藍青

〜晴れ時々日記〜 SHOがつづる短歌、旅行などなどの日記です。
香川県に住んでいるバイク好きです。愛車ヤマハYZF-R6の話も、書いていきます。
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山村雅康『人口減少時代の豊かな暮らしと仕事の場』
人口減少時代の豊かな暮らしと仕事の場
人口減少時代の豊かな暮らしと仕事の場
山村 雅康

昨日、草津に行く前に、新宿駅で25分の乗り換え時間を利用してダッシュで
サザンスクエアの紀伊国屋書店まで往復。『人口減少時代の豊かな暮らしと
仕事の場(山村雅康著・批評社)』と言う本を買ってきました。とても楽しみに
していた本です。

実は1月25日発売で27日には店頭に並ぶと聞いていたのですが、27日に紀伊国屋本店と
三省堂新宿店を回っても入荷しておらず、昨日は秋葉原の書泉ブックマートで
探しましたがやっぱり入荷しておらず、草津に行ってしまうと通販で取り寄せる
しかないので、最後の賭けで今日はスーツケースを引きずりながら走って紀伊国屋へ。
ご存じの方も多いと思いますが、新宿駅南口からサザンスクエアの紀伊国屋までは
かなり距離があるので、新宿駅に戻って高崎行きの特別快速に乗り込んだ時には
汗びっしょりになってしまいました。

さて、この本は以前このサイトでもご紹介した『月刊リゾート物件情報』と言う
雑誌の連載『楽園彷徨』の単行本です。全国各地の30ヶ所の土地と、マレーシアの
土地を「新たな移住先を探す」と言う視点から紹介しています。

ところで、この本は面白いことに紀伊国屋本店では「社会政治」、紀伊国屋
新宿南店では「貿易」のコーナーに置かれていました。私の手元にあるレシートにも
「社会政治 ¥1890」と書かれています。

私は、てっきりこの本はIターン関連本の置いてあるコーナー、すなわち国内旅行コーナーや
アウトドアコーナーに隣接した場所に置かれるものだと思っていたので、かなり意外でした。

たしかにテーマそのものは社会政治に関わるもので、そういう見方もできるんだなぁ、と
思いましたが、私自身の中では「自然暮らし」のIターンコーナーに置くのがふさわしいかな、
と思っていました。『月刊リゾート物件情報』がどうしてIターンコーナーに置かれていない
のか不思議ですが、この本がIターンコーナーに置かれていないのも、同じくらいに
不思議なことです。『月刊リゾート物件情報』も『人口減少時代の豊かな暮らしと
仕事の場』も、想定される主な読者層は、これからUIターンを考えている人たちだと
思うのですが。

本の売場の話が長くなりましたが、この本はたくさんの要素を含んでいます。
たしかに社会政治に関わる堅い話としても読めるし、一方でIターンを考える人が
読む本として気軽に読める内容でもあります。ただしオールモノクロなので、
写真の臨場感と言う点では残念です。以前に同じ内容を著者の山村雅康さんご本人の
ページ「楽園通信」で愛読していましたが、カラー写真も素晴らしいのです。
話がそれましたが、精神のあり方と言うものに常に焦点を当てながら書かれた
作品たちでもあり、「新たな移住地を探すということは、究極のところどういう
行為なのか。自分の中のどういう要素がそうさせるのか。」と言うことを常に
追求しています。

この本は移住地探しの旅でもありますが、だからと言って田舎暮らしを勧めている
わけでは決してありません。「移住する」行為は自己探求と言う心の旅の途上で
たどり着いた結果であり、自己探求の結果が自然に囲まれた生活とは限らない
からです。人によっては都会に移り住むことが自己探求の結果である場合もある
だろうし、一口に自然暮らしと言っても、風土、人間環境、産業など移り住む要素は
たくさんあるのです。そして、著者の山村さんご本人は土地の「気」がピピッと来るか
どうかが移住に対する最後の決め手になっているようです。

Iターンを考え続けている一人として、私はIターンはある種の精神的な行為である、
と言う考え方には賛成です。自己探求の結果としてIターンがあるのであって、
決してIターンが自己目的化してはいけないのです。

主な読者層の想定を考えると不思議ではありますが、この本が「社会政治」の欄に
書店から位置づけられていることは意味のあることでしょう。Iターンとは、厳しく
自己を問う行為であると同時に、同じくらい厳しく社会を問う行為でもあると
思うからです。
| SHO | Iターン | 00:25 | comments(2) | trackbacks(0) |

コメント
初めまして。山村さんにこちらを教えていただいてまいりました。
『リゾート物件情報』編集の安武と申します。

件の本は新宿駅ビルのルミネ2のブックファーストで売っていました。
残念ながらこのお店、1月一杯でルミネ1店と統合になってしまったのですが、
ルミネ1も駅に直結していますので、紀伊国屋書店よりは便利かもしれません。

このお店には、現在書店側の事情でまだ『リゾート物件情報』を置いていただいていませんが、
いずれ、というお話にはなっております。
雑誌の置き場所はある程度お願いしているものの、
お店ごとの事情もあって、ほとんど聞き入れていただけないのですよ。
読者の方にもご迷惑をおかけしているだけに、何とかしたいところです。
| 安武羽月 | 2005/02/09 3:39 PM |

阿武様、初めまして。
ようこそお越し下さいました。

ルミネにブックファーストがあるとは知りませんでした。
新宿の辺りは、本屋が多いのはいいのですが、どこにどの本屋が
あるのか、知らないと本当に分からないですね。紀伊国屋よりは
便利そうですので、機会があれば行ってみたいと思います。

雑誌に限らず、書籍の置き場所はとても大事な問題ですね。
買うべき人が買うべき本を買えない、と言うことは売る側に
とっても買う側にとっても不幸なことかと思います。

今後とも、Iターンに関する話題をこのサイトで扱いたいと思います。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
| 西村一人 | 2005/02/09 10:37 PM |

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