藍青

〜晴れ時々日記〜 SHOがつづる短歌、旅行などなどの日記です。
香川県に住んでいるバイク好きです。愛車ヤマハYZF-R6の話も、書いていきます。
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立冬と橘いずみとサディスティック・ミカ・バンド
昨日は立冬だったらしい。草津も初雪が降ったらしい。「らしい」と伝聞形
なのは私は雪が降った瞬間を見ていないからで(昼間に風花が舞ったのは
見たけど)、でも夜、出勤前に起きると昨日までとは明らかに違う寒さの
質に「冬が来た」と思った次第。

高専生だった10代の頃、瀬戸内で育った私は毎年冬になると電車で雪を
見に旅行していた。新潟が多かったなぁ、当時は。いつか雪国に住みたい
とは思っていたけれど、仙台の大学に進学してから今冬で7シーズン連続で
雪国での冬を迎えようとしている。仙台で4シーズン、そして草津の冬も
はや3シーズン目だ。おそらく、来年も5年先も10年先も私は雪の降る土地に
住み続けるだろう。

交通事故のリハビリのために上京したついでに、最近上京してきた親友と
2年半ぶりに再会した。私の周りには鉄道会社に勤める人が多くて、彼も
ご他聞に漏れず、さる大手私鉄に転職したのだ。ほとんど3年ぶりに近いと
お互いの近況が全然変わっていて、彼が昨年結婚したのを一昨日初めて
知ってびっくり仰天。向こうも私が結婚の事実を知らないことにびっくり仰天。
道理で車で長距離通勤していたヤツが職場の近くへ急に引っ越したのか。

橘いずみの「GOLDEN BEST」を買った。こういうマイナーなCDがあるのは
さすが東京。感覚が当時とはずれてしまったのでアルバム単位で聞きたい
とは思っていないけど、「上海バンドネオン」とか「失格」「東京発」(この曲が
入っていたのは嬉しかった!)とか、時々聞きたくなる。自分の中の怒りの
やり場がなくて、でも生きていかなきゃけない時に。

久しぶりに聞くと、ダサくて、でも熱くて背中が震えた。高専時代に橘いずみの
大ファンだったのだ。尾崎豊と同じプロデューサーだったので女・尾崎豊と
呼ばれていた橘いずみ。逆境で彼女の歌を支えに生きていた10年あまり前も、
そして今も私はそんなに変わっていない。性格は少し穏やかになったけど、
相変わらず「怒れる17歳」の部分を持ち続けているし、孤独だ。

もう1枚買ったのが、サディスティック・ミカ・バンドの「ナルキッソス」。キリン
ラガーのCMでかかっていた「タイムマシンにおねがい」が好きで、でも
サディスティック・ミカ・バンドの名前は聞いたことがあっても聞いたことは
なかったので、木村カエラが新しいボーカルだとはWikipediaで調べて
初めて知った。調べてみると、ずいぶん他のメンバーとは歳の差がある。
私は2006年現在の今しか知らないから、木村カエラが元々からボーカル
なんだとばかり思っていた。それくらい声が音になじんでいる。

レベッカが好きな人ならサディスティック・ミカ・バンドの今の音が好きかも。
現代版レベッカって感じがした。もっともレベッカの現役世代には「それは
年代が逆」って言われるかもしれない。サディスティック・ミカ・バンドは
1970年代、レベッカは1980年代が活動時期だから。

他の曲では「Big-Bang,Bang」あたりも好き。カラオケで歌いやすそう。
私はちょうどNOKKOと声の高さが同じみたいで、カラオケでレベッカの
「フレンズ」を歌って997点を叩き出したことがある。あんまりロックを
聞かないポップス専門の私だけど、たまにロックも聞きたくなる。

あるメルマガの中で、「ワーカホリックやハードワーカーの人は、成功する
感じはあるかもしれないけれど、豊かさを感じることはできない。得た
お金は入ってきたのと同じ速さで逃げてゆく」と書いてあった。

じゃあ、「ワーカホリックでない人は、豊かさを感じることはあるかも
しれないけれど、成功する感じを得ることはできない」のだろうか?

