藍青

〜晴れ時々日記〜 SHOがつづる短歌、旅行などなどの日記です。
香川県に住んでいるバイク好きです。愛車ヤマハYZF-R6の話も、書いていきます。
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『DIE UNENDLICHE GESCHICHTE』 by Michael Ende (ミヒャエル・エンデ『果てしない物語』)
今、ミヒャエル・エンデの『果てしない物語』を読んでいます。
この本は映画『The never ending story』の原作。私が借りて来た本は岩波書店の
エンデ全集のもので、上下二冊に分かれています。ものすごく長くて、今ようやく
上巻を読み終えたところ。映画は何度も見ているのでだいたいのストーリーは知って
いますが、原作と映画はストーリーが少しずつ違っているようです。

私が好きな歌人、安藤美保さんがこの本を好きだった(この本に限らず、ヨーロッパの
児童文学ものが大好きだった)そうですが、私はまだ読んだことがありませんでした。
そもそも児童文学ものを読むのはほとんど20年ぶりに近いと思います。こんなに
この世界が面白かったとは。かなり分厚い本ですが、半日もかからずに上巻を読み終えたので、
下巻もアッと言う間に読み終わりそうです。私の知り合いはこの本を最後まで読み切ることが
できなかったそうですが、私は(苦もなく、とはいかないかもしれませんが)おそらく
読み切れるでしょう。読書の才能はある方だと思いますので。

日本の古典の現代語訳ものは、子供の頃にほとんど全て読んだことがあります。『古事記』
『平家物語』『義経記』『太平記』『雨月物語』『東海道中膝栗毛』『南総里見八犬伝』
などなど…。語り始めればキリがないほどよく読みました。今思うと、ほとんどの
日本の古典は読んだことがある、と言うのは貴重な財産でしたね。外国の方と日本の
文学の話になった時に、全く臆せずに話ができるから。

話がそれましたが、この物語はバスチアンという現代の少年の物語とアトレーユという
ファンタージェン(と言うファンタジーの世界)の少年の冒険物語が同時進行で進んで
行きます。インクの色がバスチアンの時は赤、ファンタージェンの時は青になって、
境の区別がちゃんとできるようになっています。

この本の中で「何かを望んで、それがとうていかなえられない望みであると分かって
いるうちは、おそらく何年でも、自分がそれを望んでいると固く信じている。ところが
突如、その夢の望みが現実にかなえられそうになると、ただもうそんなことを望まなければ
良かったと思うものだ」と言う一節があって、本当にその通りだなぁ、と思いました。
本の中の夢の世界と現実の世界との対話と融合が、この本を貫く大きなテーマになって
いますが、この本の抱えているテーマは自分自身の今抱えていることにも大きく
関わっていて、読めば読むほどため息をつくばかりです。

ある頃から、私はファンタジーの世界を避けてノンフィクションものばかり読むように
なっていました。なぜファンタジーの世界を避けるようになったのか、それがいつ頃から
なのか全然覚えていないのですが、どうしてなんだろう。

よく分からないことだらけですが、面白いので続いて下巻も読むことにします。しばらく
ファンタジーの世界に遊んできますが、ではではごきげんよう。
| SHO | 短歌 | 17:47 | comments(0) | trackbacks(1) |

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「はてしない物語」Die unendliche Geschichte・The Neverending Story
 ご存じドイツ児童文学の巨匠ミヒャエル・エンデの名作です。私は岩波書店刊の日本語訳(名訳だと思います。)を読み、それから何年か経ってから英語訳PBで読み直しました。英語訳版の文章はとても読みやすくてお勧めです。  ・・・バスチアンという少年が、とある
| uritarouのビブリオマニア生活 | 2005/06/04 4:30 PM |