ本腰を入れて
旅行の計画を立てる時が来たようです。行きのプランはほぼ決まっているのですが、
帰りのプランがまだ立っていません。
| SHO | 短歌 | 23:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
読書三昧
今週は、ずっと読書三昧な生活をしています。

今読んでいるのは山村雅康さんの『人口減少時代の豊かな暮らしと仕事の場』と
先日ご紹介した『信州で暮らしませんか? 30人が綴るIターン物語』、
そして『ライトマップル 関東道路地図』と『小型全国時刻表2005年3月号』
の4冊。前者2冊はともかく、後者2冊は「それって『読む』って言うのか?」と
言われそうですね。でも、「読む」としか言いようがないくらい目を通すので、
やっぱり「読む」と言うのがふさわしいと思います。

私は地図と時刻表だけで頭の中に旅のイメージが浮かぶので、地図も時刻表も
愛読書として欠かせません。塩田平の写真がインターネットにいろいろ転がって
いるので、それらを見ながら実際に自分が行きたいと思っている場所とイメージを
重ねていくのは、とても楽しい作業です。

繰り返し繰り返し、じっくりと移住、あるいはIターンに関する本を読む時間が
あるのはありがたいです。もちろんイメージと実際との差異はあるでしょうが、
じっくりイメージの上でできるだけ正確に旅をする、あるいは生活することも大事。
そのための正確な情報をなるべく多く手に入れることは、私にとって旅の基本戦術です。

信州にも行きたいのですが、その前に来月上旬には吉野に行くつもりで予定を
立てています。行きのルートは確定しているのですが、どうも青春18きっぷが
3月1日から使えるらしいので、どうしようかな、とプランの練り直しを迫られて
います。

ところで、プランを立てる時に困ったのは、買わざるを得なかったのが
『全国小型時刻表』であること。草津の書店では、私が普段買っている中型版の
『コンパス時刻表』は売っていないのです。本当は、今はもう売られていない
交通案内社の『日本時刻表』の方がいいんだけど、と言うのは余談ですが。

いわゆる大型時刻表は持ち歩くのにかさばるし、JRと高速バス以外の情報を
そんなに使うわけでもないので必要ない。もし必要なら、私はインターネットで
時刻を調べて行きますので。でも、旅行中に小さな駅で下車したりもするし、
それ以前にJR全駅の時刻が乗っているかどうかは読み物としての時刻表の価値に
大きく影響するので、JR全駅が乗った時刻表の方が持ち歩くにしても望ましい。

そんなわけで私は中型版を愛用しているのですが、上に述べたように草津では
中型版を売っている書店がないのです。こういうところは、鉄道の通っていない
街に住むと不便を感じるところです。コンビニで時刻表を売っていない、と言うのも
草津ならではの不便なところですが、買う必要がないからなんでしょうね。

宿泊場所の問題もあり、『ツーリングGO! GO!』誌付録の『全国ユースホステルガイド』を
読みつつ、『全国安い宿情報』を草津に持って来なかったことを悔やんでいたりします。
ユースホステルは公共交通機関が不便な場所にあることも多く、必ずしも使えるとは
言い難いのです。それよりは、駅前の例えばカプセルホテルやビジネスホテルの方が
トータルすれば安かったりもするのです。

最近、食生活を変えて節制しているせいか、身体を冷やす食べ物や飲み物を口にすると
ものすごく身体が冷えると感じるようになりました。例えばコーラ。今日、久々に
飲みたくなって買ってみたのですが、飲んだ瞬間から身体がものすごく冷えて大失敗。
アトピーにはコーラは良くないって聞いていますが、なるほど良くないわけです。
私の場合は汗をかくことが特に有効なタイプのアトピーなので、身体が冷える飲み物は
改めて厳禁のようです。

改めて自動販売機を見ると、ホットの飲み物でも本当に身体を温めてくれる飲み物って
本当にないですね。せいぜい紅茶とか、”おしるこ”とかくらいかなぁ。今までの
自分の感じ方の方が、自然の中では異常だったのかもしれませんが、家に帰ると
生姜紅茶から離れられなかったりします。これは本当に温まるからいいんですけど、
いざ外出して何か飲みたいとなった時には困るんですよね。これからどうしようか、
なかなか悩むところです。
| SHO | 雑談 | 22:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
春の訪れ
すっかり、草津は春めいてきました。
陽射しがとても明るくて、昼間は気持ちいいくらいです。
冬のあの冷たさはどこへ行ったやら。春一番が全国的に
吹いたらしいですが、草津も吹いたのかな?風が強くて
網戸がひとりでに行ったり来たりしていました。

と言っても、昼間ようやく零度を上回るようになったのが
こちらの気温。夜間はまだマイナス7度とか記録されますから
東京の非ではありません。さすが標高1200mです。
でも、体感温度としては東京にいるよりもこちらの方が暖かいかな。
何と言っても、冬の寒さに耐えた後の気温零度ちょっとと言うのは
暖かく感じられるものです。

信州に引っ越したら、こんな気候が当たり前になるのでしょうか。
冬寒いのは堪えますが、草津で一冬過ごしましたので、
だいぶ冬の寒さには慣れたつもりです。最高気温マイナス5度で
最低気温はマイナス10度以下、と言う条件でも、けっこう暖かく
感じたり季節の変化を敏感に感じ取ることができて、寒冷地に
住める自信がつきました。車を運転したら、また別だと思いますが。

もっとも、草津よりも寒いところには行かないでしょう。
草津の前には仙台に4年住んでいましたが、仙台は東北地方では
最も暖かいところと言われていますので、参考になりませんね。

Jリーグの開幕もあと少し。ザスパ草津はJリーグ元年にどんな
成績を残してくれるのでしょうか。GKの小島選手くらいしか
知りませんが、私がよく行くスーパー「もくべえ」にもザスパの
選手が勤めている(ザスパの選手の多くは、試合のない時は
草津町内の観光施設や旅館、スーパーなどで働いています)ので、
とても親近感があります。私のマグカップもザスパのマグカップ。
草津高原ユースホステルでの新春ビンゴ大会で頂いたものですが、
大事に使っています。

草津町民にとって、ザスパ草津はまさに「おらがチーム」なのです。
| SHO | 雑談 | 23:53 | comments(2) | trackbacks(0) |
『おとなの青春18きっぷの旅 春編』
フラフラッと本屋に入ったら、『おとなの青春18きっぷの旅 春編(学研)』が
売っていました。そうか、もうそんな季節になったのか。2月下旬だものね。
道理でスキー場の雪も硬くてエッジがすっぽ抜けそうになるわけです。

今回の巻頭はいきなり因美線。それも岡山から鳥取まで行っておしまい。
写真も昨年の『鉄道でゆく』の写真を一部使い回しているようでおいおいって
感じですが、よくこういう手抜きをやってくれるんだよなぁ。学研さんは。
分かる人が見たら、一発で手抜きだって分かります。ちゃんと読んでいるん
ですから。

ちょっと、最近ネタ切れ気味になっているのかもしれませんね。

と文句から始まっていますが、やっぱり手に取ると嬉しいのがこの本。もちろん
買いました。中の方に、ここ数年分の「青春18きっぷ」のポスターが縮小版で
入っていて、毎回それが楽しみなのですが、なんと今回は「ディスカバージャパン」の
ポスターが入っていて嬉しいです。この調子で「ディスカバージャパン」とか
「いい日旅立ち」「チャレンジ20000km」のポスターをガンガン載せてくれると
私はすごく嬉しいです。旅情を誘うポスターは、今見ても、お金を出しても
買う価値があると私は思います。

「今回はネタ切れか」と思っていたら、後ろの方に「稚内〜西大山」の日本縦断を
青春18きっぷでやった旅の記録がありました。こういう記事こそインパクトが
あって巻頭記事の価値があると思うのですが、なぜ後ろの方なんでしょう。
私自身は「枕崎〜根室」で日本縦断を3泊4日の夜行乗り継ぎでやったことが
あります。もう11年前の話になりますが、なんだか無我夢中で、あんまり覚えて
いないのが残念なところです。

最近は、どこか行くと行ってもあまり昔のように果てしなく時間を浪費してお金を
節約することが出来なくなってきましたが、自分が旅に出ているような気持ちに
なる雑誌を見ると、つい買ってしまいます。この雑誌は、文句のつけどころは
たくさんあるのですが、旅情豊かな雑誌と言う点で私は好きです。なかなか
現実に旅行に出ることは難しいのですが、身体が治って就職したら旅にも出たいなぁ、
そう思いながらこの雑誌を楽しみました。
| SHO | 旅行 | 23:50 | comments(0) | trackbacks(1) |
『信州で暮らしませんか? 30人が綴るIターン物語』
昨日も少し触れましたが、
『信州で暮らしませんか? 30人が綴るIターン物語(編集工房安曇野 編)』
と言う本が届きました。長野県にIターンした人、30人のそれぞれのIターンに
伴う物語を一冊の本にまとめたものです。

もともとは2002年に「新・信州人倶楽部」と言う長野県内Iターン者を中心とした
団体が行った「Iターン大賞」と言う体験論文のコンテストに寄せられた作品たちで、
作品の表彰などが終わってから、有志でこれを一冊の本にまとめよう、と言うことに
なって作られた本だそうです。これから長野県内にIターンしようと考えている人の
参考になれば、と言うこともあったようですが、一年間の販売で今はもうほとんど
売れてしまったとか。私も、あと一年Iターンを決断するのが遅ければ読めなかったかも
しれないんだなぁと思うと自分の運の良さを感じます。

中身は、Iターンした人のそれぞれの立場によって

1,私の新天地(転職したグループ)
2,そしてまた春が(就農したグループ)
3,至福の午後に(定年退職したグループ)
4,犬と暮らす生活(女性の立場・視点)
5,それぞれの雨上がり(そのほかのグループ)

の5つのグループに分かれています。私自身は1,の「転職するグループ」に
該当しますので、このグループが一番参考になっていますが、他のグループが
参考にならないと言う意味では決してありません。

信州が自分にとって新天地かと言われると、別に「そうかなぁ?」と言う感じ
なんですけどね。「ここを自分の新天地にするんだ!」と力んでいるわけでも
ないですし。身体的な条件と相談して、なおかつ居住地域として要求する条件に
沿いそうな場所、と言うことで考えているので、「もしここでうまく行かなかったら・・・」
と考えると恐ろしいほどです。「何としてもここで踏ん張るんだ!」と言う気概だけは
持っているつもりでいます。

私が読み進める中で、特に参考になると感じたのは、当地での生活が都会(特に東京)
とどう違うのか、どういう風に信州での生活に順応したのかがそれぞれの視点で
書かれていること。信州にIターンする人の半数が定住に至らないと言うことが
書かれてあって、甘くないんだなぁ、自分はどうなるんだろう、と思いました。
長野だってなかなか仕事もないらしいし手に職もない。大学だってこのまま
中退しそうだし・・・と読みながら落ち込んだりもしました。

Iターンは決して甘くない、と書かれていることは、とても参考になります。
それでも、どうしても長野県の東信地方にIターンするのか?と考えると、自分は
この街で何をして生きていきたいんだろう、と考えてしまいます。

