藍青

〜晴れ時々日記〜 SHOがつづる短歌、旅行などなどの日記です。
香川県に住んでいるバイク好きです。愛車ヤマハYZF-R6の話も、書いていきます。
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自然に囲まれていれば、人は幸せになれるのか
タイトルの答えは、「No」でもあるし「Yes」でもあります。私の場合は。

なぜ最初に「No」が来ているのか。それは、私自身の体験から、
「自然に囲まれているだけでは、十分ではない」と感じるからです。

私は高専を卒業して船乗りになって、世界中を回っていました。船乗りなんて
いつも大自然に囲まれていて、いい仕事じゃない、と言う考え方もあるけれど、
私自身はずっと不満に思っていたことがありました。

それは「海が遠い」と言うこと。意外かもしれませんが、私が乗っていたのは
外国航路の大型船だったので、私の目線は海面からかなり高いところにあったのです。
どういうことかと言うと、五感で海そのものを感じられる環境ではなかったのです。

もともと帆船が大好きで、海の匂いを目一杯に嗅ぎながら船乗りへの階段を
上がってきた私にとって、自分の職場環境が海からある意味で切り離されて
いることは非常に苦痛でした。そして、札束で頬を叩かれるかのように働くことも
また、非常に苦痛でした。そう言いながら大学は土木工学科の海上交通工学を
専攻と、また同じような系統のところを選んでしまったわけですが、身体的な
レベルで、修正できないほどの生き方のズレが出来てしまっていた。それが
結果的に療養生活を余儀なくされた遠因のひとつです。

長野県は農業が盛んなので、例えば青果の卸売り会社に入ってみたとする。
事務なり営業なりで入ったとして、私は自分の扱う出荷物を見てどう思うだろうか?
おそらく「出荷物を生産する現場に立ち会いたい」と思うんですね。海象気象の
影響なんて関係なく突き進めるほど大型のコンテナ船よりも、海象気象の影響を
どう読んで航行していくかが面白さであり醍醐味である帆船に惹かれるように。
私は「現場」が好きなのであって、その成果を紙の上で右から左に回す仕事には
魅力を感じない人間なんだと思います。それだったら、東京で勤めていても
同じじゃない?と思うんです。もちろん自然環境などは違いますけど。

つまり、それって農家をやりたいってことなのか?と思うと想像するだけで
ゾッとするんですが。私の父方の親戚は今も農家をやっていますのであり得ない
話ではない、と思います。ただ、それにしても私は農業なんて関係もないところで
暮らしてきたし、農業に関して何にも知らないわけですから、何でまたそんな
大変で儲からなさそうな仕事の話が出てくるわけ?と自分で思います。まぁ、
長野県は第一次産業が盛んなので、これもあり得ない話ではないんですが。

人は、自然に囲まれていれば幸せなんだろうか?Yesでもあると思います。
ただ、そこにいるだけでいい程の自然と言うものが圧倒的に存在していることも
事実。草津なんかは、夕方に買い物しに歩くだけで、あるいはスキー場のリフトで
山の中腹に上がるだけで幸せな気持ちになります。それほど大きな山の景色が
広がっているのです。だからと言って草津に定住する気になるかと言われると
ちょっと違うんですが。

一年と言う限られた療養期間の間で、身体を治し、次の人生についての基本的な
ガイドラインを立てることが今の私の仕事です。次の人生をどう組み立てて行こうか、
楽しみながら深めて行きたいと思っています。一年後の今頃には、何らかの
見通しをつけて移住することができれば、と思っています。

この問題については、また考えてみたいと思います。
| SHO | Iターン | 13:47 | comments(0) | trackbacks(0) |

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