藍青

〜晴れ時々日記〜 SHOがつづる短歌、旅行などなどの日記です。
香川県に住んでいるバイク好きです。愛車ヤマハYZF-R6の話も、書いていきます。
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岡村孝子『Eau Du Ciel(天の水)』
吉野へ出発後に更新できる保証はないので、今日の分も先に更新しておきます。

今、聞いているのは岡村孝子の1989年のアルバム『Eau Du Ciel』です。「天の水」
と言うサブタイトルが付いていますが、これはタイトルの日本語訳なのかな?
私はフランス語が読めないので分かりません。

このアルバムは、おそらくアルバム単位では私が今までの一生のうちで最も繰り返し
聴いたアルバムです。「アルバム単位で」と断ったのは、曲単位では、あるいは
アーティスト単位では岡村孝子以上に聴いているアーティストがいるからですが、
アルバム単位ではおそらく私の人生で最も回数を重ねて聴いているアルバムです。

このアルバムの何が好きなの?と言われたら、音楽全体でしょうか。メロディも
歌詞もアレンジも好き。一曲目の『長い時間(たび)』のイントロを初めて友達の
部屋で聴いた瞬間から熱烈に好きで、それから15年近く経った今でもやっぱり好き。
一目惚れで今でも「間違ってなかった!」と言う状態が長く続いています。

岡村孝子は1962年生まれ。大学時代の1982年に女性デュオ「あみん」でデビュー、
『待つわ』で紅白出場まで果たしたものの「あみん」は一年半で解散。実家に
いったん帰ったものの、やはり音楽への夢は捨てがたく、再度上京して1985年に
アルバム『夢の樹』を発表。『Eau Du Ciel』は彼女の通算5枚目のアルバムに
なります。

このアルバムは岡村孝子のレコーディング歴で大きな転換点になったアルバムです。
イギリスのチェッケンドンと言う村にあるスタジオで初めてレコーディングを
行ったアルバムで、以後の彼女は結婚するまで毎年春になるとチェッケンドンに
行ってレコーディングを行っていました。

岡村孝子のそれまでのアルバムと言うのは、どこか暗くて後ろ向きな印象を与える
曲が多いんですが(でも、私はこの時代の彼女のアルバムも大好きです)、
『Eau Du Ciel』では、一皮むけて力強く音が押し出してくるような印象があります。
明るく強く音が弾け飛ぶと言うか。実際に、「自分と音楽との距離について
考え悩んでいたのが、チェッケンドンの環境に包まれてさっと解消された」
アルバムなのだそうです。

私がこのアルバムに出会ったのは1991年の春。最初に友達の家で聴いた時から
大好きで、ダビングしてもらったテープが半年ですり切れて音質がものすごく
悪くなった(アルバムの聴きすぎでテープが本当にすり切れた、と言うのは私の人生で
他にありません)のでCDを買って、今に至っています。CDってすり切れたり音質が
劣化しないから便利ですね。

どことなくポジティブなことばかりこのアルバムに関しては書いていますが、
解放された感じもする一方で、自問自答気味の歌詞も目につきます。自問自答気味の
自分がすっかり解放されてしまったのではなく、そんな自分をこれから解放しようと
言うパワーみたいなものを感じるのです。ありのままの自分を見つめ直す作業の中で
書かれた歌詞が多いんじゃないかと私は感じます。

今まで、「このアルバムのどこがいいのだろう」と言うことは全然考えて来ません
でした。でも、改めてアルバムを聴きながら考えてみると、自分自身を見つめよう、
そしてありのままの自分自身を引き受けよう、と言う姿勢みたいなものが
音楽全体から伺えて、それが私は大好きなのかと思いました。

岡村孝子の曲は、このアルバムの数年後から曲と声と歌詞とアレンジのバランスが
とても気持ち悪い状態と言うか、はっきり言ってメロディと歌詞と声がバラバラで
全然合っていない状態が現在まで続いているので、最近の新しいアルバムは情報は
手に入れつつも全く聴いていません。でも、このアルバムから翌年のアルバム
『kiss』にかけての彼女の音楽は最高。一番脂が乗り切った時期のアルバムだと
言えるのではないでしょうか。
| SHO | 音楽 | 03:45 | comments(1) | trackbacks(0) |

コメント
はじめまして。

中古CDショップで「ミストラル」と「Kiss」を何となく買って聴いて以来、私も岡村孝子さんの曲が大好きでよく聴いています。そのときは彼女が「あみん」の一人だと知らず、ましてや名曲「夢をあきらめないで」を歌った人だということさえ知っていませんでした。

岡村さんの曲については、西村さんの言うとおり「Eau Du Ciel」「Kiss」あたりが一番バランスが良いと思い、「SWEET HEARTS」「Reborn」「Sanctuary」など比較的新しいアルバムでは、彼女の声がやけに大きく聞こえ、聴きづらさを感じています。歌声や編曲自体は嫌いではないのですが(歌詞はあまり気にしていない)、このアンバランスさがそれらを台無しにしていると思えてなりません。

ちなみに私は、「Eau Du Ciel」の中では「愛がほしい」が一番好きです。テンポも早く、ドライブに向いている曲ではないかと。
| 綾川ほとり | 2007/08/14 10:20 PM |

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