草津から車で一時間半圏内であること。そして在住地域から車で30〜40分圏内に
通常の治療に使える皮膚病に効く温泉があり、スキー場があること。交通至便であり、
JRの「みどりの窓口」が近くにあること。自然が豊かであること。そして関東平野
ではないこと。と言う条件の元で選ぶと東信地方が浮かんでくるんですが、
そこで何をして生きて行きたいの?と考えると、まだ結論は出せません。

今は、ひとつひとつIターンに向けたステップを刻んでいると思います。Iターンとは
結局は自分自身のあり方、生き方を探す旅なのだ。資料を集め、あらゆる情報を
集めたら、今度は現地に行ってみよう。そしてまた考えよう。そして今は身体を
治すことに専念しよう。自分の中で徐々に具体化しつつあるIターンの条件を
見つめながら、私の旅はまだまだ続いていることを感じています。
| SHO | Iターン | 12:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
湯治先の悩み
今日、買い物に行こうとポストをのぞいたら、待望の本が届いていました。

『信州で暮らしませんか? 30人が綴るIターン物語(編集工房・安曇野・編)』

と言って、内容はそのものズバリで信州にIターンした方30人の体験談です。
まだパラパラ見ただけですが、参考になりそうです。追って詳しく紹介します。

長野県温泉協会/湯治ノススメ
http://w1.avis.ne.jp/~spa-nan/

と言うホームページがあって、「湯治ノススメ」とあるので片っ端から見ていました。
ページそのものは良くできていて、複数条件での検索はできないものの、
地域別や効能別、泉質別の検索ができます。ただ、問題なのは湯治を勧めて
いる割に湯治宿の値段って高いんですね。1泊2食で7000円以上もする温泉なんて
長期ではとても使えません。今なんてその半額で賄っているのに。

長野県内で長期の湯治が出来て、なおかつ自炊部まであるのは上田市の隣の
丸子町にある鹿教湯温泉くらいしかありません。鹿教湯温泉ですら、草津温泉ほど
安く湯治することは出来ないようです。

他に使えそうなのは、13ヶ所の無料公衆浴場を持つ野沢温泉くらいでしょうか。
13ヶ所と言うのは草津の18ヶ所に次ぐ規模の大規模な公衆浴場群ですね。
期待していた上田市の別所温泉は、ほとんどの宿が10000円クラスの高級旅館で
びっくり。これで「湯治宿です」って言われても、利用者側から見た基準では
とても湯治宿とは言えないでしょう。

ある程度の人口集積地であれば、湯治先としてウィークリーマンションを借りると
言う方法もあるのですが、問題はそういう温泉の場合は無料の温泉ではない
可能性が高いと言うこと。諸条件を考えると、私が湯治先に草津温泉を選んだのは
(あんまり考えて選んだ訳ではなく、インターネットで絞り込んでから実際に
入りに行って決めたのですが)正解だったと思います。草津は山奥にある割に
交通機関もかなり便利ですしね。タクシーを使わなくても夜中の零時近くに到着できる
山奥の温泉なんて、そんなにありませんよ。

それにしても、温泉王国の長野県で、安く長期療養の湯治ができる温泉が
ほとんどないとは・・・。もっと探せばあるのかもしれませんが驚きました。

深夜に近くの「煮川の湯」に入りに行くと、見覚えのある方が入ってきました。
お互いに覚えていたので、いろいろお話を伺いました。アトピーが良くなっても
草津周辺で仕事を探して、こちらに住もうと思っている、と言う話をしたところ、
そういう方はけっこういるそうです。長野県側も群馬県内もけっこう草津まで時間が
かかるので、住むのなら思い切って草津に住んだ方がいいんじゃないか、との話。
ただ、草津も春先になると前橋あたりの光化学スモッグが気流に乗って流れて
来るんだそうです。草津って標高1200mの高原にあるのですが、ここでも大気汚染の
影響は深刻なものがあるらしく、どこに住めばいいんだろう、と思ってしまいました。

カタログスペックだけで考えている現段階では、信州・上田市周辺が最も有力な
移住先なんですが、湯治しながら仕事を探せるかと思ったら、どうもそんな感じ
じゃない様子。どうやって仕事を探そうか、悩んでしまいますね。
| SHO | 湯治 | 23:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
地図の選び方
ここ数日間、地図をずっと探していました。
どんな地図かと言うと、群馬県から長野県、どちらかと言えば長野県について、
その位置関係が分かる地図。草津と長野周辺の位置関係もまだよく分かって
いないし、そもそも長野県とは縁がなかったのでIターン関連で出てくる地名が
さっぱり分かりません。愛用のツーリングマップルを今回は持ってきていないし、
ツーリングマップルはバイク用の地図であって広域の位置関係を探すのには
あまり向いていません。そんなわけで新しい地図を買うことになったのです。

ところが、草津と長野県は深い関係があるのですが、草津には長野県の地図がない!
のです。正確に言うと、適価で買えて内容も適度な地図がない。2000円もするような
地図は必要ないし、かと言って600円の長野県全図なんてかさばるだけで役に
立ちません。

悩むこと3日間、結局は昭文社の『ライトマップル 関東道路地図』を買うことに
しました。関東に加えて甲信越、静岡、福島が20万分の1で掲載されていて、
主要都市には6万分の1の拡大図がついています。ツーリングマップルの
関東甲信越版の場合、2004年の時点では東京都内も14万分の1の地図そのままで、
都内では全く役に立たない地図なので、今回はGoodな選択だったかと思います。

同じライトマップルでも中部版の地図があって、そちらは東京から大阪まで
カバーしています。吉野や大峰山系周辺も20万分の1の地図で分かりやすいので
だいぶ迷ったのですが、名古屋以西に乗り入れることは私の場合ほとんどないこと、
都内の拡大地図がないこと。西部を除く群馬県と埼玉県がエリア外になっていること、
肝心の草津から長野、上田、軽井沢周辺の地図は同じ使い勝手であること(これが
ページ切れになっていたりすると、広域地図としては使い勝手が非常に悪い)から
関東版を買うことにしました。愛知県東部、宮城県南部、北は日本海までカバーして
いれば、私の行動範囲を8割以上カバーできています。

関東からどこか出かける程度であれば、ライトマップル程度で十分と言うのが
持論です。日本一周とかで使うミリオン全国版道路地図は20万分の1、幅広く
ツーリングに対応できるツーリングマップルは14万分の1が基本。本当に局地的な
地図が必要であれば、私は現地で買うかインターネットで調べてプリントアウトして
持っていきます。

地図を手に入れると車かバイクが欲しくなってきますね。車ならジムニーか軽ワゴン、
あるいはストーリア。バイクなら(私は自動二輪免許を持っていないので)ヤマハYB-1
あたりのバイクでどこかツーリングに行きたいなぁ、と思いました。

昨年、交通事故で廃車にするまでは、当時住んでいた仙台から愛車のヤマハ・アプリオで
会津若松とか秋田県の湯沢あたりまでは出かけていました。懐かしくなって
しまいました。

また旅に出よう。旅とは距離の問題じゃなくて、見知らぬ風景や見知らぬ自分自身に
出会っていくそのプロセスのことを指すのだと思っています。今も旅の途中ですが、
旅に出て、もっといろいろ知らないものに出会いたい、そしてこの目に焼き付けたい
と思っています。
| SHO | 旅行 | 22:56 | comments(2) | trackbacks(0) |
自然に囲まれていれば、人は幸せになれるのか
タイトルの答えは、「No」でもあるし「Yes」でもあります。私の場合は。

なぜ最初に「No」が来ているのか。それは、私自身の体験から、
「自然に囲まれているだけでは、十分ではない」と感じるからです。

私は高専を卒業して船乗りになって、世界中を回っていました。船乗りなんて
いつも大自然に囲まれていて、いい仕事じゃない、と言う考え方もあるけれど、
私自身はずっと不満に思っていたことがありました。

それは「海が遠い」と言うこと。意外かもしれませんが、私が乗っていたのは
外国航路の大型船だったので、私の目線は海面からかなり高いところにあったのです。
どういうことかと言うと、五感で海そのものを感じられる環境ではなかったのです。

もともと帆船が大好きで、海の匂いを目一杯に嗅ぎながら船乗りへの階段を
上がってきた私にとって、自分の職場環境が海からある意味で切り離されて
いることは非常に苦痛でした。そして、札束で頬を叩かれるかのように働くことも
また、非常に苦痛でした。そう言いながら大学は土木工学科の海上交通工学を
専攻と、また同じような系統のところを選んでしまったわけですが、身体的な
レベルで、修正できないほどの生き方のズレが出来てしまっていた。それが
結果的に療養生活を余儀なくされた遠因のひとつです。

長野県は農業が盛んなので、例えば青果の卸売り会社に入ってみたとする。
事務なり営業なりで入ったとして、私は自分の扱う出荷物を見てどう思うだろうか?
おそらく「出荷物を生産する現場に立ち会いたい」と思うんですね。海象気象の
影響なんて関係なく突き進めるほど大型のコンテナ船よりも、海象気象の影響を
どう読んで航行していくかが面白さであり醍醐味である帆船に惹かれるように。
私は「現場」が好きなのであって、その成果を紙の上で右から左に回す仕事には
魅力を感じない人間なんだと思います。それだったら、東京で勤めていても
同じじゃない?と思うんです。もちろん自然環境などは違いますけど。

つまり、それって農家をやりたいってことなのか?と思うと想像するだけで
ゾッとするんですが。私の父方の親戚は今も農家をやっていますのであり得ない
話ではない、と思います。ただ、それにしても私は農業なんて関係もないところで
暮らしてきたし、農業に関して何にも知らないわけですから、何でまたそんな
大変で儲からなさそうな仕事の話が出てくるわけ?と自分で思います。まぁ、
長野県は第一次産業が盛んなので、これもあり得ない話ではないんですが。

人は、自然に囲まれていれば幸せなんだろうか?Yesでもあると思います。
ただ、そこにいるだけでいい程の自然と言うものが圧倒的に存在していることも
事実。草津なんかは、夕方に買い物しに歩くだけで、あるいはスキー場のリフトで
山の中腹に上がるだけで幸せな気持ちになります。それほど大きな山の景色が
広がっているのです。だからと言って草津に定住する気になるかと言われると
ちょっと違うんですが。

一年と言う限られた療養期間の間で、身体を治し、次の人生についての基本的な
ガイドラインを立てることが今の私の仕事です。次の人生をどう組み立てて行こうか、
楽しみながら深めて行きたいと思っています。一年後の今頃には、何らかの
見通しをつけて移住することができれば、と思っています。

この問題については、また考えてみたいと思います。
| SHO | Iターン | 13:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
Iターンのあり方とは
今、Iターンに関するある本を注文しています。
その本はIターンに関する体験談を集めた本で、私自身が今考えている地域への
移住に対して間違いなく参考になるだろう、と思います。

Iターンに関して、いろんな人が口をそろえて言うのは「そこで何がしたいの?
何を求めてIターンするの?どんな生き方を選ぶの?」と言うこと。私自身も、
それを本気で考える時期に来ています。

