藍青

〜晴れ時々日記〜 SHOがつづる短歌、旅行などなどの日記です。
香川県に住んでいるバイク好きです。愛車ヤマハYZF-R6の話も、書いていきます。
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白河桃子『Smart晩婚講座 結婚難時代の処方箋』
今日も引き続いて恋愛・結婚関連の話。今回は白河桃子さんの
Smart晩婚講座 結婚難時代の処方箋』を取り上げる。

厳密に言うと、今回取り上げる読み物は本ではない。日本経済新聞に以前連載されて
いたもので、日本経済新聞社のHPにあるSmart Womanと言うコーナーに収められている
Webページである。

昨年、出生率1.29がショックとして伝わった。正確には私は全然驚かなかったけれど
新聞を読んでいる限りお役所では非常に驚いたらしい。人口推計の中位推計では
出生率は今後わずかずつ回復することになっているらしいが、おそらく下位推計の
ように出生率は今後しばらく下がり続けるだろうと私は見ている。

なぜ子供が生まれないかと言えば男女が結婚しないから。平均初婚年齢はどんどん上がり、
2003年の統計では夫が29.4歳、妻が27.6歳に達している。私が生まれた1975年には、
夫が27.0歳、妻が24.7歳だったらしいから、この30年間に2〜3歳は晩婚化が進んでいる
と言うことになる。

さて、晩婚講座の話である。
このページは女性の立場から女性向けに書かれたものなのであるが、なぜ結婚しないかと
言う理由を総括すると「だって、いい男がいないんだもん」と言うことになるらしい。
全31回の章立てを全て紹介するのは大変なので、前半だけ紹介することにする。

 ・第1回 あなたの「結婚しない女」度チェック
 ・第2回 空前の未婚時代に突入!
 ・第3回 本当に「結婚できない男 結婚しない女」の時代なのか?
 ・第4回 みんな本当に結婚したくないの?
 ・第5回 結婚を先延ばししたい理由って?(女編)
 ・第6回 結婚を先延ばししたい理由(男編)
 ・第7回 結婚はわりに合わない?
 ・第8回 結婚に求めるものって?
 ・第9回 王子様は絶滅寸前
 ・第10回 結婚したいけどできない男の条件
 ・第11回 お互いが見えない男と女
 ・第12回 お姫様を待つ乙女系男子たち

私自身について言えば、「閉じこめられるような結婚であれば、したくない」と
はっきり悟ったのはつい最近の話。少し前までは「結婚したい」派だったけれど、
それは「ある程度の年齢になったら、結婚しないのは人間としておかしいから」
くらいに思っていたからだと気づいたのだ。現実には結婚していない(あるいは
できていない)自分とのギャップに悩んだ挙げ句、自己カウンセリングしていた時に
ハタと気づいたのである。「なんだ、僕は結婚したくないんじゃん」って。
そう気づいて、すごく楽になった今日この頃である。

女性側から見た晩婚化の理由(つまり、結婚したくない理由だ)には

「仕事を持つ女性が増えて、女性の経済力が向上した」(66.1%)
「独身生活の方が自由である」(54.1%)
「結婚しないことに対する世間のこだわりが少なくなった」(35.5%)
「仕事のためには独身の方が都合がよい」(30.7%)

などが挙げられているそうだ。一方、男性側の晩婚化の理由としては

「独身生活の方が自由である」(59.6%)

が大きな理由となっているらしい。また、 結婚に対する負担も大きな要因らしく、

「非常に感じる(感じている)」(5.8%)、
「どちらかといえば感じる(感じている)」(30.5%)

と約3分の1の人は結婚に負担を感じているそうだ。負担の内容は、

「経済的負担」(68.9%)
「行動の自由が制約される負担」(33.2%)、
「仕事と家庭を両立させるのが困難な負担」(22.0%)

などが多く挙げられているらしい。自分自身が「結婚したくない理由」と重ねても
頷ける話である。私の場合は人生全体に対して「閉じこめられるのが嫌」と感じていて、
結婚は私の中で持っているイメージとして「閉じこめられる」最たるものだから、
と言うのが理由なのだけれど。

