藍青

〜晴れ時々日記〜 SHOがつづる短歌、旅行などなどの日記です。
香川県に住んでいるバイク好きです。愛車ヤマハYZF-R6の話も、書いていきます。
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山際淳司『山男たちの死に方』
久しぶりに山際淳司の『山男たちの死に方』を読んでいる。高専時代に
重大な影響を受けた本で、山男たちの生と死を巡るドキュメントである。

日本一周、世界一周と続く人生の中で、いったい何が欲しいんだろう。
今の人生はとても自由だ。目的を持って、それに向かって邁進することは
本当に楽しい。人生を賭けて何かに挑戦することは真に価値のあること
だと思う。日本一周して何が得られる?思い出と満足感だけだろう。それでも
人生を賭けてやろうと思うのは、人生を賭けて何かに挑戦することでしか
得られない独特の感覚が欲しいからだ。そういう感覚が30年の私の人生を
突き動かして生きてきたのだ。

日本一周はごく個人的な挑戦であり、冒険である。今さら日本一周したから
と言って何の地位も名誉もないだろう。しかし、日本一周とは少なくとも
私自身にとっては何十年かの人生を全力で生きた証であり、心の中で生涯
輝き続ける勲章になるだろう。だから常に新しい挑戦を続けることが生涯
必要なのだ。たとえ旅のフィールドでなくても。

私が感じている「飢え」は、きっとたくさんの人が感じているものだと思う。
その飢えをどのフィールドに持って行けば満たされるのか、その違いだけ
だと思う。旅とは私にとっては自己表現の一手段であり、画家がキャンパスに
絵を描くように私は旅するのである。見知らぬ世界と出会うために。

バイク雑誌や歌集を読んでいて、享楽的な、あるいはオタク的なものが
多く見られることは残念である。そういうものを認め、評価する人が多い
ということだと思うけれど、私は読んで満たされないのだ。それらは精神の
ボンボンやエクレアであって、精神の食事にはならないのだ。

自由とは、何ごとかに向かって邁進しようとするその時間のなかにある

と言ったのはアメリカの社会学者、エーリッヒ・フロムだけど、その言葉に
私は真実味を感じる。今、毎日本当に自由を感じているからだ。

二輪の免許を取ったら、次は何に挑戦しよう。それはとても大事だ。何かに
向かって常に挑戦し続けなければ。挑戦し続けることが何より大事なのだ。
今、短期的に最大の課題は、次の挑戦目標をどうするか、ということだ。

それにしても、なぜバイク雑誌はコミュニケーションばっかり求めるの
だろう。私にはそれが不満でならない。バイクも旅も、本質的には孤独な
ものなのに。私も決して孤独に強い方ではないけれど、何かを求めての旅が
人目につくところに発表されず、ただ享楽的な旅や、真面目を装って内実は
ただはしゃぎ回っている旅ばかりが紹介されていることに違和感を感じる。

日本一周のような冒険は本物の危険もあるけれど、本物の危険があるか
どうかは大きな問題ではない。自分にとって冒険かどうかが問題なのだ。
私も私なりの細さのタイトロープを渡っているのだ。
| SHO | バイク日本一周 | 04:52 | comments(0) | - |

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