私の場合、群馬県か長野県、と言う土地が今クローズアップされています。
もっと具体的には、群馬県西北部か長野県のしなの鉄道沿線から飯山線沿線。
理由は「草津へのアクセスが容易だから」です。今住んでいる草津の地理条件が
気に入っているからでもあるし、何かあった時に安心して身を任せられる温泉として、
草津へ身近にアクセスできる場所に住みたい、と言う身体上の都合も大きいです。

例えば、私は実家が千葉県なのですが、千葉県から草津へは最低4時間かかります。
お金も当然、それに比例した額がかかる。正直、身体の状態がちょっと悪いときに
アクセスできる条件ではないのです。

もうひとつ、これは能動的に意固地になって決めるとマズイな、と思っているの
ですが、「何を求めて移住するか?」と同様に「どんな生き方を選ぶのか?」
そして「どんな仕事を選ぶのか?」と言う問題もあります。

正直、特に後者は意固地になって決められる問題ではないかもしれません。
職業選択の自由が少ないかもしれないからです。でも、「どんな生き方」と言う
点に関しては基本線をちゃんと押さえておかないと失敗するなぁ、と思います。

ある土地に住みたければ、やっぱりその土地の基幹産業と言うものがある。それに
乗ることがいいことかどうかは分からないけれど、例えばまたサラリーマンを
やりたいのか、自営業を何かしたいのか。何らかの公社や組合で勤めたいのか。
職種は第一次産業か第二次産業か第三次産業か。住む土地によっては、特定産業
以外の職業選択の自由がほとんどない場合だってあり得ます。ある程度は流れに
乗りつつ、でも流されないで決めたいと思っています。

Iターンに何を求めているかと言うと、「ある程度は、自分のペースで生きて行きたい」
と言うことです。会社のペース、組織のペースに合わせて生きるのもある程度は
必要かもしれないけれど、身体の調子が悪いときには手近に頼れる温泉に行きたい。
せっかくスキーを覚えたので、できれば週末とかに手軽に出かけられるスキー場が
あったらいいな。等々、いろいろあります。

東京にいると、とにかく人が多すぎて自分の時間がない。通勤電車なんて、
私はあれは人権侵害だとずっと思っています。どうして高速道路や新幹線や
ダムにばかりお金が使われて、首都圏の通勤電車の混雑緩和にもっと多額の
お金が使われないのか、私には理解できません。

そんな話をすると「でも、みんなそれを我慢しているんだよ」と言う声があるかも
しれません。でも、通勤電車が嫌ならば通勤電車の殺人的混雑が存在しない
土地に住めばいい。人工物ばかりで自然の景色が手近に見えないのが不満ならば、
自然が手近に見える土地に住めばいい。手近に安心して治療に使える温泉を置いて
おきたければ、温泉地の近くに住めばいい。いつでもスキーをしたければ、スキー場の
近くに住めばいい。それだって、立派な生き方の選択でしょう?東京だけが
暮らすべき場所ではないのですから。

私は今年30歳になります。もう、自分の年齢と競争しながら生きる世界からは
降りると決めたのです。そんなことをしているから心身ともに病気になったんだから。
生き方を今までとは変えることが、今の私には必要だと思うのです。生き方を
変えなかったら、たとえアトピーが完治して東京に戻ろうとも、また同じ問題が
待っている。私は、心の病気も身体の病気も、同じ思いをするのはもう二度と
ゴメンです。だから、生き方を変えようと思うのです。

別に東京が悪いわけでも大学がある仙台が悪いわけでもないけれど、おそらく
私にはそれらの場所で要求される生き方が合っていないのです。だから、
自分のペースで生きられる場所、自分の奥底からの欲求を満たす場所へ移住する
ことを考えているのです。

このページからリンクしている山村雅康さんのHP「楽園通信」の中にある、
「自然暮らし」と言う文章の中で、山村さんがこんなことを書いています。

   先輩たちの暮らしぶりから僕が学んだことは、具体的な暮らし方のノウハウ
   ではなく、いかに自分を見つめ、そしてその形にしていくのか。更にいえば、
   自分の欲している自分の有り方が見つかれば、おそらく形は自然に構築される
   のだろう、ということだった。だから、そこから始まる僕たちの場所探しの
   放浪は、実のところ自分自身の有り方探しの放浪だったのである。

まだ、私はそこまで言える段階にまで達していません。でも、必ず自分の欲して
いる自分のあり方を見つけて見せる。そう思っています。それが、私にとっては
年齢から解放された生き方と言うことなのです。
| SHO | Iターン | 09:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
疲労困憊
今日は朝からスキースクールに行って来ました。
まだ、今日もクラスCです。残念ながら、次回もクラスCのままです。

今日の午前中はジュニアの子(と言っても私と同程度に滑れる)と一緒で、
3人の受講生のうち、一番下手っぴなのが私。右ターンはOKなのですが、
左ターンをする時に私は右肩を内側に突っ込む癖があるらしく、右膝も
それに伴って内側に入ってしまう。止まろうという意識が強すぎるのだと
指摘されました。どうやら、もう「安全に止まる」段階から「流れに乗って
滑る」段階へとステップアップしたようです。後ろ向きに滑る訓練や、
ターンする時にボーゲンの内足をターンする方向に向ける訓練(これって
パラレルターン?)をやりました。膝を曲げて、ブーツの後ろを持ちながら
滑る訓練も。ストックなしで中級者コースの御成山ゲレンデと夏道コースを
滑る訓練も。ストックなしでも余裕を持って夏道コースを下りるなんて、
我ながら夢のようです。

午後は私だけ。私の左ターンの欠点を修正すべく、ターンする時に外足の
膝を外側に押し出す訓練や、膝を曲げて重心を低くした姿勢から完全に腰を
伸ばして立ち上がる(すると曲がる)訓練をストックなしで行いました。
まだ左ターンのバランスが悪いらしく、頭を少し外側に傾けるくらいでちょうど
いいようです。そろそろ少々バランスを崩してスピンしてもそのまま滑り続け
られるようになってきました。最後の最後で夏道コースをストック付きで滑った
のですが、気がつくとパラレルターンで中級者向けの斜面を滑っていました。
午前中よりもかなり上手くなって、後ろから見ていて「滑っている」滑りに
なったそうです。

今日は何本滑ったか覚えていない(くらいたくさん滑りました)のですが、
午後3時を回ると急速に天候が悪化してきて、そもそも御成山から上は強風で
上がれないほどの状況だし、朝から何十本と滑って疲れてもいるので午後4時で
切り上げて帰りました。本当に疲れました。
| SHO | スキー | 22:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
次の旅
今日は朝から吹雪。昨日はそんなに夜更かししたわけじゃないんですが、朝起きると
すごく寒いし、なんだか身体は疲れているし・・・と言うわけでスキーは今日はなし。
窓の外を見たら吹雪いています。道理で寒いわけだ・・・。

2002年6月29日に、私は子供の頃からの宿願であったJR20000km全線完乗を成し遂げ
ました。子供の頃からの宿願を果たす、と言うことは人生において素晴らしいことで、
それはそれでとても価値のあることなのですが、ひとつの旅の終わりは次の旅の始まりを
意味してもいました。正確に言うと、私の場合は前の旅が終わってから3ヶ月ほど
何もしない時期があって、実際に「次の旅」が始まったのは2002年の9月からでした。
そして、今も「次の旅」の途中にいます。

旅の終わりはどこへ行くのだろう。と考えることは楽しい作業でもあるけれど、
苦しい作業でもあります。先が見えないからです。「この年齢にはちゃんと就職して
いたいなぁ」「この年齢には結婚していたいなぁ」「どんな仕事があるんだろう」
等々、考え始めると喉が苦しくなって絶望感に襲われてしまいます。絶えず年齢と
競争しながら人生を選び取っているからです。競争に負けてドロップアウトしたら
人生がどうなるんだろう、と言う強迫観念に常に追われている、と言ってもいいです。

人生の中で、たとえば結婚が遅くなったとして、あるいは昇進したりする競争に負けて、
競争社会からドロップアウトしたとして、それが「不幸」なのだろうか?と思うのです。

もちろん生物学的な意味では、特に前者は間違いなく不幸であるんですよ。でも、
生物学的な意味を除いて考えてみた時、やっぱりそれでも本当に不幸なんだろうか、
と言う疑問はやっぱり残ります。人生の中で、常に年齢に伴う強迫観念にかられて
生きることが本当に幸せなことなんだろうか?と言ってもいい。

例えば私は今年30歳になりますが、30歳になったら年収何百万かもらっていて、
結婚しているか、していなくてもステディーな関係の誰かがいて、もしかすると
子供もいるとする。30歳の人としては幸せのパッケージパックみたいですよね。

でも、それで私は本当に幸せだろうか?幸せの本質って違うんじゃないだろうか、
そんなことを思うんです。パッケージパックを手に入れたとして、生きていて
楽しいでしょうか?パッケージパックを手に入れることは、幸せのある典型的な形で
あって、それを手に入れることが幸せを約束してくれるわけじゃないでしょう。

今、私はアトピーを完治させるために仕事も大学も全て休んで治療に専念している
状態です。だから、先の基準で言えば、私はどう考えても「不幸」でしょう。
でも、もし病気にならなかったら、何歳になっても年齢と競争して強迫観念に
襲われたままだったかもしれないと思います。そんな生き方に無理が来て、ひずみが
広がってとうとう破綻したのが今の状態だと私は思っています。

今は「旅の終わりを予想することに意味はない。大事なことは今ここにいる旅の過程を
楽しむことだ」と思うようになりつつあります。そして、今ここにいる旅の過程を
楽しめる場所に住もう、と言うことももうひとつ重要なファクターになりつつあります。
だから自然の豊かな土地への移住が生き方の選択肢に入っているのです。

自然に囲まれた場所で暮らしたい、と言ったって、「どんな仕事があるんだろう」
「嫁の来る当てはあるんだろうか」「年収が減って旅行になんて行けるの?」
等々、考え始めるとすぐに喉の辺りが苦しくなってきます。でも、実はそんな心配は
あまり意味がない。

その心配は、結局何を心配しているのかと言うと「いい年して仕事も収入もないの?」と
言われたり、「早く嫁をもらって安心させろ」と言われたり、「貧乏でみじめな
思いをするんじゃないか」と考えたり、つまり「社会からドロップアウトした落伍者」と
(特に自分の親から)見なされることが怖い、と言うことだと(私の場合は)思います。

だから開き直れ、と言うつもりはありません。やっぱり怖いものは怖いのですから。
でも、他人の評価を気にして生きるよりも、自分はそれで幸せなの?と言う心の声を
大切にして生きた方が、結局は幸せになれる気がする。他人はこんなことを言うかも
しれないけれど、あなた自身はどうなの?本当にそれで幸せじゃないの?と思う。
あんまり考えて心配しすぎないことですね。