「行動の自由が制約される負担」とは、私の場合は「自分ひとりの時間が持てない」
あるいは具体的に「『自然の豊かな土地で、草津から車で2時間圏内の土地にIターンする』
と言う自分の住居移転希望の障害になる」と言うことでもある。これは私の場合だけど、
人生のどこかで自分の生き方を変えるに当たっては、彼女あるいは家族を説得することが
一番大変でかつ大切だと言うことは一般論として言えるだろう。そして、結婚が生き方を
変える障害になるのであれば、未婚の場合は最初からしないのもひとつの選択だろう。

…そう考える生物学的適齢期の人が増えてきたから、晩婚化も少子化も進むんだけどね。
こんなことを書きつつ、私は「この人とだったら一緒に自分が変わって行くのもいいな、
と思える人だったら結婚するのもアリかな」と書きながら思っている。そうでなければ、
例えば「回りがみんな結婚しているから」と言う理由で結婚する必要はないと思うのだ。

この取材をするにあたって、著者が必ず質問してきたことがあるそうだ。それは

「20代の頃、同じ人と出会っていたら結婚していましたか?」

と言う質問。ほとんどの人が「NO」という答えだったそうだ。そして、その章の最後では

「結婚に依存しない自分」になってからするのが「晩婚」なのかもしれません。
(中略)経済的に自立することだけが「依存しないこと」ではないのです。まず気持ちの問題。


と書いてある。精神的に結婚に依存しなくなってから結婚するのが晩婚と言いたいのだろう。

ところで、晩婚の必須アイテムとして、この書き物ではこんな人が挙げられている。

1,年下男
2,癒し系男
3,小さい男

いわば「3高」をひっくり返した形だ。実際に、晩婚の女性の多くが伴侶として選ぶ
男性の多くがこのタイプのどれかに当てはまるそうだ。私にも姉がいて最近結婚したの
だけれど、たしかにこのタイプのひとつに当てはまっている。

私自身は、実は年上の女性としかお付き合いしたことがない。別に年上専門と言うわけ
でもなく、単に「対等な話のできる人」「一緒にいて気持ちのラクな人」を選んでいたら
結果的に年上ばっかりだっただけの話である。最近は年下の女性でも対等に話のできる人が
周囲に増えてきたから、今後は年下の人とお付き合いすることもあるかもしれない。

何が言いたいかと言うと、本人にそれだけの魅力があるから年下の男性は年上の女性を
伴侶に選んだのだ、と言うこと。年下の彼氏ができると年上の女性って「もっと若い女性に
彼氏を取られるんじゃないか」って心配するみたいなのだけれど、そんな心配は全然いらない。
年上の女性はもっと自分の魅力に自信を持っていい。もし年下の女性に彼氏を取られたとしても、
それは「自分が年上だから」じゃなくて「その年下の女性の方が彼氏から見て人間として
魅力的だったから」なのだ。自分が年上か年下かと言うのは、別れの理由としてエクスキューズに
ならないと私は思う。だからと言って「愛があれば年の差なんて!」とは思わないけどね。

別に年上の女性を狙っていたわけではなく、魅力ある人を選んでいたら結果としてその人が
年上だった、と言うことが重要なのだ。晩婚の女性の伴侶に年下の男性が多く見られると言っても、
その点を押さえておかないと男としては見くびられているような気持ちになる。年下だからと
男を見くびらないでね、と思うのだ。

ある程度の年齢に達した年下男で年上の女性を選ぶ男性なら、年上女を愛するのと
同じ情熱で年下女でも愛せるんじゃないだろうか。要は相手の中身が問題なのである。
晩婚必須アイテムとして年下男を取り上げた章の最後でこんなことが書いてある。

 はるか年上(ちなみに5歳以上)の女性を伴侶に選ぶ男性はとりあえず、
形ではなくその人自身を見てくれている人が多いのです。
 今30代の終わりから40代で、同世代の女性を結婚や恋愛のターゲットとして視野に
いれている男性は、残念ながらほとんどいません。逆に女性たちが選ぶパートナーは
次の世代の男性たちです。なぜ彼らはひと世代も年上の女性を選ぶことができるのか。
それは女性たちが10年かけて達した結論「結局、年ではなく、その人」という答えを、
もう知っているからなのかもしれません。