そう考えてみると、私には「成功する=お金がたくさん手に入る」という
価値基準があることに気づく。このことはお金の話だけじゃなくて、
例えばバイクは排気量が大きくて高性能な方がいい、免許は普通より
大型の方がいいとか、学歴は少しでも高い方がいい、スピードは少しでも
出せた方がいい、収入は少しでも多い方がいい、社会的ステータスは
少しでも高い方がいい、精神的には傷つかない方がいい、あるいは
それらの裏返しとして、「少なかったら価値がない」、あるいは「たくさん
持っていてもそんなものは…」という(逆のことを言っているけれど
根っこは同じ)自動的な反応になっている、あるいはそう信じ込んで
いる自分を発見する。「だから自分は…」みたいなことも、思う。

で、どちらかが「良い」、どちらかが「悪い」という二元論の中で生きて
いるのも痛切に感じること。今こうして書いていても、「二元論で生きては
いけない」という心の声と「その考え方そのものが二元論じゃないの?」
という心の声が交錯している。

バイク選びについて、結局は私が大いにこだわって「欲しい」と言い続けた
2つのバイクの良いところ取りしたバイクを買ったよなぁ、と思う。その
2車種とはホンダ・ゼルビスとホンダVFR400R。ゼルビスの積載能力や
居住性とVFRの高速性能と高速安定性と。シリンダ配置の関係で
燃費はゼルビスより悪くVFRよりは良い。そして何より、私が好きな
ホンダ・ホーネットと同じ音の感じがする。アイドリング中はドゥドゥドゥ…
という太い音がして、加速するとキーンという甲高い音が伸びてゆく。
カムギヤトレーン採用車種ではないのに(カムギヤトレーンはホンダ
独特の技術で、FZ400はヤマハのバイクなので)同じ音がするのは
どういうことだろう。

インターネットで偶然見て「これに乗るかもしれないなぁ」と何となく
思ったバイクにまさか本当に乗ることになって、今回は縁だなぁ、と
思っているところ。まだ事故からのリハビリ中ということもあり、FZの
本気走りはしていないのだけど、本気で走れば相当速いバイクらしい。
スタイリングも「さすがヤマハでFZを名乗るだけのことはある」と
納得させる。レーサーレプリカではないけれど、このバイクを買って
FZ6フェーザーやFZ1フェーザーに親しみを抱くようになった。いかにも
ヤマハのFZという(うまく説明できないけど)スタイルなのだ。ただし
FZ400にはフェーザーのペットネームはついていない。私のFZは
黒一色なので、フロントマスク回りを見ていると「ダースベイダーに
似ているなぁ」ってつくづく思う。

優秀な性能を持ちながら、たった2年でカタログ落ちした非運の名車、
というのも気に入っているところ。それでいてオーナーからの評価が
総じて「高い水準で性能をバランスさせたバイク」なのもお気に入り。
バイク選びの大きな参考になるべきバイクインプレッションのサイト
「単車選び」の中で、マイナー車にも関わらず4つに分けないといけない
ほどたくさんのインプレッションが集まっていることからも、FZ400が
使い勝手と性能の両面で優秀なバイクであることが伺える。

だいたい、私の好きなものって「マイナーだけど知ってる人には評価が
高い」ってものが多いのだ。音楽では鈴木祥子、短歌では安藤美保、
そしてバイクではホンダ・ゼルビス。もしゼルビスがCB400SBなみに
売れるバイクで、安藤美保が夭折せずに俵万智なみの人気を博して
いたら、私がこれほどのめりこんで好きだったかどうかは疑わしい。
もちろん、ある程度以上は好きだったにしても。ライダーハウス
「粒麗荘」のご主人にも「相変わらず渋い趣味してますねぇ」と
言われたのだけど、FZ400が2年でカタログ落ちしてなかったら、私は
この車種をある程度以上好きになったのだろうか。もちろん、今回は
シンクロニシティの要素が非常に大きいのだけど、これがCB400SFで
同じことが起こるとは到底思えないのだ。

| SHO | 携帯から | 09:37 | comments(0) | - |

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