人生の中って、何かひとつの時期が終わってから、また次の時期が始まって・・・と
言うことの繰り返しですよね。このひとつの「時期」の単位を私は広い意味で「旅」と
呼んでいますが、私の場合「次の旅」の途中にいて、まだどこに住むことになるのか
さっぱり分かりません。でも、今生きている旅の過程を楽しむことがまずは大事
なのだと思います。
| SHO | Iターン | 13:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
今日もスキー。明日も・・・滑れるのか?予報は吹雪なのに。
今日も午後から滑ってきました。
今までスキー場でレンタルスキーを借りていたのですが、バカ高いので他の
レンタルショップに行ったら、今までよりも長い時間滑ってもっと安い値段で
借りられることが判明。さっそく借りてきました。

今日は午後だけスキースクールに行って来ました。私はクラスA(全くの初めて)から
始めたのですが、スラロームと殺生河原から下りてくる石楠花コースの経験あり、
と言うことでクラスBを飛ばしてクラスC(ボーゲンで止まれる)に上がることに
なりました。

今日の午後クラスのクラスCは私だけ、と言うことでマンツーマンの授業でした。
まずは緩斜面を使って体重移動の練習。身体で曲がるんじゃなくて、体重を
移動したらスキーが勝手に曲がってくれる、と言うことです。ボーゲンをする時に、
止まる時の動作を片側だけやるとスキーは勝手に曲がってくれる。私はボーゲンを
する時に右足が先に出る癖があるのですが、ターンした直後に左足の先の力を
抜かないこと、と言うことも言われました。また、傾斜に対して垂直にスキーを
向けて斜面を登っていく時には、谷側の足の内側に体重を乗せるよう訓練されました。
私の場合、特に右足は体重を乗せたつもりがズルッとすっぽ抜けてしまいます。
体重がうまく乗っていない、と言うことでもあるし、やっぱり私は左利きなんですね。


スラロームを使ってゆっくりとターンする練習をしてから、殺生河原に上がって
石楠花コースを下ることに。今度は下りながら緩斜面では片足を浮かす練習。
片足が浮いた状態で滑れるようになると、体重移動がスムーズにできるようになる、
と言うことです。これがなかなか難しく、怖いのか本能的に身体を山側(内足側)に
傾けてしまいます。腰から下はそうなんだけど、腰から上は思い切って谷側(外足側)に
傾けないと外足に体重が乗らないようで、体重が乗らないともちろんターンが
うまくできません。

急斜面では、緩斜面と同じようにゆっくりした速度でターンを繰り返す練習。
ブレーキ力がないともちろん出来ないわけですが、なんとかOK。最も急な斜面でも
ボーゲンでゆっくりとターンすることができます。初めての時とは大違いです。

緩斜面に再び戻って、今度はスラロームコースを使ってゆっくりと下る練習。
スラロームが終わると、先生のシュプールを正確にトレースする訓練。そして
片足を持ち上げてみる訓練も行いました。

こんな調子で石楠花コースを下るのに時間がかかったので、クラスの残りの時間は
ひたすら緩斜面でスラロームと片足を上げてバランスを取る訓練。外足の後ろ側だけを
外側に押し出して雪面をならすように動かして、外足側の肩をやや落とすと
うまく曲がれるようです。

そんなこんなで今日のクラスは終わり。やっぱり午前中からいた方が良かったかな。
朝まで吹雪いていたし、昨日は寝るのが遅かったので寝坊したのですが、ちょっと
後悔しました。次回もまだクラスCのままです。

ただし成果は大きなものがあって、殺生河原から下のコースのうち、御成山コースと
夏道コースと言う、どちらも中級者向けのコースの滑走許可が出ました。これで
殺生河原から下のコースは上級者向けの大斜面を除いて全て滑走許可になりました。

と言うわけで、クラスが終わってから一休憩して、さっそくリフトで御成山に登り、
夏道コースで天狗山のレストハウスまで下りて来ることに。御成山コースには
中級者向けの大斜面があって、昨日は歯が立たなかったのですが、今日はちゃんと
滑れます。ターンのブレーキ力が大きすぎて止まってしまうくらい。つまり急斜面の
どこでも安全に止まれると言うことを意味していますので、大きな成果です。

そしていよいよ夏道コースへ。ここは初心者コースの最上部へ登るリフトと平行して
走っているので、いつも「いいなぁ、早くここを滑れるようになりたいなぁ」と
指をくわえて見ていたコースなのですが、ほぼ全線が急斜面と言う中級者向けの
コースです。

さっそくボーゲンで下り始めたら、速いスキーヤーやボードの人はどんどん追い抜いて
いきます。でも、私は速く滑りたいんじゃなくて確実に止まれるスピードで滑りたいわけ
ですから、これでいいのです。ゆっくりと下りて行って、最後の最後にある急斜面
(ここは上級者向けの大斜面と合流した先にあるので急なのです)も転倒しないで
クリア。でも、さすがにターンすると派手に雪煙が上がります。ちょっと怖かった。

そんな調子で夏道コースを2本滑ってから、もう一度石楠花コースへ。今日のクラスの
復習をしながらゆっくり下り、だいぶ片足を上げても滑れるようになりました。
もう夕方なので石楠花コースは1本で打ち切り、初心者コースの途中にある天狗山の
頂上までリフトで上がって、滑り慣れた初心者コースで体重移動とターンの練習、
そして内足を浮かせた状態で(つまり外足一本で)実際にターンしてみる練習を
2本こなしたところで5時。5時30分までにレンタルスキーを返すので打ち上げました。
スキー板を返してレンタルスキーショップの外に出て、思わず「あ〜気持ち
よかった!」と叫んでしまいました。スキーを終えると本当に快感です。

夕飯のための買い物をしたりしながら部屋まで戻り、すぐに「白旗の湯」へ。
普段でも熱い湯ですが、今日はひときわ熱く感じられます。でも、肌に触れる熱い湯の
何と気持ちいいこと!快感としか言いようがありません。普通の人なら入るだけで
熱い湯ですが、私は熱さに慣れているので湯口から落ちるお湯を皮膚に直接当てて
しまいます。普段はそうすると痛いのですが、今日はものすごく気持ちが良くて
快感です。スポーツをして、すぐにお湯に入るってこんな気持ちいいものなんですね。

結局1時間半くらい長風呂してから部屋に戻り、晩ご飯を作って食べたら無性に
プルーンが食べたくなって、夜遅くにスーパーまで買いに行ってしまいました。
帰り道に思っていたのですが、スキーを始めて何よりも変わったのは、「早く明日が
来ないかなぁ」と思うようになったこと。湯治って昼間は何もしないか風呂に
入っているだけなので。温泉に入っているだけなんていいなぁ、って言う人がいるかも
しれませんが、絶え間ないかゆみとお湯の中では毎回激痛に耐えているんですよ。
湯治は見た目よりもはるかに過酷です。だから「明日が早く来ないかな」と思う、
その心持ちに自分が変われたことが、何より素晴らしいと思うのです。

アトピーが完治してから先の話はまだ分かりません。でも、自分の中では、いつでも
安心してすぐに行ける温泉と、そして近くにスキー場がある場所への移住、と
言うことも考えていいのかなぁと思います。アトピーが根治しても、何かあった時に
すぐに行ける温泉、自分が安心して身を任せられる温泉が近くにあるのは非常に
心強く、そして、せっかく覚えたスキー(たぶん、私にとっては7年ぶりくらいの
新しい趣味です)が週末とか平日の仕事帰りにすぐ滑れる土地、と言うことも考えて
いいんじゃないかな、と思います。

そんな条件で考えると、今住んでいる群馬県も悪くないですけど、長野県なども
調査してみる価値があるかなぁ、と思ったりします。以前もこの日記に書いたことが
あるかもしれませんが、長野新幹線に乗って碓氷峠を越えると不思議と安らぐ
自分がいるので。

今住んでいる、群馬県草津の自然環境に私は満足しています。ずっと海のそばで
ないとダメかと思っていましたが、住んでいていつも身近に感じられる自然が
すぐそばにあることが大事なのであって、それが海かあるいは山か、と言うことが
問題なわけではないようです。自然のすぐ側に住みたいわけで、感動するに足る
自然の景色が目の前に広がっていれば、それでいいのです。

先のことをどうこうと憂いても仕方ないし、今はまずもっとスキーを上手くなろうと
思います。そして、草津に来た本来の目的である、アトピーを完治、根治させること。
その先は、その先で考えたらいいことで、一生懸命やっていれば、その時になれば
何かなるようになるだろう、と楽観するようにしています。
| SHO | スキー | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
スキーの上達と成功体験
今日はバレンタインデー。スキー場では先着1000名の男性にチョコを
配ると書いてあったのですが、私は寝坊したためかもらいそびれました。
でも、どう考えても1000人も男性がいたかなぁ〜、スキー場に。

今日は寝坊したのでレッスンはなし。先週やったことを復習するのに使いました。
まず、緩斜面をリフトで上がってスラロームコースをノーミスで下りるのに挑戦。
とにかく最大の課題は基礎ブレーキ力が足りない、と言うことなので、まずは
ブレーキがちゃんとかけられるようにすることが狙いです。

ところが、スラロームはちゃんとブレーキをかけられないとダメなんですね。
特にコースの最後の方になると急角度で連続してポールをくぐるので、自分が
通過できる速度までちゃんと落とさないとアウトサイドに吹き飛んでしまいます。
実際に何度も吹き飛び、転んで、そのたびに「もう一回!」とチャレンジ。結局は
7回目くらいでスラロームの通過に成功し、3回連続でノーミスクリアしたところで
金曜日に手こずった初心者コースの上の方へ上がりました。

すると、金曜日に速度制御ができなくて怖かったコースが、今日は余裕を持って
滑れます。初心者コースの中にも一ヶ所だけ急斜面があるのですが、金曜日には
いつも転んでしまっていたその場所を今度は余裕を持って通過。自分の思うように
スキーを操れた!と嬉しくなりました。そのまま3回同じコースを滑って、
いよいよ初心者コースとしては最も長い殺生河原から天狗山にかけての石楠花
コースと言うコースに行くことにしました。今度はリフトを乗り継いでいかねば
ならず、まだ乗ったことのないリフトに乗ることになりました。

私はリフトに乗っている時の聖なる静寂が大好きです。鉄塔から聞こえてくる
音楽もよその世界のように気にならず、静かな風が身体の中を吹き抜けていく。
リフトから見る下界はまるで別の世界のように見え、遠くの山々と冬の陽射しに
照らされて輝く葉を落とした木々、そしてそれらを柔らかく覆う雪は風紋を描いている。
そんな空気と自分自身が一体になる感覚があって、とても好きなのです。