| SHO | 晩婚 | 04:45 | comments(5) | trackbacks(0) |

コメント
 興味深く読ませて貰いました。

 確かに、最近は年令の若さや外見の価値尺度で異性を見る事が無くなったように感じます。

 とどのつまりは、その人がどんな人であるのか、自分がどこか無理させられそうな人ではないかどうか、と言うのが、判断の基準になっている気もします。

 、、、、問いつつ、晩婚化に拍車を掛けている一人なのですが。(^^;
| 慎之助 | 2005/07/25 9:40 PM |

タイプで言えば、わたしはあまり結婚しなくてもいい人間だった気がします。
ひとりであちこちに行くし、制限されるのは嫌いだし、譲れないことがいろいろあるし。
結婚願望もほとんどなかったのに、結婚してしまったのは、
あるとき突然そういう流れができて、勢いのままにそちらに進んだ、という感覚です。

わたしは結婚してよかった、と思っていますが、
それでも、仕事を辞めてしまったことに複雑な思いはあって、
30代独身女性の特集があると熱心に見ていたりします。

いままで街に近いところで暮らしていたので、
個性の尊重とか自由な生き方とか、
結婚していようが夫婦はそれぞれ個であるとか、
そういう概念で生きていたのですが、
今いるところは少し古い常識が主流みたいです。(要は田舎と言うこと;)
たとえば、女性が30過ぎて未婚であるのは、行き遅れだとみる見方とか、
知り合いにお見合いを頼む風習があるとか、
何かイベントがあるとき、たいていの人は夫婦そろってくるとか
男の人にはご飯をよそわせないとか(
食事関係は一切女性の役目って感じです。男性にとってはいいかも、お茶もお代わりも自分で立たずに済むし)
お見合いする人たちについても、事前情報が
「顔は十人並みだけど眼鏡かけてるね」だったり(眼鏡はマイナスポイントらしい)
「公務員だし家は農家だから食いっぱぐれない」だったり、
こういう土地で育った人は、地域の雰囲気に押されるように早く結婚するのだろうかなと思います。
| ぶんやあき | 2005/07/25 10:31 PM |

>慎之助さん
辛島美登里さんの『年下の彼』って曲があるじゃないですか。
私はあの曲の歌詞が好きじゃないんですが、なぜかと言うと経験的に
あんな年下男はあり得ない(少なくとも私は)から。たぶんあの曲は
実話じゃなくて妄想だと思いますが、美登里さんは年上の女性を選ぶ
男性の真剣さをずいぶん見くびっているなぁ、と私は思っています。
そうでなければ相手にしている男性のレベルが低すぎますね。

>ぶんやさん
ぶんやさんの住んでいる地域だと、たしかにそんな風習が今も残って
いるんでしょうね。私も田舎に引っ越そうとしているので、その辺は
土地に根付く上で心配なポイントだったりします。その土地の習慣と
どう折り合いをつけるか、と言うのは(ぶんやさんはよくご存じでしょうけど)
Iターンする上で大きな障害のひとつなんですよね。

東京都に住む30代前半の男性の半分以上は今や独身なんですけどね。
地方の方が、ある意味では健全とも言えるし、ある意味では異常とも
言えるなぁ、と思っています。

| 西村一人 | 2005/07/26 1:39 AM |

 美登里さんのあの曲は、年下と言っても、2〜3歳くらいの歳の差の組み合わせなのかな、と、私は思っていました。
(もちろん、空想、と言うか妄想?では無いかなとは思います(笑))

 むしろ、少ない歳の差を背伸びしている情けない男に見えて、微笑ましい様な印象が私はありました。

 結局は、お互いに相手をリスペクト出来るかどうか、が、鍵の様に感じています。
| 慎之助 | 2005/07/26 9:50 PM |

慎之助さん

>結局は、お互いに相手をリスペクト出来るかどうか、が、鍵の様に感じています。

そうそう、最後は結局そうなんですよね。
相手が年下だろうと年上だろうと、やっぱり敬意を払う人には敬意を払いますよね。
今、倉田真由美の『だめんずうぉ〜か〜』を読んでいるのですが、あの曲の
作中主体の女性は、まさしく『だめんずうぉ〜か〜』の女性です(笑)。
| 西村一人 | 2005/07/26 10:48 PM |

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