藍青

〜晴れ時々日記〜 SHOがつづる短歌、旅行などなどの日記です。
香川県に住んでいるバイク好きです。愛車ヤマハYZF-R6の話も、書いていきます。
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「働け、働け!」はイヤなのはなぜ?
私の愛用するPHS兼ポケットPCのW-ZERO3のテレビCMを見ていて、すごく
イヤな気分になった。「働け!」とけしかけてくるCMなのだが、なぜ私は
このCMを見ていてすごくイヤな気分になったのだろう。

私が船乗りを辞めたのは、働きすぎで心身ともにおかしくしたから。もともと
船乗りは給料はびっくりするほど高いけど、危険だし責任は重大だしストレスの
逃げ場がないし、睡眠は細切れだし休みはまとめて取れる…と思いきや下船
しても研修ばっかりで乗船中に崩した体調を診てもらうことすらイヤな顔を
されたし、心身ともに限界まで疲れ果てていたのだ。多い時には1日18時間も
働いていた。当時いた会社は今や日本最大の会社のひとつになったけど、
従業員個人の人間らしい生活を踏みにじって達成した成果なのだから、私は
大手を振って喜べないと思っている。船乗りは自殺の多い職場なのだ。

「ゆとり教育」に対する批判がかみすばしいが、本当に「ゆとり教育」はダメ
だったのだろうか?授業時間数の減少に見合った学力水準では学力低下に
なるのは当たり前で、それでもゆとり教育が導入された背景には「現状の
受験戦争では、とても子供が子供らしい時間を過ごすことができない」という
反省があったからではないのか。私も受験戦争をくぐってきた世代だけど、
小学生の頃から塾に毎晩通い詰めた生活が正常なものとは今もって思えない。

問題はゆとり教育ではなく、大人の側が受験戦争当時の学力詰め込みの認識の
ままにゆとり教育を行ったからではないのか。その反省なしに「ゆとり教育」を
廃止しても、また「お母さん、○×中学に行けなくてごめんなさい」と自殺する
子供たちを生むだけだろう。彼らの死を無駄にしないためにゆとり教育が
導入されたのではなかったのか。今のままじゃ、彼らの死をまた無駄にする
ようで、私は我慢がならない。

話を戻すけれど、「働け!働け!」というのが私はイヤなのは、小学生時代
からの受験戦争当時の傷ついた自分の思い出、そして最初の社会人時代の
心身ともにおかしくなってなお余裕なく働かなければならなかった思い出を
刺激されて、たまらなく自分がみじめになるような、いたたまれない思いが
するからなのだ。思えば大学時代もそうだった。

私は地位や名誉が喉の奥から欲しくてたまらないくせに、いざそれを手に
すると短期間で手放したり手放さざるを得なかったりするのは、地位や
名誉に伴って生じる心身を極限まですり減らす生活のストレスに私は耐え
られないからなのだ。あえて言えば、私が一生をかけて今も戦っている
ものは、そして今も転職活動をしながら「また同じ生活が待っているんじゃ
ないだろうか?」という不安を拭えないものは、私を過去に苦しめ続けて
体調を崩して草津にまで追いやったものは、今もまだ私のそばにいる。
| SHO | 携帯から | 19:01 | comments(0) | - |

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