殺生河原が近づくと硫黄の臭いが鼻を突いてきます。降り立ってスタート。
天狗山まで3200mのロングコースです。ゆっくりスラロームしながら下りて
行きますが、私の実力ではギリギリの急斜面と急カーブも何ヶ所か。そんなカーブの
ド真ん中で子供を抱えて景色を見ている人がいたりして、あれは危ないです。
急斜面をしばらく滑った後で緩斜面に入り、緩斜面を抜けるとこのコース最大の
急斜面が。最も急な斜面は最後にヘアピンカーブを描くので、一回目は曲がり
切れずに斜面の雪の壁に激突。現在は殺生河原から先が通行止めの草津高原道路を
高架橋でまたぎ(自転車で昨秋通った時に、「この橋はなんだろう?」と思った
んですね。まるでブルドーザーの道みたいで。なんとゲレンデだったんですね)、
もう一度急斜面で加速をつけると、右からさっきまで苦戦していた初心者コースが
合流してきます。もう、この辺まで来ると初心者コースの急斜面も自分の中で
余裕を持って、余裕を持ってと言うのは自分で制御できるスピードで滑ることが
できますので嬉しい!金曜日にはまるで絶壁のように思えた場所ですが、今は
その頃よりも滑り降りる速度は遅いはず。自分で快適に滑れる速度まで落として
滑ることができるようになったってことです。

調子に乗って石楠花コースは3回滑り、2回目以降はとうとうノーミスで先ほど
山に突っ込んだ急斜面のヘアピンカーブも抜けることができるようになりました。
4回滑るとレンタルスキーの返却時間が微妙になるので、最後の1本は初心者コースの
最も標高の高いところである御成山頂上へ抜けるリフトに乗って、余裕を持って
今日を終えることができました。

初心者の滑るコースとしては、おそらく最も長くて難しい石楠花コースを滑っていた
2回目の時、一緒に滑っていた子供の滑り方を見てピンと来るものがありました。
「そうか、こういう風に体重移動をすれば自在にブレーキがかかるのか・・・」と。
スラロームをしていて学んだのは、外足にうまく体重を乗せてターンすると減速が
うまく行く、と言うことだったのですが、その子供は思い切って身体をスイング
させて、外足を蹴り出すようにして曲がっていたんですね。そうすると、思い切った
減速ができる。別に速く滑りたいわけではなくて、むしろどんな場所でも自分の
制御できる速度で滑りたい、と言う方なので、加速するよりも自在に減速できた方が
私は嬉しいです。そんなわけで、思い切って体重を移動させながら滑ると、うまく
減速できて、例の急斜面のヘアピンカーブも何とか曲がれるようになりました。

スキーを返し、買い物をしてから家に帰って遅い昼ご飯の蕎麦を食べたら眠くなって
炬燵の中で夜まで寝てしまいました。起きてから今日は「煮川の湯」へ。帰ってきて
晩ご飯にもう一度蕎麦を食べて日記を書いています。

スキーをしていて感じたのは、楽しいなぁ、と言うこと。先日紹介した『SNOW DOLPHIN』
と言うマンガの素晴らしいところは、全編を通してスキーの楽しさ、面白さ、
スキーを自分の思い通りに操れたと感じた時のときめきやきらめき、と言うものに
焦点を当てていること。僕のスキーに対するイメージはこのマンガによるところが
大きいのですが、イメージを裏切らない楽しさです。特に、自分の思い通りに
余裕を持って適度な急斜面を滑るのは快感そのもの。あぁ、あのマンガのキャラクターが
言っていたことは本当なんだ、と嬉しくなりました。

そして、自分で気づいたのは、自分には今まで負け犬根性が染みついていたんだ、
と言うこと。クリアできなかったスラロームコースに何度もチャレンジして、
とうとう転ばずにポールを全部クリアできるようになった瞬間の快感は、久しく
味わっていないものでした。本当に気持ちよかった。もう何年もこんな快感は
味わっていなかった気がします。

大事なのは、自分に負け犬根性が染みついていた、と言うことを自分自身で
気づいたこと。そして、これから成功体験を積み重ねて行けばいいんだ、と
言うことです。負け犬根性が自分に染みついたのは、自分の責任なのか誰かの
せいなのか、不可抗力だったのかどうかなんてことは、どうでもいいのです。
大事なのは、これから成功体験を積み重ねることなのです。なぜ負け犬根性が
染みついたかなんて詮索することは、本当に必要なことじゃないのです。

実は、私にスキーを勧めたのは母でした。私は4年間仙台に住んでいて一回も
スキーをやったことがないくらいですから、もちろん自分でスキーをやりたい
なんて一言も言ったことがありません。母は結婚前に毎年冬になるとスキーに
通っていたので、せっかく冬の間中ずっと草津にいて、毎日部屋でボーッと
しているんだったらスキーでもしなさいよ、と言う話になって始めたのです。

もちろん、スキーが滑れるようになるに越したことはないんですが、スキーよりも
もっと大事な人生の成果は、生きている目標みたいなものが出来たこと。そして
何かを達成する快感を、久しく味わっていなかった快感を体験させることだったの
ではないでしょうか。大学だっていつ卒業できるか分からないし、職業訓練校も
皮膚の悪化で不本意な形で辞めざるを得なかったし、短歌も自分の目先の目標を
決めづらく、就職するにしてもどうやったらいいのか分からない。岡村孝子の
『夢の樹』と言う歌にあるように「行くところも帰るところも遠すぎる」と言う
状況に長く置かれていたので、どうすることができるのか、どこへたどり着く
ことができるのか分からなかったのです。

でも、スキーの場合は分かりやすい成功体験ですよね。スキーを上達していく
過程と言うのは、私にとっては単にスキーだけの問題じゃないのです。人生の中で
もう一度成功体験を積み重ねることに重なっているのです。一シーズンいるわけ
ですから、もっともっとスキーを上達したいと思っています。何よりもスキーは
楽しいし、草津にいて、湯治以外に何か具体的な目標ができた、と言うことは
大きな生きる上での気持ちの張りになっているのです。

両親との関係が私をアダルト・チルドレンにしたのも事実。でも、今回の母が
私にスキーを勧めたことは慧眼だった。私の人生の中で、まさにこれが今の私に
必要な体験だったのだと思います。

と言うわけで、明日もスキーに行って来よう。ひとつひとつ階段を登る体験は
楽しいですね。できないことに何度も何度もチャレンジして、「克服する」とか
「征服する」「制覇する」と言う言い方を私はしたくないんです。なぜなら、
この階段は私にとって敵ではなく楽しむ対象だからです。
| SHO | スキー | 23:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
渡辺美里のこと
今日は一日部屋でダラダラと言う日でした。
今日はまだ生姜紅茶飲んでいないな。やっぱり生姜をちゃんと取らないと
やる気が出ないのかも。大いにあり得る話です。

さて、今、渡辺美里のアルバム『ribbon』を聴いています。
私は中学生の頃から渡辺美里を聴いていて、最近の作品は聴いていませんが
日本人のCDで最初に買ったのが渡辺美里の『Tokyo』だったりします。当時は
まだ関西在住でしたので、東京の近くに住んでいる自分なんてイメージも
できませんでしたね。

私がアルバムを買っていたのは1998年の『太陽は知っている』(アルバムでは
なんだっけ・・・?今、草津には持ってきていないんですよ)までですが、
それ以前のアルバムは現在も聴いています。主に聴いているのは1991年の
『Lucky』までかな。『eyes』『BREATH』『ribbon』『flower bed』『Tokyo』
と言ったアルバムたちです。1980年代の彼女の作品で一番有名なのは『My Revolution』
だと思いますが、この曲が入っているアルバム『Lovin'you』はテープでしか
持っていません。

私が中学生から高専の低学年の頃は、クラスのほとんどの人が渡辺美里のファン
でした。中学校の卒業文集を開くと、好きな曲に『すき』を挙げている人が
いたりします。他にも岡村孝子とか辛島美登里とか。男性だとBOOWYとかB'zが
多かったかなぁ。私はTM Networkも好きでしたが、同世代ではややピークを
過ぎていました。

先日、2ちゃんねるの年代別板を見ていたら渡辺美里のスレがあって、「渡辺美里は
1980年代に青春時代を迎えた世代を背負っている」と書かれてあって、なるほど
そうだなぁと思いました。他に同じような存在を挙げるとしたらTMNでしょうか。
私の世代ではピークを過ぎていましたが、やっぱり同世代から少し上の世代と
話をすると好きな人が多いです。

ひとつの世代を背負う歌手と言うのはいつの時代にもいると思いますが、
そういう人の歌は、該当する世代の人が聴けばいつでも共通する話題になりますね。
「懐かしい〜」と言うか、今聴いてもやっぱり好きだと言うか。「なんで当時は
こんなこっぱずかしい歌を聴いていたんだ」と嫌になる人もいるかもしれませんが。

私自身にとっては渡辺美里、岡村孝子、辛島美登里、TM Network、Princess Princess、
LINDBERG、Dreams Come True、徳永秀明、広瀬香美、槇原敬之、東野純直、安室奈美恵
あたりがそうですね。聴けば即座に当時の感情が甦ってきます。今でも私が
聴いている音楽はこれらの世代が中心ですが、それは郷愁と言うよりも
「今聴いてもやっぱりいい音楽」だからです。長く支持される音楽と言うのは、
やっぱり何年経ってから聴いてもいい音楽です。
| SHO | 音楽 | 19:24 | comments(2) | trackbacks(1) |
『列島縦断 鉄道乗りつくしの旅 JR20000km全線走破 春編』
NHKの『列島縦断』ホームページにアクセスしてみたところ、すごいことが
分かりました。昨年の春から夏にかけて放送された『列島縦断 12000km 最長片道切符の旅』
のメンバーで、今度は『列島縦断 鉄道乗りつくしの旅 JR20000km全線走破 春編』
と言う番組を放送するそうです。
本当に、すごい反響だったんですね。あの番組は。

以前にも書いたことがありますが、私は『JR20000km全線完乗』のタイトルを
今も持っています。つまり、今度の旅と同じことをやったことがあります。
嬉しいですね。テレビでこういうことを真面目に(おちゃらけた番組ではかえって
不愉快なのですが)特集してくれるのは。あの番組のキャストがやるのなら、
旅情あふれる番組になることを大いに期待できて、今からとても楽しみです。

『春編』では、鹿児島県の指宿枕崎線枕崎駅から福井県の越美北線九頭竜湖駅まで
旅するようです。越美北線は昨年の台風で橋が流されて不通になっていたはずですが、
放送までには復旧できるんでしょうか。

タイトルにあるように、JR全線で約20000kmあります。列島縦断12000kmの旅よりも、
ずっと大変な旅になることが予想されます。
宮脇俊三さんの『時刻表20000km』と言う本にも書いていますが、12000km乗るのと
残りの8000kmに乗るのとでは、その難易度が全く違うのです。なぜなら、残りの
8000kmに乗る場合、既に乗った12000kmの相当部分の路線を乗り直さなければ
ならないからです。しかも一筆書きの『最長片道切符の旅』で残った8000kmですから、
残った区間も細切れの短区間のものが相当な量を占めているはず。これらを全て
乗り直す必要があるのです。だから、残り8000kmと言っても実際にはプラスして
10000km以上乗り直す羽目になるのではないでしょうか。意地悪いですが、その過程も
私はすごく楽しみです。

放送そのものは、3/21〜4/30まで7:45〜8:00(BS hi)で、再放送は19:45〜20:00(BS2)で
行われるようです。新しいテーマ曲ももう決まっていて、福島邦子と言う
シンガーソングライターの「空のコトバ」と言う曲です。番組のホームページから、
2月12日午後9時の段階では既に聴くことができます。私の環境では(Air H" 32k)
バッファ時間が長くて十分に聴くことができないのですが、今度の曲も旅の感覚を
伝えてくれそうな、とてもいい曲です。

私は昨日はビデオに撮ってもらっただけで見ていないのですが、この番組の
予告編を昨日やったみたいです。しまったなぁ。昨日、『最長片道切符』の
風景映像編があったのですが、私は見ていなくて実家で親にビデオに撮って
もらっただけなのです。

前日の3/20には、この番組の概要を伝えるスタジオバラエティ番組が放送される
ようです。今から、とても楽しみにしています。

番組ホームページのURLは以下の通りです。
http://www.nhk.or.jp/tabi/index.html
| SHO | 列島縦断 | 21:27 | comments(2) | trackbacks(1) |
大石知哉・有森丈時『SNOW DOLPHIN』
スノードルフィン SNOW DOLPHIN [少年向け:コミックセット]
スノードルフィン SNOW DOLPHIN [少年向け:コミックセット]
大石知哉・有森丈時

今日は、私の好きなマンガ『SNOW DOLPHIN』の話をしたいと思います。
『SNOW DOLPHIN』は、週刊少年マガジンで1999年と2000年の冬シーズン限定で
連載されていたスキーのマンガで、ヨーロッパ帰りでスキー以外はてんでダメな
17歳の少年が地元の長野県白馬のペンション「ドルフィンズ・イン」でアルバイト
する、と言うマンガです。

このマンガの見せ場はスキーチーム「ドルフィンズ」のメンバーと東京から全国の
スキーチームを傘下に従えようと乗り込んできたチーム「アーバン・インパルス」の
メンバーとのゲレンデバトル。時には1対1で、時にはチームリレーでゲレンデ内外を
縦横に滑っていくマンガの絵がカッコ良くて、ストーリー的には行き詰まってしまって
4巻で終わってしまったマンガなんですが私は今も大好きで全巻持っています。

少し話がそれますが、私は冬になると広瀬香美や槇原敬之をよく聴いています。
いや、実は冬でなくてもよく聴いています(笑)。スキー場に自分から行ったことが
今日までなかった私ですが、私の今住んでいる部屋からもゲレンデがよく見えるので
(今日、ゲレンデから見下ろしたら、草津の町の中に私の部屋が見えました)
「スキーしてみたい!」と言うフラストレーションがたまっていたんでしょうね。

作画の大石知哉さんは、今は別の雑誌でマンガを書いています。『SNOW DOLPHIN』は
彼のデビュー作。そういう意味でも、私にウインタースポーツの楽しさを教えた
マンガと言う意味でも、これからも末永く読んでいきたいマンガです。
| SHO | スキー | 22:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
人生で二度目のスキー
今日は、珍しく朝の6時過ぎに起きて、朝の7時半過ぎに家を出ました。
昨日も寝るのがそこそこ遅かったので、早起きできなかったらいいや、と
思っていたのに、こんなのは草津に来て初めてです。

せっかく草津に冬中いるので、スキーができるようになろう、と言う
わけです。近くの草津国際スキー場までは徒歩40分。行く途中で風呂に
入って身体を温めてから行きました。

スキースクールに入る前にレンタルしなきゃいけないとかで、スキーと
ストックとブーツをレンタル。それから草津スキースクールへ。何でも
日本でも最古の部類に入る伝統あるスキースクールなんだとか。クラスが
AからEまであるのですが、私は最も初心者のAクラスにしました。

私はスキーは高専のスキー合宿で3日間滑ったことがあるだけで、その後11年間も
滑っていないんです。この間に仙台で4年間住みましたが、4年間で一度も滑って
いません。うちの研究室はスポーツ大好きなので研究室のスキー合宿もあったん
ですが、自分が滑れないので全部欠席していました。

11年前はブーツが固くて足首がすごく痛かった覚えがあります。そこで「足首に
負担のかからないのは(スノーボードとスキーの)どちらですか?」と受付で
聞くと、スキーの方がずっと負担がかからないとか。値段もスキーの方が少し
安いのでスキーコースを申し込むことにしました。

スキースクールは午前午後の2時間ずつ。まずは基本的な用語の説明と、ボーゲンの
作り方、滑り方そして止まり方。本当なら1時間くらい滑ったらリフトで一気に
上に上げてしまうらしいのですが、今日は混みすぎとのことで午前中はリフトに
乗らず、ひたすらボーゲンで止まる練習をしていました。

せっかくのリフトの一日券がもったいないので私は昼休みにリフトで一番緩斜面の
場所に登ることにしました。さっそく滑り出しましたが、止まらない!!!
一本目は緩斜面で転倒し、二本目は直滑降で暴走する弾丸特急と化し、三本目で
ようやくスラロームしながら下れるようになったところで昼休みは残り15分。
今は過食を控えているのでキットカットと野菜ジュースの昼ご飯を済ませて、
午後はいよいよ標高差400m(でも初心者コースです)に挑むことにしました。

前回はノルディックスキー中心だったのでほとんどリフトには乗った記憶がないん
ですが、今回はバンバンとリフトに乗ります。クワッドリフトで標高を上げてから、
ボーゲンでゆっくりと滑っていきます。速く滑るよりも速度を抑えて滑ることの方が
よっぽど難しく、まだボーゲンに慣れていない私は斜面に突っ込んで止まったり
転落防止ネットに突っ込んだり。一般ゲレンデに合流してから一ヶ所だけ急斜面が
あるのですが、その場所は今日は一度もスピードコントロールができませんでした。

そうは言いながらも、初心者向けのロングコースを2本滑って、緩斜面ではなんとか
スラロームしてシュプールを描けるようになったところで今日のコースは終わり。
次回の講習は、私はBクラスに行っていいそうです。やったぁ!!!

レンタルスキーの返却時間まで、あと1時間半あります。再び下ることにして、
クワッドリフトで標高1600mの高台へ。山の名前がさっぱり分からないのですが、
今日はドピーカンなので草津の町と周囲の山々がはっきり見えてもう絶景。
景色を見て休憩しながら、復習復習・・・と5本滑りました。時間が来たので
スキーを返して、また徒歩40分を歩いて家まで帰ったのでした。膝と腰がガクガクに
なりましたが、初めてちゃんと滑った気分は最高でした。

昼休みに初めてリフトに乗った時に、身体の中を風が吹き抜けていくような
感じがしました。滑っている間は、まるで自転車に乗っているかのように
絶え間ない状況判断を迫られます。もっと自分の手足のようにスキーを扱いたい
ですね。暴走特急になるのはスキーの場合は簡単なので、むしろ自分で速度を
ちゃんと制御できるようになりたいです。別に速く滑りたいわけではないんですから。

まだまだ、絶対的な制動力が足りないことを痛感しました。でも、春までには
もっと上手くなりたいな。リフトのシーズン券が必要になりそうな勢いです。
次回のBクラス受講は、とりあえず決定です。
| SHO | スキー | 22:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
地球交響曲と修験道の不思議なクロス
友人にコピーしてもらった、『地球交響曲 第四番(龍村仁監督)』のDVDを
見ています。以前、同じシリーズの第五番を紹介したことがありますが、
第四番はガイア理論の創始者、ジェームズ・ラブロックが紹介されています。

私自身は、ずっと田舎暮らしに憧れているし、夢見ています。
面白いなぁと思うのは、ガイア理論にしろ修験道にしろ、私が関わっている
ものには、何かしら共通点がある、と言うことです。何が共通しているのか、
と問われると、今のところは答えに困ります。なぜなら「共通している」と言う
答えだけが私の中には直感的にあって、今はそれを裏付けている最中だからです。
ただし、私が直感的に感じていることはおそらく間違いない、と言う確信だけは
最初から持っています。

出演者のひとり、サーファーのジェリー・ロペスが言っていることと、修験者の
言っていることも何か共通している。何が共通しているのか分かりませんが、
本質的に同じことを言っているんですね。

私が昨年、修行で言われたことは「ただ、無心で登りなさい。それが一番楽に
登れる方法です」と言うことでした。実際に山上ヶ岳に登ってみて、たしかに
一番それが楽な登り方かもしれない、と思います。12時間かけて登った後、
一泊して目が覚めると身体が「今日もまだ行けるぞ」とつぶやいている。
その中で感じたことと、地球交響曲の登場人物や修験道の先達がおっしゃっている
こととは共通している。不思議なクロスを感じるんです。

私自身は、今、ひとつの旅の流れにいます。旅の流れはどこへ流れていくのか
分からない。でも、どこかに流れて行っていることは間違いありません。
おそらく、今の私は間違っていない、そんな気だけはしています。
| SHO | 修験道 | 23:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
なんとか勝利
今日はサッカーの日本対北朝鮮戦でしたね。私もハーフタイムから見ていました。
なんとか勝って良かったです。

それにしても気になったのは、出されたパスを受けるべき位置に選手がいなかったり、
思った通りの場所にボールが行っていなかったりするミスが多々見られたこと。
私はサッカーに関しては全く知らないのですが、明らかに途中出場の高原選手や
中村選手の方が国内組の他の選手よりも上手く見えました。出されたパスを受ける
べき位置に受けるべき選手がいたり、ボールを打ちたい場所に打つことができる、
と言うのはサッカーの基本動作のように思うのですが、そうでもないのでしょうか。
もちろん、それを完璧にこなすことは基本でありながらとても難しいんだと思いますが。

今日は、さっきからトロイの木馬の攻撃を受け続けています。私はウイルス対策ソフト
だけでなくファイアウォールも入れているので防いでいますが、これってファイア
ウォールを入れていなかったら侵入されていたってことなのか?と思うとゾッとします。

今日はサッカーを見ていたら玄関のベルが鳴って、大家さんから苺のおすそ分けを
頂きました。とても甘くておいしいです。もう苺の季節が始まっているんですね。

昨日から、昨年交通事故で痛めた首が痛いです。寝転がっているとグキッ。
手を上げた瞬間にズキッ。じっとしていてもズキズキと痛みます。温泉で身体が
活性化されているからだと思うのですが、こんなところも痛むのか、と思うと
ちょっと億劫でもあります。肌の方は、前回の帰り際に膿が吹き出しかけていた
場所が今日になって湿疹みたいになってきました。膿みたいなものは出てきて
いませんが、身体の中で出たがっていた毒素の排出が、ようやく前回の湯治を
終える時点での状態にまで戻ってきたみたいで嬉しいです。嬉しいですって言っても
これからしばらくお湯につかるたびに痛い思いをするんですが。

湯治は効果があるからやっているのですが、身体のすみずみまで毒素を出し切らないと
アトピーは完治しないようです。なかなか辛いところですね。
| SHO | 雑談 | 22:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
生姜紅茶にびっくり
今、『「身体を温める」と病気は必ず治る(石原結實著・三笠書房)』と言う
本を読んでいます。どうもこの本は相当売れているらしいので、わざわざ本の
紹介と言う形で書くのはやめておきますが、草津に来る直前に親が新聞で
見つけてきて、私が書店で内容を確認した上で買いました。半年近くアトピーの
治療を続けてきて、いろいろな先生のおっしゃることや自分の身体で感じる症状から
総合して「この本の内容は理に適っている」と判断したから買った、と付け加えて
おきます。

前置きはさておき、この本の中で「生姜紅茶」なる飲み物が出てきます。
身体が冷えているが故に起きている病気の場合は(アトピー性皮膚炎は
この範疇に入るようです)効果抜群として紹介されている飲み物です。

作り方は、紅茶の中にすり下ろした生姜を適量入れて蜂蜜を甘味料として混ぜるだけです。
そこで、今日さっそくスーパーに紅茶と生姜と蜂蜜を買いに行って来ました。
ここ数日間、私の夕食はずっと鍋物なので、買ってきた野菜やらキノコ類やらを
昨日の残りに足してグツグツ煮込んでいる間、さっそく作って飲んでみました。
一杯目を飲んだときには何とも思わなかったのですが、三杯目を飲む頃には
身体がカッと熱くなってきました。

どのくらい身体が温まるかと言うと、晩ご飯を食べる時に炬燵に足を突っ込んで
電気ヒーターをつけるのですが、この電気ヒーターが要らなくなるくらいです。
初めはつけていたんですが、身体が熱くなってきたのですぐに切ってしまいました。
そんなわけで、今日の晩ご飯を食べている間、暖房器具は炬燵だけでした。

しばらく身体がカッカと熱くなって、顔などは火照ってしまうのですが、ひとしきり
火照り終わると今度は身体中がスカッとしてきて気持ちのいいこと。アトピーの
治療を長い間してきて、こんなことは初めてです。

中国医療では全てのものを陰陽に分けて表すそうですが(私は、この考え方は
理に適っていると思います)、身体が冷えている病気は「陰」の病気で、
この本では、つまり身体を温めることが必要なのだ、と説かれています。
なるほどなぁ、そういう考え方もあるのか、と思って読んでいたのですが、
この生姜紅茶は本当に効くようです。自分で実際に試してみたので間違いなし。
もし興味のある方がいらっしゃったら、ぜひ試してみて下さい。要るのは紅茶と
すり下ろした生姜と蜂蜜(または黒砂糖)だけです。
| SHO | 湯治 | 00:26 | comments(4) | trackbacks(0) |
ここのサイト名は『藍青』です。
昨日、久しぶりにサイトの整理をしました。
リンクを貼り直したり、ちょこちょこっとサイトの中身をいじっています。
そして、(大きく主張したいのですが)サイトの名前も整理した表示に
変えました。

ここのサイト名は『藍青』です。「晴れ時々日記」というのはコンテンツの
名前であってサイトの名前ではありません。今まですごく紛らわしい表記に
なっていましたが、今後は統一します。

従来、このブログの名前には「藍青 〜晴れ時々日記〜」と書かれてありました。
私は4年半ほど前からブログに変える直前まで「藍青」と言うHPを運営していまして、
その中の日記コンテンツの名前が「晴れ時々日記」であった、そして、更新の頻度が
最も高かった日記のみを残す形でHPを移設した、と言うのが、こんな二重表記の
サイト名になった成り行きです。

「晴れ時々日記」と言う日記コンテンツの名前には愛着がありますので今後も
小さく残しますが、実はこのブログにリンクして下さっているどの方のサイト名も
「藍青 〜晴れ時々日記〜」となっていますので、気がつけば直して頂けると
嬉しいです。よろしくお願いします。ペコリ。 m(_ _)m
| SHO | 雑談 | 18:06 | comments(2) | trackbacks(0) |
急行「かすが」と吉野山の悩み
まだ断食道場への参加許可はもらってないんですが、断食道場に参加できる
ものと仮定して、吉野山に行くプランを時刻表を見ながら立てています。

吉野山に行くのは、集合時間と解散時間の関係で往復とも一泊が必要です。
いや、正確には必要じゃない方法もあるんですが、新幹線を使うとお金が
どんどんかかる(おまけに旅行している時間が短くなる・・・)ので、
今回は往路は鈍行列車で、復路は名古屋から草津直行の高速バスを使う
つもりでいます。こうすると、行きは「ムーンライトながら」で一泊、
帰りは名古屋で一泊が必要、と言うスケジュールが出来上がります。
名古屋には中心部からのアクセスが容易な位置にユースホステルがあるため、
貧乏旅行の宿泊先として好適なのです。

そして、往路の朝か復路の夜に名古屋にいる!と言うことは、急行「かすが」が
利用可能であることを意味します。急行「かすが」とは奈良と名古屋の間を
一日一往復しているJRの急行列車で、今となっては非常に貴重な昼間の急行列車です。
使われている車両がキハ75形と言う快速「みえ」と同じ車両なのは気に入らない
のですが、(車両そのものは好きなんですが、やっぱりキハ58形+キハ65形の
国鉄急行形編成に乗りたかったなぁ・・・)とにかく貴重も貴重。JR中を探しても
他には急行「つやま」「みよし」くらいしか昼行急行は走っていないのです。

名古屋を朝出て夜に名古屋に帰ってくる一日一往復なので、まるで私のために
あるようなこの列車、ダイヤとしては下りが名古屋8:55→奈良11:03で上りが
奈良17:16→名古屋19:26となっています。もちろん全区間で景色が見えるのは
下り列車。しかし!名古屋発が8:55と言うのは、「ムーンライトながら」で
名古屋に到着する私の場合は3時間近く名古屋に滞在することを意味します。
その日は断食が既に始まっていまして、朝ご飯を食べることもできないのです。
ご飯も食べられない往路は、できればさっさと吉野に着いて観光でもして気を
まぎらわしたい・・・と言うのが人情でしょう。だって、吉野には食べ物屋さんが
ほとんどありませんが、名古屋には名物モーニングなるものがあるじゃないですか。
あれ、昔から一度食べたいと思っているんですよね。

じゃあ、帰りに乗れば?と言う話になるのですが、これも問題があって、吉野から
名古屋までJR経由と近鉄経由では運賃だけで1000円ほど違います。「かすが」の
急行料金を入れると2000円も違ってしまいます。吉野から名古屋まで特急を
使った方がまだ安い計算になってしまうのです。今回は貧乏旅行なので、どうしても
これは受け入れがたい・・・。

全く時刻表の読み過ぎいじり過ぎなんですが、私は今、非常に悩んでいます。
「かすが」に乗れる機会なんて滅多にないから乗りたいし、でも空腹でイライラ
している時に「かすが」に乗るのもなぁ・・・。
| SHO | 雑談 | 17:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
寂しい話
草津に来てから一週間、諸般の事情で延び延びになっていた
家賃の前払いを済ませてきました。

家賃を支払ってから、雑費と食費を合わせて一ヶ月にこれくらい
かかりそうなのか・・・と言うのを計算してため息が出てしまいました。
湯治って、させてもらえるだけで贅沢なくらいのお金がかかります。
1日滞在するだけで、ざっとこれくらいのお金がかかるのか、と
計算してみると、この一週間、何にもしなかったのはもったいないなぁ、
と思ったりもしました。

それと、今回はどうしても親に頼らざるを得ないのですが、こんなことなら
アダルト・チルドレンだなんだと言っていられないなぁ、とも思います。
もちろん過去にあったことは事実で消えないんですが、今の自分に対して
親がしてくれていることもちゃんと認めて感謝しないといけない、とも
思いました。だからと言ってアダルト・チルドレンな部分が消えるわけでは
ないんですけどね。

もちろん、湯治宿に長逗留するよりも今のようにアパートを借りている方が
安いです。私のように長期で湯治する人の場合、どうしても避けて通れない
のが経済的な問題です。どうしても今の病気を治すのに必要だからなんですが、
一年と言う時間と、その間生きていくためのお金がどうしてもかかってしまう。
寂しい話ですが、それが確保できなくて湯治に来られない人だってたくさん
いるのだと思いをはせずにはいられません。

今日は一週間で一番よく晴れました。今回草津に来て、初めて白根山がその稜線を
はっきりと見せてくれました。草津は暖かい日が続いています。
| SHO | 湯治 | 23:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
よく晴れた日曜日
今日はよく晴れて気持ちのいい日曜日でした。

今日、今回草津に来て初めて「白旗の湯」へ行きました。
「白旗の湯」は私がいつも通っているお湯で、一番混むお湯でも
あるので先週一週間はなんとなく気乗りがしなくて行かなかったのです。
スペアとして「煮川の湯」と言うお湯に通っていましたが、やっぱり
煮川では湯温が低いので白旗に変えました。

風呂から上がって、まだお参りしていなかった草津山光泉寺にお参り。
ここは今もお寺の一隅に弁財天をお参りしていると言う神仏習合の寺で、
関東としては数少ない真言宗のお寺です。「神仏習合」「真言宗」と言う
キーワードから、ここも修験の影響をかつて受けていた寺だと言うことが
分かります。今でも時間湯が行われている「地蔵の湯」の目の前には、
今でも修験者が開いた地蔵堂があります。

光泉寺にお参りすべく、急な石段を登っていくのですが、これが面白くて
冬場の階段は石段の横にある非常階段みたいに穴の開いた鉄の階段を使います。
9月から11月にかけて滞在した時は何なのか分からなかったのですが、
これは雪が積もっても通行できるように、と言うことだったんですね。
雪のシーズン、普段使っている石段は雪が積もってとても歩けなくなるの
ですが、この鉄の階段は下が開いているので歩いて上がれるのです。

階段を上がっていくと、何やら体育会系の叫び声が聞こえます。イヤホンを
外してみると「ザスッパ草津!!」と連呼しています。ちょうど上がり切った
ところで連呼が終わってしまったのですが、本堂の前でザスパのサポーターが
連呼するのをテレビカメラが撮っていたみたいです。オフィシャルサポーターズ
クラブの人たちのようです。地元の人だと思いますが、群馬の女性はけっこう美人が
多くて驚きました。そういえば、うちの大家さんの奥さんも、年は60歳に近いと
思うんですが、今もって相当な美人です。

また草津に来ました、とお参りしてからスーパーに買い物に行こうと思ったの
ですが、今日はすごく天気が良くて、高原状になっている草津の町の、その向こうに
山々がくっきりと見えます。光泉寺から見る草津の山々の景色が私は大好き
なんですが、じっとしているのももったいないので、久しぶりにバスに乗る
ことにしました。私が選んだのは草津町内循環バスのB巡回と言うコース。
前回、1月に初めて乗ったのですが、道が狭くて景色が良くて、どうして今まで
乗らなかったんだろうと思うほどです。しかも運賃は均一で100円なんです。
これは乗るしかないでしょう、と言うわけで乗ることにしました。

15時ちょうど発のB巡回のお客は3人だけ。まともでないお客は私だけのようです。
途中までは長野原草津口に下りるルートをたどるのですが、広い尾根を成して
いる草津高原の雪原と森の向こうにバーンと榛名山が!榛名山まで見えるのは
すごく珍しいのです。さらに渓谷沿いの下りルートに入ると目の前に浅間山が!
浅間山まで見えるのも私は初めて。あぁ、あのコースをたどると鬼押し出しから
軽井沢に抜けるんだなぁ、と羨望の思いで見ました。いつか行ってみたいですね。


バスは井堀と言う集落からメインルートを外れます。すぐに道が狭くなって、
小型のボンネットバスでも十分に楽しめる道幅に。雪原と森の向こうに浅間山が、
と言う景色が延々続くのですが、その間に田畑を抜け、集落を横切り、川を渡って
走るのです。ギアはずっと2速。雪で路面が凍り付いているので、あまり高いギアだと
駆動力を十分に伝えられないのでしょうか。

谷所から分岐する県道と合流するところで、Highland Expressのバスとすれ違い
ました。Highland Expressとは松本電気鉄道のこと。冬は軽井沢からのルートしか
信州から草津に抜けるルートはないので、こちらを使っているのでしょう。
谷所から元のメインルートに合流して、草津温泉のバスターミナルまで33分の
ミニトリップでした。

それから買い物をして帰ったら夕方の4時。すぐにこたつの中で寝てしまって、
起きたらもう夜の9時前でした。
| SHO | 雑談 | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
久しぶりに短歌を
今回、草津に来て数ヶ月ぶりに歌を詠み始めています。

短歌そのものはずっと読んでいましたが、自分で歌を詠むことは
この数ヶ月間全くできませんでした。どう詠んだらいいのか
分からない、と言う状態にあったので、ひたすら人の歌を読む
ことしか出来ませんでした。それすら中身の濃い読み方ができずに
いました。

歌については、常々さらりと一度読んだだけではいけないと感じて
います。もちろん全く興味の湧かない歌を読んでも仕方ないですが、
本当にいいと思う歌集であれば、密度の濃い読み方をすべきだと
言うのが持論です。具体的には、私の場合は書写をします。
一首の読み落としもなく読むには、これが一番いいと思っています。

今回、この数ヶ月に頂いた歌集の中でちゃんと読めていない歌集を
何冊か持ってきています。田中拓也『直道』、佐藤理江『箱船』、
真中朋久『エウラキロン』。そしてまだ書写の完了していない
本多稜『蒼の重力』、そして数ヶ月以内に読んだ歌集の中で面白かった
柴田瞳『月は燃え出しそうなオレンジ』と島田幸典『no news』。

他に佐藤佐太郎と与謝野晶子の文庫本歌集と万葉集と古今和歌集。
短歌雑誌を何冊か。そして『新潮国語辞典』。愛用の電子辞書にも
広辞苑が入っているのですが、ちゃんと調べたければ紙の辞書の方が
いいでしょう。

自分の中で、何かを削ぎ落として行きたい気分です。捨てるべきものが
たくさんあります。草津に滞在する3ヶ月の間、削ぎ落とすべき刃を
研ぎに研ぎ上げたいと思っています。
| SHO | 短歌 | 18:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
断食道場
今日、吉野山金峯山寺東南院の断食道場に申し込んできました。
と言っても申込書に署名して草津の郵便局から出しただけですが。
まだ参加の可否の返事が来るまで安心できないのですが、
参加できたら嬉しいですね。

くわしくは『はじめての修験道』と言う本に書かれていますが、
金峯山寺で春と秋の年2回、断食道場が開かれています。今回は
それに申し込みました。内容は何かと言うと、2泊3日の間、
断食しながらひたすら止観行(座禅のこと)です。断食行と
しても興味があるし、宿便を出す、と言うことをやったことが
ないのでやってみたい、と言うこともあります。

不思議なのは修験道の(と言うか金峯山寺の)修行で、昨年私が
参加した「蓮華入峯修行」と言う修行にしても、今回の断食行に
しても身体が大変なことは分かっているのですが、なぜかワクワク
いそいそと申し込んでいます。どうしてなのか分かりませんが、
行に入るのを非常に楽しみにしています。今年の蓮華入峯修行の
案内も草津へ来る直前に受け取りましたが、事情が許す限り
ぜひ行きたいと思っています。

申し込んだ帰りに、修行への往路の夜行快速『ムーンライトながら』の
指定券を取りに行ったところ、昨日発売されたばかりなのに今日の
夕方の時点で残席わずか2でした。もちろん窓際など取れるはずもなく、
今回は通路側を確保するのがやっとでした。「青春18きっぷ」の
シーズンでもなく、しかも平日なのにすごい人気ですね。大学生は
春休みに入っている時期だからでしょうか。本当に驚きました。

身体は大変なことが分かっているのに心がワクワクとしてしまう。
不思議なのは修験道の修行です。
| SHO | 修験道 | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
雪の節分
今日は節分です。でも、特に豆まきをすることもなく一日が過ぎました。
今日は一日中寝てばっかりでした。草津に来てから2日になりますが、
ずっと寝てばかりいます。まだ荷物の片づけも済ませていなかったので、
夜になってから全部片づけました。

片づけや部屋の掃除をする時、愛用して聞いている音楽ってありますか?
私の場合はPSY・Sがそうで、掃除とか片づけの時はいつも聞いています。
他の音楽では(特にenyaなんかは)全く何をする気にもなりませんが、
PSY・Sだけは聞いていると片づけをする気になるのです。

草津に来てからはずっとうどんばかり食べていましたが、明日の朝は
久しぶりにご飯です。玄米を食べているので、夜のうちから仕掛けて
います。

草津に来てから、とにかく何をする気にもならなくて寝てばかりいたの
ですが、そういう自分を許すことにしています。とことん寝て飽きたら
動き出しますから。何かを「しなければいけない」とか常に自分に
プレッシャーをかけてばかりでは疲れてしまいます。「しなければ
いけない」時には、何かプレッシャーになっているイメージがあるように
思います。そのイメージから自由にならないと、結局は肩が楽にならない、
そんなことを思います。
| SHO | 雑談 | 23:19 | comments(2) | trackbacks(0) |
山村雅康『人口減少時代の豊かな暮らしと仕事の場』
人口減少時代の豊かな暮らしと仕事の場
人口減少時代の豊かな暮らしと仕事の場
山村 雅康

昨日、草津に行く前に、新宿駅で25分の乗り換え時間を利用してダッシュで
サザンスクエアの紀伊国屋書店まで往復。『人口減少時代の豊かな暮らしと
仕事の場(山村雅康著・批評社)』と言う本を買ってきました。とても楽しみに
していた本です。

実は1月25日発売で27日には店頭に並ぶと聞いていたのですが、27日に紀伊国屋本店と
三省堂新宿店を回っても入荷しておらず、昨日は秋葉原の書泉ブックマートで
探しましたがやっぱり入荷しておらず、草津に行ってしまうと通販で取り寄せる
しかないので、最後の賭けで今日はスーツケースを引きずりながら走って紀伊国屋へ。
ご存じの方も多いと思いますが、新宿駅南口からサザンスクエアの紀伊国屋までは
かなり距離があるので、新宿駅に戻って高崎行きの特別快速に乗り込んだ時には
汗びっしょりになってしまいました。

さて、この本は以前このサイトでもご紹介した『月刊リゾート物件情報』と言う
雑誌の連載『楽園彷徨』の単行本です。全国各地の30ヶ所の土地と、マレーシアの
土地を「新たな移住先を探す」と言う視点から紹介しています。

ところで、この本は面白いことに紀伊国屋本店では「社会政治」、紀伊国屋
新宿南店では「貿易」のコーナーに置かれていました。私の手元にあるレシートにも
「社会政治 ¥1890」と書かれています。

私は、てっきりこの本はIターン関連本の置いてあるコーナー、すなわち国内旅行コーナーや
アウトドアコーナーに隣接した場所に置かれるものだと思っていたので、かなり意外でした。

たしかにテーマそのものは社会政治に関わるもので、そういう見方もできるんだなぁ、と
思いましたが、私自身の中では「自然暮らし」のIターンコーナーに置くのがふさわしいかな、
と思っていました。『月刊リゾート物件情報』がどうしてIターンコーナーに置かれていない
のか不思議ですが、この本がIターンコーナーに置かれていないのも、同じくらいに
不思議なことです。『月刊リゾート物件情報』も『人口減少時代の豊かな暮らしと
仕事の場』も、想定される主な読者層は、これからUIターンを考えている人たちだと
思うのですが。

本の売場の話が長くなりましたが、この本はたくさんの要素を含んでいます。
たしかに社会政治に関わる堅い話としても読めるし、一方でIターンを考える人が
読む本として気軽に読める内容でもあります。ただしオールモノクロなので、
写真の臨場感と言う点では残念です。以前に同じ内容を著者の山村雅康さんご本人の
ページ「楽園通信」で愛読していましたが、カラー写真も素晴らしいのです。
話がそれましたが、精神のあり方と言うものに常に焦点を当てながら書かれた
作品たちでもあり、「新たな移住地を探すということは、究極のところどういう
行為なのか。自分の中のどういう要素がそうさせるのか。」と言うことを常に
追求しています。

この本は移住地探しの旅でもありますが、だからと言って田舎暮らしを勧めている
わけでは決してありません。「移住する」行為は自己探求と言う心の旅の途上で
たどり着いた結果であり、自己探求の結果が自然に囲まれた生活とは限らない
からです。人によっては都会に移り住むことが自己探求の結果である場合もある
だろうし、一口に自然暮らしと言っても、風土、人間環境、産業など移り住む要素は
たくさんあるのです。そして、著者の山村さんご本人は土地の「気」がピピッと来るか
どうかが移住に対する最後の決め手になっているようです。

Iターンを考え続けている一人として、私はIターンはある種の精神的な行為である、
と言う考え方には賛成です。自己探求の結果としてIターンがあるのであって、
決してIターンが自己目的化してはいけないのです。

主な読者層の想定を考えると不思議ではありますが、この本が「社会政治」の欄に
書店から位置づけられていることは意味のあることでしょう。Iターンとは、厳しく
自己を問う行為であると同時に、同じくらい厳しく社会を問う行為でもあると
思うからです。
| SHO | Iターン | 00:25 | comments(2) | trackbacks(0) |
草津に到着
今日、草津にまた戻ってきました。ほぼ20日ぶりです。

今朝起きた時点では、まだ部屋が片づいていなかったので片づけて、
今日の午後に出発、草津にやってきました。電車の中から赤城山が
見えるともうホッとして、吾妻線に入るとチラホラ田圃に雪が。
本格的に積もりだしたのは中之条から先なのですが、田圃の雪景色を
見ているだけでホッとしてしまいました。

大家さんにも「おかえりなさい」と迎えてもらって、落ち着いた部屋は
ものすごく景色が良くてびっくり!白根を一望して、天狗山スキー場の
ナイターの夜景が見えます!今回は諸事情で前々回に同じ大家さんに
お世話になった時のアパートが使えず、別のアパートに入ることになった
のですが、広くて一人暮らしじゃもったいない感じです。

ただ、まだ部屋に暖房がこたつと電気ストーブしかないので寒いです。
自前の電気ヒーターと布団乾燥機が明日届くのですが、今晩一晩は
寒いところで我慢することになりそうです。
| SHO | 湯治 | 23:06 | comments(0) | trackbacks(0) |